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「教会から聞こえる“SOS”~性差別の視点から」前半

松谷信司
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2018年9月29日に行われた日本基督教団中部教区愛知西地区主催の講演会。

教会の中で感じる違和感、それって差別じゃないの?と思っても、それらは無自覚に善意に包まれていて、どうすれば良いのか悶々とする日々。たとえそれが些細なことと思えても、「そんなもんだ」「しょうがない」と見ないふりをしてみても積もり積もれば傷は深くなるもの。そんな息苦しさを感じているのはあなただけではありません。

後半はこちらから↓↓
https://note.com/macchan1109/n/nec100fd85a6b?magazine_key=m091accc49f2d

以下、講演レジュメより。

1.夫婦別姓に至る経緯~我が家の場合

2.取材で触れた教会の現実
・よく見かけませんか? こんな場面 「教会あるある」「牧師夫人あるある」
・「キリスト新聞」の連載「教会の奥さん」(1965年~1970年)
・「Ministry」で取り組んだ特集
「教会からの〝SOS〟」「教会と女性」「教会に生まれて」(PK問題)
「ダーリンは牧師さん」(「牧師夫人」問題)
・男女別学の意義 私立男子校での経験から「男は泣くな」「女々しくて」
・ジェンダー/LGBTをめぐる言説

3.日常的に刷り込まれた男女観
・テレビ画面に映る違和感 「お天気お姉さん」
・「イクメン」ブームの果てに 3歳児神話
・漫画、戦隊もの、プリキュアに見る性役割

4.相次ぐ告発と「#MeToo」の動き
・「伊藤詩織さん」から「新潮45」まで 共通する課題
・国連総会スピーチ 防弾少年:BTS(K-POPグループ)2018年
・国連UN Womenスピーチ エマ・ワトソン(女優)2014年9月20日
「性差別の撤廃は、男性のみなさんの課題でもある」
 "All that is necessary for evil to succeed is for good men and women to do
nothing." 「悪が栄えるためには、善良な男女が何もしないだけでいい」
(イギリスの政治家 エドマンド・バーク)

5.検討すべき課題
・「正しい」?性教育のあり方
・SOSとSNS ネットはアブナい? 匿名はキケン?
・「婦人会」「壮年会」の存在意義
・「いい子」を演じさせる助長機能
・なれ合い、忖度、権威主義「内なる天皇制」
・世代を超えた継承と連帯

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