Maccy

Maccy(マッキー)と申します。自分が描いたイラストや絵本を、掲載していくつもりです…

Maccy

Maccy(マッキー)と申します。自分が描いたイラストや絵本を、掲載していくつもりです。 普段はエレキベースを使った音楽活動をやっています。

最近の記事

大木の生命力

樹齢何千年の大木といえば、屋久島の縄文杉を観に登山部の友人と行ったことがありました。3月だったと思いますが、冬山に挑むような感じになりまして、途中で引き返して断念しましたね。自然の力に畏怖感を覚えました、良い思い出です。

    • 「海へ行こう」②

      「お兄ちゃん、この道少し怖いよ〜」とナギサは言います。 道は林の中にさしかかっていました。辺りは薄暗く、妹のナギサには少し怖かったのかもしれませんね。 「海は、この林の中の道の先にあるんだ。じゅうぶんに気をつければ、大丈夫だよ」とタケルはしっかりした声で言います。 兄であるタケルは、ここの自然のことには詳しいのです。 タケルの手を、ナギサはしっかり握ります。 「ナギサ、海が見えてきたぞ」 タケルがそう声をかけると、ナギサは「ほ、ほんとだ〜!」と声を上げました。 木と木

      • 銃口を天に突き上げ

        その銃口は前じゃなく、天へ突き上げようぜ。そしたら前に踏み出すサインになるから。

        • 「海へ行こう」①

          今回は、とある里にいる二人の兄妹が、海に行くお話です。 「お兄ちゃん、海へ行ってみたい」 妹であるナギザが、兄のタケルに言いました。 兄妹は山に囲まれた里に住んでいて、タケルは薪を拾ってきて、ナギザと共に仲睦まじく生活をしていました。 「そうだな。最近は家のことで忙しかったし、たまには海の方へ出かけてみようか」 こうして、二人は海へ出かけることになりました。 タケルとナギサは、田んぼの道を行きます。ナギサは嬉しそうに、前へ行きます。 「そんなに急がなくていいよ」

        大木の生命力