ともし火

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喋り客を睨む

糞客が少ない劇場にきたのだが、休みでもあり、何人かマナーの今一の客も混じっていた。 シーンとして静かな瞬間に、連れ同士で喋る三人客。踊り子さん達には、トラブルが怖いから客同士で注意しないで、また、シーとかいうジェスチュアで踊りの雰囲気を乱さないでと釘を刺されている。 だけど何も伝えなければ連中は幾らでも際限なく喋ることがある。周りは(俺たちが)木偶人形でしかない、耳も心もないと勘違いする。だから、ここに耳と心のある人間がいることだけは告げないと全く彼らにはわからないのが経験か

    • 丁寧な踊り子さんの接客

      ある劇場で、踊り子さん全員が客席を回って握手サービスしてくださる企画があった。 何人かの方が通り過ぎては握手して下さったが、このとき僕の憧れの踊り子さんが僕の後ろから通り過ぎて、僕の前の人と握手していった。 残念、ああでも、僕が前を向いていたから、後ろから来ていきなり振り返りざま握手したら驚くと思ったんだな。そう思っていたら、少し通り過ぎて引き返して、僕の所まで来て僕だけ(握手していないのをわかっていたようで、)ちゃんと正面から握手して下さった。 この方は、いつも一人一人のこ

      • 劇場で5時間居眠り

        隣に座っていた客、奇妙だった。劇場に来ているのにずっとウトウト寝たまま昼から2回公演、10演目以上、五時間近くもコックリコクリ。 初めは疲れているだけかと思っていたが、あまりに長時間寝てばっかり。アキレを通り越して終いには怪しかった。 こいつ、明らかに踊りを見るのが目的ではない。ポラの時どうしてるかまで見張る気にもならなかったが、そのときは席で寝ないでどこか行っていた。踊らないときはウロウロしているっぽい。 何が目的か知らないけど、ここまで長時間寝てばかりいると、周りからこん

        • 劇場で溶けた疑問

          劇場での喋り客への強烈な怒りを経て数か月、僕は今こんな心境に至っている。『彼女が一心に踊る姿を見て僕は気が付いた。彼女は踊っている今、どんなに騒音をたてられたとしても、絶対に僕みたいに心乱すことはないだろう。 たとえ爆弾が落ちようとも、彼女は命賭けて真剣に踊っていることだろう。誰かが喋ったとか、小さなことで心乱していた自分が恥ずかしくなった。心を入れ替えよう。彼女に負けないくらい、真剣に踊りを見つめよう。音が立てられたら、しかしそんな音に一切乱れない彼女の踊りを見届けて、乱れ

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        • マガジン?なんだろう?
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          ポラの時のドモリ、震え、これでいいのだ。

          劇場でのポラの時間、好きな踊り子さんの前で強烈にキョドキョドする癖は、僕ばかりではなく多くのスト客さんに共通しているみたいだ。それが僕の心を救った話をする。 僕は言うまでもなく、心から憧れている踊り子さんの前ではもう、手はおろか体中ガタガタ震えて声は上ずり、ドモリまくりで何を話しているのか自分でもわからなくなるほど挙動不審者となる。それはもう毎度のことで踊り子さんもわかってらっしゃる。繰り返すうちに、これはもう自分はこの方の前ではこうなるのは仕方がないと諦め、認めている。

          ポラの時のドモリ、震え、これでいいのだ。

          劇場で感じた不愉快

          ある劇場で受けた嫌な印象について書く。こんなことを書くと、文句ばかり書くなとクレームが来そうだ。しかしそれだけでは劇場の将来はないと思う。ダメなものはダメと、誰かが書かないと、それが当たり前として通用してしまう。だからはっきりと書く。とはいえ固有名詞は敢えて省く。 先日とある劇場で、一人のタンバが彼の推しではない踊り子さんに向けて、なんと「クシャクシャに丸めた千円札を」「投げつけた」。 もちろん理由はある。彼の席からは直接に彼女に手渡すには離れていて届けづらい。席も横に随分歩

          劇場で感じた不愉快

          働かないおっさんが、周囲のクズ評価にどう対処したか

          (音声認識したテキストを荒っぽく編集したので、とても冗長な書きぶりですが、時間節約のためなのでご容赦ください。少しでも参考になれば幸いです。) リクエストに応じて、私が職場で働かないおっさんと見なされてから、どんなにして乗り越えていたかについて振り返ってみます あくまでも私の個人的思い出でしかありません 簡単に言うと職場で得られる心の安定など生きる上で屁の役にも立たないどころか有害でしかないぐらいに私が認識していたのが大きいと思います それは私の長い闘病生活から得た結論でした

          働かないおっさんが、周囲のクズ評価にどう対処したか

          劇場には 喋り客の喋った後での注意と思い違いせず、入場時に会話禁止を伝えて欲しい。

          劇場には 喋り客の喋った後での注意と思い違いせず、入場時に会話禁止を伝えて欲しい。

          カップルの喋り客。その心中

          劇場での喋り客の大半は、仲間連れ。その中でも男女の連れの喋りは次のパターンをよく見る。 最高のシーンで、劇場中が固唾を呑んで見入る中、もっとも静かに集中したシーンで必ず男の方が女に向かって、なんてことない世間話めいたことをボソボソッという。 この心理はありありと見透けている。エロいシーンを見て、連れの女に自分がエロに心よろめいていることを気取られたくない。平気だよアピールをしないと不安で仕方ない。それで下らない一言をボソッと呟いて、こんなシーンでは俺は平気だよアピールをして、

          カップルの喋り客。その心中

          喋り客対応苦悩 一覧

          Xでは踊り子さんも劇場も、口を揃えて言ってます「客同士で注意するのはトラブルの元だから、スタッフに言って欲しい」と。しかしスタッフに言っても取り合わないことが多々あるのが事実。まるで役所のたらい回し。そうした思いをしたためました。 ポストしたら避難ばかり来るからひっそりとここに置いてます。 スタッフは喋り客を注意しなかった|ともし火 @tomosibitomose #note https://note.com/macchataishoku/n/nb7fcf6b55fd0

          喋り客対応苦悩 一覧

          スタッフは喋り客を注意しなかった

          ネットでは踊り子さんも劇場も、口を揃えて言ってます「客同士で注意するのはトラブルの元だから、スタッフに言って欲しい」と。しかしスタッフに言っても取り合わないことが多々あるのが事実。まるで役所のたらい回し。 それが劇場の方針なら、客は我慢するしかない。これが現実です。スタッフに言えってのは結局我慢しろということの言い換えでしかない事実が多々ある 別の劇場2軒で、演目中に喋る客がいるので(客同士で諍いたくないから)スタッフに通報したら、何のかんの理由つけて注意してくれなくて絶望

          スタッフは喋り客を注意しなかった

          地元温泉の衰退招く地元オジン

          ●AI要約したお行儀のよい文章。 私が地方の温泉地で地元湯に入っていたとき、腰の痛みに対処するために湯中でストレッチをし、上がってからも洗い場で静かにストレッチをしていました。すると、地元のおじさんが入ってきて私に向かって「この▲温泉では体操は禁止だ」と言いました。私は黙ってやめましたが、その後もその人は不満を垂れ流し続けてやめることを知りませんでした。よくいますこういうの。自分でやめ切らないんです。 私は体を徹底的に洗ってから入る洗う派で、しかし石鹸は使いません。私よりも

          地元温泉の衰退招く地元オジン

          喋り客への苦悩と対応と……

          喋り客への苦悩と対応と…… ともし火 2024年2月22日 14:29 2024年2月25日 一部追加 スト関係者の皆様へ 近頃思い悩むことがあるので箇条書きで記していきたいと思います。 よく話題になるのが、踊り子さんのド迫力で喋り客を黙らせたって話。 いい話なんだけど、だまらせられない踊り子さんはどうなるの?踊り子さんのせい?違うよ。どんな方でも気持ち良く見たい。ファンとしてできることはあるよきっと。 踊り子さんの技量だけではなく、事前にほんの一言、たった一言伝えるだけ

          喋り客への苦悩と対応と……

          自閉症当事者からの、この言葉の概念感覚

          (話を分かりやすくするために、敢えて自閉症者と定型発達という二分割の記述を用いた。実情はこれまた境目が虹色であるが、それは他の説明に委ねる。) 自閉症という呼び名、単語の指すイメージ、あまりに広大であり、当事者の私にはほぼ「野生動物」くらいに広すぎるイメージに見えて目まいがする。 野生動物にも、人に危害をなすものから、ほとんどペット並みなみに人にじゃれついてくるものまで幅がある。人はこれを狂暴さ、獰猛さ、などを想像して、単に野生動物と呼ぶ。しかし川を泳ぐ小魚から、はては公園

          自閉症当事者からの、この言葉の概念感覚

          せりなさんのマッチ売りの少女、見ての僕的な新解釈

          小宮山せりさんに宛てた手紙に手を加えたものです。ネタバレにならないようにできるだけ工夫しました。以下の文面で小宮山せりなさんの舞台について触れてあるのは、彼女が満面の笑顔で、心から幸せそうにしていたと僕に感じられたという点、他二点です。しかし、セリナさんの演目を見るのに、余計な印象を入れたくなかったので、年明けまで控えていました。 もし問題あればご指摘下さい。 ◆ 小宮山せりなさんへ ともし灯より なんて素敵なクリスマス演目・マッチ売りの少女。マッチの火が暖かです。  初めの

          せりなさんのマッチ売りの少女、見ての僕的な新解釈

          その笑いは魂再生のパワー❣️

          (ある文章への返信をそのまま記載します。) この解釈、良いと思います。そして僕はこのエピソードに微妙に別口の思いを持っています(長文です) 「それ」がいのち再生の意味を持つのは完全に賛成です。 ただ、単に「お笑い番組をみて笑う」程度に面白いから神々が笑った、だけでない!強い強い意味を前々から感じていました。 ↓ (関係機関に迷惑かけない目的で、おっしゃっている女性の宝を敢えて「それ」と呼びます) 現実に令和のある場所でそれを拝見していると、神ではないはずの普通の女性なの

          その笑いは魂再生のパワー❣️