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令和6年度大阪公立大学法学部3年次編入 不合格体験記

どうも、こんにちは。令和6年度の大阪公立大学法学部の3年次編入試験に不合格だったスプリンターです。

あ、神戸大学には無事合格することができました

編入試験では、神戸大学大阪公立大学の2校を受験しました。このnoteでは、大阪公立大学になぜ受からなかったのかということを推測していきたいと思います。

この情報は、開示請求前のもので不確実なことも多いと思いますので、参考までにしてください(のちに開示結果を掲載予定)。ざっくりとですが本番の試験問題や、テストを受けた感触についてお伝えします。



1. 敵を知れ


まず、大阪公立大学3年次編入試験の要項を確認してください。

  • 試験科目は、論文(法学全般・社会科学)と英語です。

  • 試験時間は、論文3時間ぶっ通し、英語2時間でした。

法学全般(2題)では主に民法の分野などから出題されています。また、社会科学(2題)は、憲法や政治学はもちろんのこと、他にも様々な分野から出題されています。

英語は、TOEICやTOEFLではなく、独自試験が課され全文和訳の問題が2題でした。そのため神戸大学での、パンサラッサのような英語逃げ切り不可能となっています。

勉強のペースなども考えて、バランス良く勉強することが必要になります。

これは関係ないかもしれませんが、試験開始が9時ピッタリからだったので朝が弱い方には、少ししんどい試験なのかとも思います。

⭐︎ ココがダメだった


和訳の練習を始めたのが、神戸大学の受験を終えてからでした。大阪公立大になんとしてでも受かってやるんだ、という熱意が私には足りなかったということを痛感しています。絶対に受かりたいのであれば、その熱意を当日の答案に反映できるようにひたすら勉強してください。


2. 当日はどんな問題が出たんや?


詳しくは、大阪公立大学に直接行って過去問閲覧してください。それが一番正確で早いです。

以下では、私が覚えている範囲内のワードだけ記しておきます。英語は、どのような文章だったか全く覚えていないため、不記載です。

  • 夫婦別姓制度について(法学全般)

  • 無権代理 / 死亡(法学全般)

  • 硬性憲法について(社会科学)

  • 憲法改正限界説について(社会科学)

この4つの問題について9時から12時までの3時間で、答案を作りました。

受験生の間では、夫婦別姓制度の是非については出題が予想できていた人が多いのではないかと感じました。というのも、予備校に通っていなかったので分からないですが、ある予備校では予想問題が的中していたようです(Xでその旨のツイートを拝見しました)。

私も、過去問の傾向から民法で何か出そうな問題はなんだろうと考え、共同親権の是非と夫婦別姓制度の是非にヤマをはり、勉強していました。夫婦別姓は当たりましたが、他の人も書きやすかった題材であったためそこまで差はつかなかったのではないかと思います。あ、無権代理の問題に関しては、全く書くことができませんでした。

硬性憲法に関する問題では、代議制民主主義に関する過去問で使った知識を用いて記述した思い出があります。社会科学の方は、法学よりもできたなという感触がありました。(まあ、不合格なんであてにならないですけどね泣)

英語に関しては、もう何も覚えておりません。もともと、和訳の練習もしていなかったため、和訳能力が皆無でした。当日は、やばいよやばいよと思いながら解いていた記憶があります。TOEICとは違うので、しっかりとした対策が必要になってくると思います。

⭐︎ ココがダメだった

私が合格者と違ったところは、英語力はもちろんのこと、他にもたくさんあります。一つ挙げるとするならば、答案に書いた文字数です。私はどちらかというと文字数は少なかったほうであり、それが不合格につながったとも考えられます。

他の受験生が同じような内容を書いてくる中で、差別化しようと思えば、まずは文章量を長くするということが挙げられます。過去の合格者も答案用紙を追加して書くなど、膨大な量を書いていたとの情報を目にしました。本番では、いかに自分が持っている情報を論理立てて、わかりやすく書くということが求められているのだと思います。

3. 合格者数の少なさ


大阪公立大は、5名ほどの合格者を毎年出しています。去年度は、5人以上出していました。

さあ、今年度は?

受験者30人程度に対して、3名の合格でした。

大阪公立大学は、今年の神戸大学よりも厳しい戦いになったのではないかと思っています。今年は、京阪神の受験日が被ったため神戸大では受験者が減少して、その分倍率も下がりました。

そう考えると、大阪公立大学はお買い得な大学ではなかったことがわかります。

様々な大学を併願できる編入制度ですが、倍率の問題もあるのでそこら辺は受験生の皆さんも考えておいた方が良いでしょう。

しかし、まあ受かったらラッキーくらいの気持ちで受けておいてもいいと思います。

⭐︎ ココがダメだった

なんか、大阪公立大学ならいけるだろうという何処からともなく湧いてくる自信不合格へと繋がりました。今思えば、調子に乗っていたのかもしれません。日々、受験生は勉強しています。勝ちに来ます。

そのような戦場で戦っていることを忘れないでください。今受験生の方は、正しい方向に正しい努力量で勉強していき、合格をもぎ取ってください。

4. おわりに


ココまで、読んでいただきありがとうございました。私の不合格体験記が少しでも誰かの助けになれば良いと思います。編入は、ある意味では運要素もあると思います。
しかし、運はどこにでも降り注いでいるものなので、あなたの行動力次第で掴み取ることができます。大阪公立大を目指している方は、合格者などを探しその人にアドバイスなどをもらいに行ってください。より正しい方向を向いて勉強していってください。

あなたの挑戦を応援しております。


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