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ICL(眼内コンタクトレンズ)にします!前編

お久しぶりです。川崎マチコです。

突然ですが皆さんはICLをご存知ですか?

ICLとは目の中にレンズを入れて視力を矯正する手術のことを言います。ICL以外の呼び方だと眼内コンタクトレンズとも呼びます。

ICL(眼内コンタクトレンズ)は、ソフトコンタクトレンズに似た素材の眼内レンズです。眼内の虹彩の後ろに眼内レンズを挿入することで屈折力を変え、近視・乱視を矯正します。眼の内側にレンズが入るため、コンタクトレンズのように日常生活の中で外れてしまうこともなく、異物感もまったくありません。裸眼と同じ快適さで視力が回復します。
引用元 新宿近視クリニック

私の身の回りでレーシックをやったことがある人はいたのですが、ICLをやったことのある人はいなかったので、ICLに興味はあるけどよくわからないといった方のためにも、記録を残したいと思います。

私の眼鏡とコンタクトレンズの歴史

私は小さい頃は全然目が悪くなかったのですが、中学生のころから黒板が見づらいなと思い、そこで眼鏡デビューをしました。中学から高校までは黒板を見るときだけ眼鏡をつける生活でしたが、日常生活でも見づらいと思う場面が多くなり、大学に入学したタイミングでコンタクトデビューをしました。

私がICLを知ったのは

私がICLを知ったのは確か5年くらい前にテレビ(多分ホンマでっか!?TVだったはず)で目の中にレンズを入れることで視力を良くする手術があると放送していました。この手術だとレーシックとは違い角膜を削らないし、近視の戻りがほとんどない。今は高額だけどしばらくしたらもう少し安くなるかもしれないと言っていて、私はレーシックじゃなくてこのICLという手術をしたいなと思いました。

月日は流れてICLをすっかり忘れていた頃に、社会人になった私は舞台やコンサートがあった日はホテルに泊まるというのが楽しみの1つになっていました。しかしホテルに泊まるとなるとコンタクトを持っていくのが面倒くさい。1泊2日ならいいのですが、何日も泊まるとなるとその分のコンタクトを持っていかないといけない。それが面倒くさいなと思いました。また温泉がついている旅館やホテルに泊まると、コンタクトをつけていないと遠くが見えなくて歩きづらい。でもコンタクトをつけたままお風呂に入るとずっとつけているせいか目がしばしばする。眼鏡だとレンズの部分が濡れて前が見えない。目が悪いとこんなにも不便なのかと思いました。コンタクトも長い目で見れば高い。どうにかならないかと思っていた時にICLを思い出しました。ICLをネットで検索すると都内であればやってくれる病院が多くありました。金額を見てみると安くても46万円でした。すごく高い。私はそんな高給取りではありませんし、そんな大金を払うのは厳しいと率直に思いました。

でもこの不便さから解消されるのであれば、すごくいい買い物なんじゃないか?

コンタクトを何十年も買って使うことを考えればICLの方が安いんじゃないか?

とりあえず話だけ聞いてみようと思って病院を探し始めました。

病院の無料検査に行ってきた

私はいろいろ調べた結果、新宿近視クリニックに行ってきました。

検査はこんな感じでした。

9項目の検査がありそこでICLができるかできないかが診断されます。検査のなかで痛いものはありませんでした。ただ私が行った日が祝日で混んでいたので、待ち時間が長かったです。検査のために瞳孔を開く目薬をしていたのでスマホの文字が全然見えなくて、時間つぶしができなかったのが地味につらかったです。老眼ってこんな感じかと思いながら待っていました。

検査が終わると問診室に呼ばれてマダムみたいな眼科医に「ICL出来ますよ」と診察されてとりあえずほっとしました。検査の結果、私の視力は両目とも0.1ぐらいでICLをすれば1.0から1.5の間の視力になるとのこと。そんなに視力が下がっているとは思わなくてショックでした。

そこまで近視も乱視もひどくないので一番安いレンズが使える。そして私の場合、ICLとレーシックのどちらも出来るとの事でした。ほとんどはどちらかしか出来ない人が多く、もしくはどちらも出来ないというパターンもあるそうです。その後、係りの女性に案内されてICLとレーシックについて詳しい話を聞きました。

レーシックのメリット

・ICLと比べて安い

・よく知られているので体験談などが聞きやすい

・手術時間が短い

・日常生活の制限が少ない

ICLのメリット

・近視の戻りがほとんどない

・レーシックに対応できない人もICLならできる可能性がある

・角膜を削らないのでドライアイがひどくならない

・いざとなったらレンズを取り外せる


レーシックのデメリット

・角膜を削るのでドライアイがひどくなったり見え方が変わってしまうことがある

・近視の戻りの可能性がある

・近視や乱視がひどいとレーシックが受けられない

ICLのデメリット

・自由診療なので自己負担になる(つまり手術費が高い)

・ICLを受けたことのある人が多くないので体験談が聞きづらい

・日常生活の制限が多い

などを聞きました。

ICLは目にメスを入れるので目が弱い状態になるので、洗顔やシャワーなどで日常生活に制限が出てしまいます。レーシックも日常生活に制限が出るのですが、ICLよりもその制限が緩かったりします。

ICLでは洗顔が術後1週間控えるように言われますが、レーシックでは手術翌日の検診で眼科医からOKが出れば洗顔ができるようになります。

レーシックとICLのメリットとデメリットを聞いたうえで、日常生活に制限があるけど、近視の戻りも少なくて見え方が変わらないICLがいいと思い、私はICLを手術することに決めました。

金額の話

ICLを受けたいと係りの女性に話すと金額とスケジュールの話になりました。私は近視と乱視がそこまでひどくないので一番安いレンズになると言われました(それでも45万円)。近視と乱視がひどいと海外からレンズを取り寄せないといけないのですが、私の場合はすぐにレンズを用意することができるとのことでした。

レンズの料金を先払いすればすぐに手術日程を組んでくれるとのことだったので、レンズ代25万円をカードで払いました。新宿近視クリニックでは楽天ポイントが貯まるので、楽天カードを持っている人はおすすめかもしれません。また湘南美容外科クリニックと同じも提携しているので、過去に湘南美容外科クリニックに通っていたことのある人は、もしかしたら貯まっていたポイントを使って値引きできるかもしれません。1万円値引きされて24万円になっていました。

同意書やこんなリスクがあるかもしれませんよという話を受けてようやく手術日が決定しました。係りの女性から目薬を渡されて、手術3日前からこの目薬を1日4回さしてくださいと言われます。ちゃんと目薬をささないと手術が延期になってキャンセル料2万5千円発生すると言われて、ちゃんと目薬をさそうと心に決めました。

私はソフトコンタクトレンズを着けているのですが、角膜の形状が変わってしまうので手術3日前からはソフトコンタクトレンズを着けないようにと言われました。ハードコンタクトレンズを着けている人は2週間前、乱視用のソフトコンタクトレンズを着けている人は1週間前から着けられなくなります。

最後にまた手術の日程を確認して病院を出ました。3~4時間病院にいて検査したことと瞳孔が開く目薬をさしたので、すごく疲れました。でもこれで目が良くなるのであればと思ったらワクワクしました。次の記事ではICL手術当日の話をしたいと思います。

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