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舞台が好き

お久しぶりです。川崎マチコです。

突然ですが私は舞台が大好きです。去年はコロナ禍の中、舞台を8作品観劇しました。

舞台のチケットって高くて、映画やドラマと比べると敷居が高い。でも私にとってそれを上回る感動や喜びがあるんです。それを皆さんと共有したくて記事にしてみました。

舞台にハマったワケ

大学生の頃に舞台の歴史の授業を受けてました。その授業である課題が出されました。それは舞台作品をなんでもいいから1作品観劇して、それをレポートにして提出するという内容でした。私は課題の内容を聞いてから、イープラスやローソンチケットのホームページで舞台のチケットを探し始めました。そこでTOKIOの松兄が出演する『ダニーと紺碧の海』という公演を見つけました。私は舞台のチケットを取ることにハードルの高さを感じていました。というのも嵐や関ジャニ∞の誰かが出てる舞台のチケットをFCでいつも取れなくて、どこの舞台もチケットは取りづらいんだろと思ってました。でも私は松兄が好きでいつか松兄の生の姿を見てみたいと思っていたので、覚悟を決めてチケット購入のボタンを押したら、ステージよりも遠い席でしたがチケットを購入出来ました。

当日、舞台をワクワクとドキドキの中で観劇しました。

舞台を観ての感想は「松兄がいる」でした。当たり前のことだけど、普段はテレビの中でしか会えない人が同じ空間でいることに私はすごく喜びを感じました。初めての松兄も嬉しかったし、芝居も本当に素晴らしかった。そこから私は舞台の沼にハマっていくのです。

舞台のいいところ

①テレビで見てる人に会えること

真っ先に浮かんだ理由はこれです。ステージから客席が遠かったとしても、普段テレビで見てる人が同じ空間で会えるのは舞台やコンサートぐらいです。そしてその人の演技を間近で観れるのは舞台しかありません。

②観客も出演者なこと

舞台は出演者と観客の協力がなければ公演出来ません。もし舞台中に観客の一人が立ち上がって叫んだら、キャストは演技を続けられなくなり舞台はストップします。有川浩さんのエッセイで有川さんが舞台を観劇していた時に、物語が佳境の所で客席から携帯のバイブ音がなったそうです。静かにしていたので、バイブ音はすごく響いてしまい、観客もキャストも一気に集中力が切れてしまったそうです。舞台はナマモノだとよく言いますが、ナマモノだからこその緊張感があります。私はこの舞台独特の緊張感が好きです。

③特別感があること

舞台はチケットが高いこともあって敷居の高さがあると思います。その敷居の高さで舞台を敬遠する人も多いのではないかと感じます。でもこの独特の敷居の高さのお陰で非日常を味わえていると思います。

④舞台だったら人種も時代も関係ない

舞台はすごく不思議な場所だと思います。映像化作品だと日本人の役者が白人や黒人の役をやることは難しいです。特にマンガ作品をドラマや映画で実写化するというニュースが出ると、ファンから心配の声が上がりますよね。でも舞台であれば性別・人種・時代に関係なく演じることが出来ます。2.5次元の舞台がいい例じゃないでしょうか。

⑤現実に引き戻してくれること

映画だと観客が余韻に浸るようにエンディングロールが流れます。でも私は映画を観た後に余韻に浸かりすぎて現実に戻れなくなることが時々あります。

「あの登場人物たちはどうなったんだろう? 」「あの時あんなことをしなければこんなエンディングにならなかったのでは? 」

特に映画「ミスト」を観た時は1週間くらい考えてしまいました(笑)

でも舞台だとカーテンコールで素の俳優さんたちの素顔を観ることが出来ます。12月に「チョコレートドーナツ」という舞台を観劇しました。本当に悲しいラストなのですが、カーテンコールでキャストが出てきた瞬間に、これはフィクションなんだとホッとしたのを覚えています。

最後に

「舞台を何作品も観ててハズレもないんですか? 」という質問が出るかも知れません。

ハズレはあります。

というより、自分とは合わない作品もあります。その時は高いお金を払ったのに後悔しないのかと言われると、面白くなかった舞台だったとしても私にとってはそれも思い出になっちゃうんですよね。それに舞台に行くまでの過程が好きだったりします。例えば洋服やコスメを新しく買ったり、舞台が終わってから食べるご飯も楽しみの一つです。

あと「チケットって取れないんでしょう?」という質問もあると思います。

キャストや演目による

やっぱりジャニーズや人気の俳優さんが出てる舞台や宝塚は難しいかもしれません。でもFC販売は駄目でも一般だと取れることもあります。私は関ジャニ∞の横山さんや安田さんの舞台のチケットを一般で取ったこともあります。

今はこういう状況なので気軽に舞台に行くことは難しいかもしれません。でももし少しでも舞台に行ってみたいなと思ったなら、本当に軽い気持ちで行ってみていいと思います。

最低限のマナーを守って楽しい舞台ライフをお過ごしください!



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