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二コラ・テスラ 最終回

 大まかではありますが、第1回目から
第3回目まで、二コラ・テスラの生涯に
ついて述べました。
 今回は最終回として、彼のエピソード
や私なりの感想を述べたいと思います。
 二コラ・テスラにまつわるエピソード。
テスラは、幼いころから神童と呼ばれて
いました。その一方で、テスラのお兄さ
んはもっと優秀だったと言われていまし
た。しかし、この優秀なお兄さんは、
12歳になった頃に突然亡くなってしま
います。なので、必然的にに当時5歳で
あったテスラに周囲の期待が集まるよう
になります。
 その期待に応えるため、テスラは、大
変な努力をしたと思います。8ケ国語を
マスターし、その上数学と自然科学に対
してかなりの才能を発揮。さらには芸術
や哲学などにも傾倒し、多方面で認めら
れる存在でした。
 例えるなら、オナルド・ダ・ビィンチ
のような存在だったでしょう。
 また、テスラの自画像をみると、かな
りのハンサム!それに高身長と、多くの
女性からアプローチがあった事でしょう。
(なんとも羨ましい!)
 でも、天は二物を与えず。精神的にか
なりの疾患も抱えていたようです。
 絶えず恐怖心に支配され、幻覚にも悩
まされていた、と記録が残っています。
 なので、女性との交際ともうまくいか
ず、研究費を捻出していたスポンサーと
もうまく行かなかった事が多かったよう
です。
 その生涯を独身として通し、最後は、
ホテルの一室でひっそりと息を引き取り
ました。更年は生活に困窮し、精神的に
も追い詰められていた事でしょう。しか
し、最後まで研究に打ち込んでその生涯
を閉じた事は、彼にとって最高の人生を
歩めたと私はそう感じています。
 何より、彼の功績により、現在の生活
はより豊かになったのですから、我々現
代人からほんと感謝!の一言に尽きます。

最後にテスラが残した言葉を紹介します。

「天才とは、99%の努力を無にする1
%のひらめきの事である」

「愛とは作るものではなく、与えるもの
である」

「あなたの憎しみを電気に変換してしま
いなさい そうすれば世界全体が明るく
なる」

「宇宙の秘密を知りたければ、
 エネルギー、周波数、振動の観点
から考えなさい」

「3,6,9という数字の素晴らしさ
を知れば、 宇宙へのカギを手にする
事ができる」

「私の脳は受信機に過ぎない
宇宙には中核となるものがあり、
私たちはそこから 知識や力、インス
ピレーションを得ている
 私はこの中核の秘密に立ち入った事
はないが、それが存在するという事は
知っている」


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