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【学生インターンレポ】ゲーム運営を通して見えるもの

こんにちは!学生インターンのまっつんです。

名前:まっつん 
所属:大学2年生
趣味:
・時間を忘れてゲームで遊ぶこと(ひとりでも、友達とでも!)
・架空の旅行のスケジュール組み立て
好きなまち:
おじいちゃん、おばあちゃんが住んでいる津軽地方
インターンのきっかけ:
・子どもたちと遊ぶことが大好きなこと
・まちのこ団の活動が自分に合っていると感じたこと
学びたいこと:多くの人と関わることで、視野を広げていきたい!

前回の記事『【学生インターンレポ】子どもたちの"思いやり"に触れる』に続き、
まちのこ団でのインターンシップの活動について発信していきます!

一般社団法人まちのこ団
まちで育つ子どもたちの"原体験を豊かにすること"をミッションに活動をしています。 《主な事業》 ▶︎移動式あそび場づくり ▶︎拠点式場づくり(まちのこベース) ▶企画運営まちづくり事業|防災/地域コーディネート等
https://lit.link/machinokodan】
水戸ホーリーホック公式サイト
https://www.mito-hollyhock.net/】


サッカースタジアムの「あそび場」

今回は、暑い夏にぴったりなイベント、

2023年 8月12日・19日
「水戸ホーリーホックの水あそび!」

の様子をお伝えします!

「水戸ホーリーホックの水あそび!」は
サッカーJリーグの茨城県水戸市を拠点とするクラブ、
水戸ホーリーホックさんとわたしたち、まちのこ団が開催したイベントです!

企画経緯などは、下記の記事に記載していますので、
ぜひご覧ください!

https://note.com/machinokodan/n/nb2f6be511e59

1日目 8月12日(土)-V.ファーレン長崎戦-

この日、水戸の最高気温33.3度。
強い日差しがじりじりと照りつける中、
まちのこ団は以下の2つのコンテンツを実施しました。

1.陣取り合戦!水鉄砲バトル!!(以下ウォーターサバゲ)
2.ウォーター射的(以下射的)

まちのこ団の特徴の1つである、下は小学生から高校生や大学生、
そしてお父さん、お母さんまで、幅広い人々がスタッフとして関わり
2つのチームに分かれてゲームを運営しました。

暑さに加えて、夏休みということもあってか、射的とウォーターサバゲ、
どちらも終日ずっと大賑わいでした。

1.ウォーターサバゲ

トイレットペーパー製のたすきを身につけ、
そのたすきが破られないように、5対5でバトルします!

受付をすませ、対戦表に名前をかき、いざ出陣!
武器は水鉄砲、「週榴弾」こと水風船。
一気に攻めるか、それとも慎重に?
水鉄砲をなげ、怯んだ隙に突撃!
などなど、わたしたち大人が考えるのとはまた異なる戦術を用いり、
みごとなチームワークを見せる子どもたちの姿がみられました。

(広いサッカーグラウンドをフィールドに)
(5対5でバトルする様子)
(ピッチをかけまわります)

2.射的

金魚すくいのポイや、ジェンガの積み木を的に見立て、
簡易的な水鉄砲で狙います。
得点別でもらえる景品はこんな感じ。
 
 ・水戸ホーリーホックユニフォーム
 ・水戸ホーリーホックタオル
 ・水戸ホーリーホックデザインの車の模型
 ・ポテトチップスやグミなどのお菓子
 ・ウルトラマンシール etc

目玉はやはり水戸ホーリーホックユニフォーム。
多くの人が、ユニフォームを狙い、
いかに多くの得点を得ることができるか、一緒にきた家族や友達と
相談する様子が見られました。

(ウォーター射的の様子)
(景品のサッカーグッズの品々)

わたしは主に射的の手伝いをしていましたが、両コンテンツともに
多くの参加者が楽しんでいる様子を見ることができました。

さて、
射的コンテンツでは、1日目の活動を通し、いくつかの改善点がありました。
①ルールの曖昧さ と ②大行列ができてしまったことです。

まず、
①ルールの曖昧さについて
射的チームのシミュレーションの甘さがあらわになりました。

射的のルールは、水鉄砲でポイに穴を開ければ
得点になるというものでしたが、
一部の参加者には、勢いよく水を放ちながら左右にふって、
複数のポイにごく小さな穴をぽつぽつとあける、
という、ちょっとグレーかな?という人がちらほら見受けられました。

これによって、高得点を取る人が、想定よりも多く出てしまいました。

②大行列については、これはありがたい悲鳴でもあるのですが、
予想以上に多くの人のご来場を頂いたため、射的エリアで大行列が発生しました。

(暑い中でもお待ち頂きありがとうございました)

ウォーターサバゲは試合開始時刻が決まっていましたが、
射的の参加方法は、事前に受付を済ませてから順番が来るまで列に並んで待つ、という形式をとっていたため、結果的に炎天下の中で多くの人をお待たせしてしまうことになってしまいました。

2日目 8月19日(土)-ブラウブリッツ秋田戦-

2日目。
1日目と同様、ウォーターサバゲと射的を行いました!

担当チームのメンバーの入れ替えを行って(わたしは1日目同様射的でしたが)
前回の問題を振り返りつつ、
射的エリアでの問題を解決するためのアイデアを出し合いました。

①ルールの改善
 ルールを「ポイの半分以上穴をあけることが必要」とはっきりと変更し、
 得点の見直しや状況に合わせて微調整をしました。

 さらに、発見難易度、的中難易度ともに高い「まぼろしの的」や、
 決して破れない「ダミーぽい」(本当にわかりにくかった!)
 などの要素を導入しました。
 

②大行列問題の解決
 私は、受付で数字を書いた整理券を渡すことを考えていたのですが、
 スタッフの提案により、トランプをもちいたグループ分けをしました。
 数字ではなく、スート((❤、♣、♠、◆)を用いて、
 行列の人数を最大でも13人におさえる、という方法です。
 
 (実は、2日目は前回より人が少なくて、結局用いることはありませんでしたが…)

これらの改善のうち、
特に、「まぼろしの的」の反響が大きかったように感じます。
隠された的って、宝探しみたいじゃないですか?

「本当にあるの?」「机の下になにかあるよ!」
そんな言葉が飛び交う中、ひとりの小学生の男の子が
「まぼろしの的」を見事撃ち抜き、葵色のユニフォームをゲット!

(ざわつく会場…)

(実はその後、私たちスタッフも挑戦しましたが、誰も当てられませんでした。男の子、すごすぎる…!!)

運営として関わるということ

2日間を通じて、多くの人々と協力し、楽しく活動をやりきることができました。
その中で、わたしは多くの学びを得られたと感じています。

まず、シミュレーションしてうまくいったと感じても、
実際にやってみなければわからないということ。

活動に対するたくさんの改善点を見つけたり、
子どもたちの思いもつかないような行動に驚いたり、
まさに、想定外の出来事の連発で、
人々がより楽しめるよう、臨機応変な対応をする必要がありました。

そして、色々な考えを出し合い、知ること。

  「どうすれば安全に楽しんでもらえるか?」
  「得点と景品の組み合わせは?」
  「配置は本当にこれでいいのか?」

これらの問に対して、自分だけではなく、
他の人々の意見・考え方・価値観を積極的に感じることで、
発想を広げ、柔軟に思考することができるようになるのではないかと思います。

今回、多くの人に水遊びを楽しんでもらえたように、
インターンシップの活動を通し、人々の交流の場やあそび場が、
参加者にとってプラスの体験となるよう心がけていきたいです。

(運営メンバー)

以上、まっつんのインターンシップ活動の様子のご報告でした。

(写真=まちのこ団/文=まっつん)


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