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12月の亀島一徳「静かな癒しの使い手、カウンセラー亀島一徳」

どうにも落ち込んでしまう時期っていうのがあって、私のそれが今月だった。理由は分からなくて、たぶん科学でもまだ解明されていないんだけど、とにかく落ち込んで落ち込んであんまり記憶がない。ただ毎日「あと1日頑張れば大丈夫になる」って言い聞かせていた自分の声だけが残っている。

さて、自分の落ち込みへの対応はともかく、パートナーの落ち込みに対して、皆さんはどんな対応をするだろうか?方法はさまざまで、それぞれ正解も違うだろう。亀島一徳のとった方法は、私の考えうるものとはほとんど真逆で驚きだった。今月はその驚くべき方法を紹介しようと思う。

①ハーブティーを入れる

亀島は、ハーブティーをとにかく信じているらしい。私はハーブティーとアールグレイの違いもよくわかっていないのだが、おそらくたらこと明太子くらい違うのだろう。ハーブティーには気持ちを落ち着かせる効果があるらしい。そして、カフェインも入っていないから眠りにも効く。自分の目の前で信号が赤に変わっただけで「ついにツケが回ってきた」と感じるような毎日を送っていた私の神経を、薬草学の観点からほぐしていこうというとても具体的な処置である。その上、亀島の入れるハーブティーは本来とても熱い(ほぼ蒸気)のにも関わらず、私に渡すハーブティーは程よく温かった。それは、私の異常な猫舌と「熱いと思うのすら怠い」という精神状態を理解した上での対応である。これは漢方医にもできない処置だろう。さすが夫。今気がついたが、夫という字は二人とかいて夫だと気づいていたか金八?

②やたら話を聞こうとしない

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