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今だって青年は「荒野をめざす」はず!マカピーな日々#0331

マカピーです。

あれは、20歳になる前だったと記憶しています。

マカピーは毎年春先になると、居ても立っても居られないような、狂おしい気持ちになるのでした。

そうそう、若さがなせる?頭がおかしくなりそうな気持ちが、この曲「夢中さ君に」に表れています。

「そうだ、ここにいちゃいけないんだ。どこか遠くへ行こう!」

と、同時に

「あの娘との事をもっと発展させるには、日本にいるべきだろう?」

「いやいや・・・・うーん、どっちが優先順位なんだよー?」


おそらく、誰でもそんな時があったはずです。


そんな中で読んだ五木寛之さんの作品とザ・フォーク・クルセーダーズの「青年は荒野をめざす」の歌が頭の中にこだましていたんです。


そして沢木耕太郎さんの「深夜特急」も含め、とりあえず世界一周するのにどれだけ費用が掛かるものなのか?と手記などを読み漁った時期でした。


あの影響力というのは、現代のユーチューバーだったりインフルエンサーと呼ばれる人と同等だったと言えるでしょう。

同級生の友達が「俺アマゾンの筏下りに行ってきたんだ」とか「アフリカ行くついでにキリマンジャロ登ってきた」なんて言う話も刺激的だったので自分も一歩を踏み出さねばという気持ちが強かったのでしょう。

彼らの生き方は当時の右肩上がりの経済成長期にあっても、もっと別の生き方があってもいいんだって考えさせてくれました。

その一方で「世界放浪する奴らはひきょうな連中だ!経済活動や生産に関わらないで豊かな青春を謳歌した連中は、後にみじめな老後が待っているんだぞ!」と声高に言う人達もいました。


結局、マカピーは学生時代に米国での1年間の農業実習に行ったことで、その後の生き方が変わりました。そこに分岐点でした。一度は日本で就職しますが海外で仕事をする道を選ぶことになりました。

その行動は結婚も含め、海外で暮らす生活を続けるのも漠然とした「憧れ」や誰にも言えない荒唐無稽な夢だったのですが、確かに自分にあったのでした。

そして自分の子供たちは多言語で生活できる教育を受けて欲しいと思っていたことも実現しました。まさかその時は、長男が英国女性と結婚する事までは想像していませんでしたけど。


さて、コロナ禍の今はどうでしょう?

海外に出ることもできない状況で、若者が目指す現代の荒野はどこにあるのでしょうか?

マカピーでした。

最後までお読みいただき感謝します。トライアルには失敗はない。







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