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門司港&下関フェリー旅行記(だけどフェリーの写真は少ない①)


2023年11月3日〜5日、フェリーで福岡県まで行ってきた。

最初は九州大学の学園祭に行くことを検討していたが、インフルエンザの感染者増加&小倉駅からの遠さで断念。代わりに門司港をぶらぶら散歩することにした。

関西⇔福岡の旅行に利用できるフェリーは3航路に分かれており、今回はそのうちの2航路を往復に利用した。(残りの1航路は阪九フェリーの神戸⇔福岡航路です)

阪九フェリー(大阪→福岡)へ。
南海電車の泉大津駅からの無料送迎バスを使ってフェリーターミナルへ。
チケット購入~乗船口の間の階段がもどかしい。
階段に上る前、受付所でうっかりテミーさんを落とした。どうやらストラップと鞄をつなげていた金具が緩かったよう。落とした時は気付かなかったが、すぐに拾ってくださった方のお陰で、大きなハプニングは免れた。拾ってくださった方、本当にありがとうございます。



今回利用した部屋はツーリストベッド。バーコードをかざして鍵代わりにするが、これが中々大変。反応させてからドアノブを動かすのが難しく、ドアを開く前に再びロックがかかる・・・なんてことを繰り返した。

荷物を置いて、明日の朝食用のパンを予約して、レストランへ。
まだ出港前だけど、ちょうど夕飯時なのでそこそこの列。約10〜15分くらい待ったら店内に入れた。
良さげな料理をトレーに乗せていく(つまりバフェテリア形式)のが阪九フェリーのレストランのスタイル。おすすめの料理はレストラン待ちの時に見られる看板とモニター式の案内板でも表示されているが、今回食べるものはある程度決まっていた。

メインはダチョウのたたき、デザートはプリンやぁ。

🐼「ダチョウのタタキが食べたい方は荷物を置いてすぐにレストランに並びましょう」

あとはそれに合わせる主食と野菜料理を選ぶだけ・・・
サラダより煮物がいいな・・・
あっこれええやん、八宝菜(小サイズ)

油脂のしつこさがない、食べやすい味だった

阪九フェリーのレストランと売店では交通ICカード、WAON、ナナコ、QUICPayが使える。PayPayなどのコード決済は使えない。

初めてのダチョウのたたきのお味は…絶品!
鰹のたたきのような油の風味が抑えられていて、程よい歯応えもいい感じ。ポン酢をつけて食べるのがオススメ。

食後は船内をお散歩。
展望室でも行こうか。
8時までだった。写真撮りたかった・・・。

その後トイレの洗面台で歯を磨いてお風呂へ。
・・・あれ?
着替え袋がない!!!

・・・本当は電車に乗っている時に気付いてた。
急いで100均で買おうとしたが、持っていたビニール袋が大きかったのでひとまず着替え入れの代用とした。
目的地が比較的都市部なので、コンビニやお土産ショップで何かを買った時に大きめのビニールをもらって対応するか、と自己解決。

なんて解決したトラブルの話は置いといて、入浴。
露天風呂が気になるみなさんへ。警告です。
風呂は心地よい温度だが、入る前後が寒い!!
また、ガラスの壁越しから見える景色が見たくても、結露のせいで見えず。ガックシ。

それからこれは阪九フェリーだけの話ではないが、浴室のドアはゆっくり閉めるべきだ。うっかり勢いよく閉めると「バン!」と大きな音が出て他のお客さんを驚かせてしまうからだ。

風呂から上がった時が丁度10時前。丁度大浴場の利用時間終了前だった。


ネットはなかなか繋がらなかった


さて、多少ドタバタしながら、やっと布団へ。

暑い。眠れない。
フェリーの室温は年中ほぼ一定に保たれている故だろうか。普段の寝巻きと同じ格好では暑すぎた。着込んだ服の枚数を調節して、冷却シートを額に貼ったら、だいぶ楽になって、寝られた。
どうやら、寒い時期でも長袖のTシャツにジャージズボンが妥当のようだ。


5時半前の船内放送で起床。乾燥のせいか喉が少しイガイガ。
着替えと荷造りをして、レストランでパンをもらったらすぐ下船だった。

早足で6時過ぎ発の送迎バスに乗り、門司駅へ。
名前は似ているが、門司港レトロへはJR路線を使って2駅北に行かないといけない。ただ、電車の便数は多いので行動計画に大きく影響するわけではない。

バス内でもうとうとしていた私は、取り敢えず駅改札前で朝食を済ませることにした。
クルミパンと米粉パンとゆで卵入りのサラダ。観光のためのエネルギーは確保して、いざ、朝の門司港へ!


10分ほどで着いた〜!

荷物をコインロッカーに置いて、まずは駅周辺を散策。門司港レトロにいく際、荷物は門司港駅のロッカーに置いておくほうが便利。ICカードも使える。

パオ、ピッタリだね


「誇りの鏡」テミーさんが鏡の中に入った訳じゃありません
コンビニの隣に洗面所が。手前にある「帰り水」の水道も気になったけど、触るのはやめといた
トイレ前に。門司港には戦中の出来事を残すものもちらほら見られる
幸運の手水鉢の向かいにあった。これも「レトロ」?


で、どこ行こう?まだ9時過ぎだから閉まっている施設も多いよな…。
と駅周辺をぶらぶらしていると、目に入ったのは『旧門司三井俱楽部』。
朝早かったけど、もう見学できた。

入場料を払って靴を脱いだら、二階を見学。
アインシュタイン博士夫妻が利用した部屋と、林芙美子記念室を周れる。

階段にカーペット(緑)が敷いてあると、側板側の踏面(茶色)に足を置くのが怖くなる…
夫妻が利用した時の部屋の再現だけではなく、実際に博士が書いた手紙もあった
博士の餅つきやクリスマスの話も残されていた

林芙美子博物館もあり、その作品の歴史も見られた。残念ながらそのエリアは撮影禁止だった。


旧大阪商船の前を通って、ブルーウイングや旧門司税関周辺で行われていたお祭りで良さげな店があるか探した。さて、次はどこへ行こうか。
…朝が早かったからか、空腹や…。

というわけで、焼きカレー食べておこう。
旧門司三井倶楽部内のレストランの焼きカレーは人気だが、この日は満員。
良さげなところをマップで探して、BEAR FRUITSさんへ行くことに。
この店も人気なのは知っていたが、
まさか推しもいらっしゃったことがあるとは…。

(左下)アニキ~!!!


ドリンクにはマンゴーラッシーを注文
🐼「カレーが付いたらなかなか取れないので逃げました」


焼きカレーで口蓋を火傷…舌じゃなくて…(苦笑い)蒸気に触れてから食べましょう。
果物と野菜をメインにしたカレーと、店オリジナルのスパイスを使っていることは知っていたが、卵が入っていたのは知らなかったので、目玉焼きの香ばしさとプルプル食感には驚いた。
おしゃれな店舗で満足な時間を過ごせた。

昼食後は小さめの船に。
行き先は…山口県⁈

テミー「関門橋が窓越しにミエル!」



曇り空が残念…土砂降りでも強風でもないから良い方だけど


元々の予定とは少し違うが、突然したいことが変わった。
今からそこに向かいます。





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