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ドコモアカデミーを卒業しました!

アクセスいただきましてありがとうございます。
まっちーこと、町田 侑芽(まちだ ゆうめ)です。

本業に事業検討にドタバタで、すっかりご無沙汰になってしまいましたが、ドコモアカデミーを無事卒業しました🌸

お会いした皆様への最大限の感謝とリスペクトを込めて、ドコモアカデミー4期生として過ごした半年間を振り返ってみます。
ぜひご覧ください♪




アカデミーに入るまでの私

ドコモアカデミーに入学する前の私にとって、仕事を楽しいって思ったことはありませんでした。
過去の投稿にある通り、入社して2年で体調不良による長期休暇をとっていたこともあるかもしれません。

「仕事は辛いもの。お給料をもらっているから当然でしょ?」

ある時、ドコモアカデミーとは別の社員研修で「自分のやりたいことや興味があることは何?」って聞かれたことがありました。この時私は、本当に何も答えられなくなってしまいました。
ふと周囲に目をやると、入社同期が活躍していたり、やりたいことを見つけて希望の部署に配属されていたり。そんな光景を見て、何で自分はこんなにできないんだろうって余計にモヤモヤしました。

そんな時に「何か面白そう」と興味を持ったのがドコモアカデミーです。
たまたま参加した説明会で、ドコモアカデミー学長の沼田さんが「やりたいことわからないならアカデミー」っておっしゃっているのを聞きました。
そこで「アカデミーならこのモヤモヤを晴らすヒントをくれるかもしれない」って思い、入学を決意しました。


あれ、ちょっと楽しいかも?

アカデミーに入学して、最初その場の雰囲気にただただ圧倒されてしまっていました。ですが本業も調整して、上司にせっかくOKしてもらって参加したので、このままじゃマズイと、思い切ってメンターさんに1on1を申し込んでみました。

事業アイデアもないし、自分が何をやりたいのかもわかっていない私に、メンターさんはとても親身に話を聞いてくださりました。

「わたし新規事業で何やりたいとか、正直よくわかんないです」
「うんうん、町田さんの好きなことって何?」
「えっ!推しですかね(笑)」
(かくかくしかじか…)
「推しについて話しているまっちー、めっちゃいいね!!」

おそらくこの時の会話が全ての始まりだったのではないでしょうか。
それまでは推し活が事業案になるとも、自分が何かのスペシャリストであるとも、分かりませんでした。
ただ「いいね」って言っていただけて嬉しかったこと、モヤモヤしていた過去から自分のことを初めて認められたことが、私の大きな原動力になりました。


苦悩と葛藤

最初は純粋に楽しいから、好きだからというふわっとした理由で活動していました。でもそんな私のエンタメ体験を話したら、みなさんが面白がって聞いてくださりました。そのうち活動が認められて、学長の沼田さんから「推し活のスペシャリスト」という名前をいただけました。

ですが、新規事業やイノベーションというものを追求していくうちに、いろいろと葛藤がありました。

そもそも私は新規事業なんて初めてです。どうやったらいいのかよくわかりません。それに推し活というのはなかなか独特な文化です。相手によっては「推し活」って口を開くだけで、そんなの私には関係ないんだけどという反応をされることもあります。私は本当に推し活をテーマに活動していけるのか。何度も真剣に悩みました。

そんな苦悩と葛藤を、とにかく行動することで気を紛らわせました。ひたすら本を読んで、リサーチして、いろいろな方にヒアリングや壁打ちをしていただいて。
気づいたら1on1した人数が、アカデミー卒業時までに118名となりました。私とお話ししてくださった皆さん、本当に本当にありがとうございます。
色々な方とお話ししているうちに、思わぬアイデアが降ってきたり、急に心に火がついたり、いきなりブワアって泣き出したり(笑)
以前「イノベーションは会話から生まれるもの」というお話をいただいたことがあります。まさにそんな瞬間でした。


魂のプレゼン

3月18日(月)と19日(火)にドコモアカデミーの卒業式「魂のプレゼン」がありました。
18日(月)が予選です。全てのアカデミー生250名を、それぞれ20名弱のグループに分けて、各グループから2名のセミファイナリストを選出します。19日(火)は決勝です。前日に選ばれたセミファイナリスト25名が、全体に向けてプレゼンを行い、ファイナリスト9名が選出されます。

18日(月)の予選のグループは非常にハイレベルでした。テーマも様々。パワハラ撲滅から社員のエンゲージメント強化、LGBT-Qと非常に聞き応えがあるプレゼンばかりでした。
一時はどうなることかと思いましたが、何とか敗者復活の最後の1枠にひっかかることができ、セミファイナリストに選出していただけました!!
皆さんの魂が込められたプレゼンから上位10%にあたる、セミファイナリストに選出していただけたこと、本当に嬉しかったです。

ですが学長の沼田さんから終了間際に衝撃の課題をいただきました。

「明日はまた違ったプレゼンを見せてくれるよね?」

もうぐうの音も出ませんでした。プレゼンはプレゼント。オーディエンスを楽しませるには、今やったプレゼンを超えなければいけません。

そこからお世話になったメンターさんやディレクターさんは、励ましの言葉や改善点をたくさんDMしてくださったり、壁打ちやプレゼン練習にも付き合ってくださりました。
特に印象的だったのは、予選で一緒に戦った同じクラスの4期生が、その日の夜にプレゼン練習に付き合ってくださったことです。
プレゼンを見てもらっているうちに、どんどん課題を見つけられて、修正や練習を繰り返していく中で「もっと自分らしいプレゼンをしたい」という想いが出てきました。
着目したのは、事業アイデアの「WHY YOU」に当たる部分です。私はなぜこの事業をやりたいのか。徹底的に解像度を上げると、自分の心の中にすごく熱い炎が生まれてくれるようでした。

翌日(当日?)の19日(火)のプレゼンでは、その想いのままにプレゼンしました。気づいたらめちゃめちゃ泣けていました。もう感情はぐっちゃぐっちゃです。でも最後まで何とか喋りきりました。
最終的にファイナリストに選んでいただくことはできませんでした。でも私はそれでも良かったと思っています。

私のプレゼンを聞いて「このサービス使いたい」と言っていただいた方、一緒に泣きながらプレゼンを聞いてくださった方、打ち上げで「ファイナリストの投票を町田さんに入れたよ」と言ってくださった方もたくさんいました。
過去の私は自分のやりたいことや興味あることがわかりませんでした。新規事業もよくわかりませんでした。「推し活」っていうだけで、そんなの私に関係ないんだけどと反応されることもありました。
でもたった5分間のプレゼンで、少しでも多くの方の心を動かせたのだとしたら、私はやって良かったと思えました。


アカデミーこそ最高の「推し活」

よく推し活って聞くと、アイドルやアニメなど、一部のオタクが特定の人物を熱烈に応援することって思われがちだと思います。ですが、実はそんなことはありません。
スポーツ、ジム、ゲームなど、ジャンルを問わず「好きなことに夢中になること」こそ推し活なのです。
これで言うと、私にとってドコモアカデミーこそ、まさに最高の「推し活」でした!!

まもなくドコモアカデミーを卒業して1週間が経過しようとしています。
溜まってしまった本業の仕事を片付けつつ、私を快くアカデミーへ送り出してくれた家族やパートナー、職場の上司との時間を過ごしていました。
ふとアカデミーのメンバーと会うと、ものすごく嬉しい気持ちになりました。

今後の活動については身の回りの整理しながら、自分のペースで考えていけたらと思っています。引き続きnoteでの発信は続けていきますので、マイペースな更新になるかもしれませんが、よろしければ今後もご覧いただけると嬉しいです♪
その他にもワークショップの企画を検討したり、また新規事業のプロジェクトに挑戦できたらとも考えているので、いいご報告ができるよう頑張ります!

最後になりますが、ドコモアカデミーの学長、メンターさん、ディレクターさん、4期生の皆さん、今までヒアリングや壁打ち、1on1にご協力いただいた全ての皆様へ、精一杯の感謝を込めて、ありがとうございました!!


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