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40/1000 KAMAKIRI COFFEE @福岡市中央区高砂190821

これなんだかわかりますか?

これ、なんと、コーヒーのグラインダーなんです。よく見るのってこんな感じだったりしますよね↓

もー型が全く違います。SF映画に出てくる宇宙船のよう。それもそのはず、このグラインダーを作った人、元Appleのデザインエンジニアのウェーバーダグラスさんと奥さんのリンさん。リンさんはスターウォーズのテクニカルダイレクターを務めていたそうです。この2人、コーヒー愛が強すぎて、“世の中にまだないコーヒー道具を作り出す”会社を作ってしまったんです。

Lyn Weber Workshopsと言う会社です。↓

その1ページ目に書かれているのが、このメッセージ↓

2014年の夏頃、長年抱き続けた夢をようやく軌道に乗せた二人。一人(リン)はハリウッド映画のビジュアルエフェクト(CG等)の権威で、映画『スターウォーズ』等でテクニカルダイレクターを務めると同時に、映画に登場する宇宙船の設計もした人物。もう一人(ウェバー)はアップル社でiPod初期の時代からデザインエンジニアとして中枢で13年間活躍した人物である。二人とも「超」が付くレベルのコーヒー愛好家で、コーヒー用の機械を買い集めては分解し、改造するのが共通の趣味だった。欲しいのに世の中にまだないコーヒー道具を作り出すべく、二人は決心。独立してLWW社を設立した。リンはロサンゼルスを拠点に、ウェバーは福岡県の糸島市の山奥で、24時間体制でデザインと開発を行える環境を整えた。それ以降、グラインダーとコーヒーアクセサリーを製品化し、販売を開始。さらなる開発に邁進する日々が続く。

なので、このグラインダー市販されているんです。EG-1 Electric Grinderと言って、  $3,495.00。日本円で約36万円。

デザインがすごいだけじゃなく、機能も優れているそうです。お店の人にどこが1番違うのかを聞いてみると、挽き残りが一切ないところ。普通のグラインダーはどうしても残ってしまって、古いものが混ざってしまい、味に影響するそうです。家庭用ならまだしも、お店で出すコーヒーは味が敏感なので、致命傷になる部分かもしれませんね。

商品に関する説明はこちら↓

世界最高峰のフラットバー式電動コーヒーミル。航空宇宙機の部品を製造する工場に切削加工を依頼し、ミクロン単位でコーヒーの挽き目を制御できる精巧さを実現。強力な磁石により道具なしでカバーを外す事ができ、毎回のメンテナンスをたった数十秒でこなせる。エスプレッソからドリップまで淹れられるのは、ダイアル式の目盛りで正確にコントロールできるから。また、挽き残りが一切なく、ブレンドや様々なシングルオリジンを一つのグラインダーで作れる。回転数も可変で、500RPMから1800RPMまで自在に調整できる。頑丈なCNC削り出し筐体で振動も少なく、静かに作動するのも魅力のひとつ。

グラインダーの説明が長くなりましたが、このお店、そのグラインダーを使ったコーヒーが飲めるお店です。昨年の2月に出来たばかり。福岡の中心、渡辺通りからすぐの東映ホテルの1階に入っています。

ストレートコーヒーを頼みました。

ホテルのロビーで飲めます。

壁にはグラインダーの設計図もアートになります。


正直、マシーンのインパクトに影響されたのと、普段人の手で入れたコーヒーを飲んでいるせいもあって、味の方のインパクトはそれほど感じませんでした。普通に美味しい。でも、このグラインダーで挽いて、ネルドリップで淹れたら、美味しそう。

お店の方は、とっても親切でフレンドリーでした。1000店チャレンジのことを話して、おススメの喫茶店ありますか?って聞いたら、どんどん教えてくれました。私の浅い情報にない、深い情報を持ってます。さすがですよね。

「福岡は、いいお店が沢山あるので、数稼げますね!また来てください!」

と笑顔で送り出してくれました。何度も来たいお店がひとつ増えました。


KAMAKIRI COFFEE

福岡市中央区高砂1-1-23 東映ホテル

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