見出し画像

年金広報について思うこと

20歳に到達、又は会社に就職した場合、若い年齢から長期間にわたって保険料を支払うことになります。

その額も決して安くはありません。

・国民年金保険料 16,610円/月(R3年度)

・厚生年金保険料 報酬月額の18.3%/月(事業主と折半)

だいぶ昔ですが、新入社員になって初任給の給与明細を受け取った時、社会保険料控除や税金控除の大きさにびっくりしました。どうしてこんなに引かれるのか理解できず、腹が立った記憶があります。

その制度のことをよく知らないし、制度の契約をした記憶もないのですから、当然に沸き起こる感情でした。病気になることはあるから健康保険は仕方ないか、程度の感覚でした。

それから、給料から社会保険料や税が引かれるのは仕方がないと思うものの、モヤモヤした感情を抱きつつ、仕事や日々の生活に追われる中で、じっくりとそれらを考えることすらありませんでした。

ほとんどの方が同じではないでしょうか。

所得税や市民税もそうですが、社会保険制度を学校で学んだ記憶はありません。

これでは年金に関するネガティブな報道があると、多くの保険料を支払っている国民から批判がでるでしょうし、政権を揺るがす報道にもつながった過去があります。

国民の理解を得て制度の理解を進めるには、やはり学校教育で学ぶ必要があるのではないでしょうか。

そう思い、厚生労働省の広報を探してみました。

マンガや動画、専門サイトがありましたので眺めてみました。

良く出来ていますが、WEBでの広報はその人に該当サイトまでたどり着いてもらう必要があります。それにサイトはあくまで名刺がわりの一面に留まってしまう可能性もあります。

一方通行の情報なので、難しい表現や不明点はスルーすることになり、誤解が生じる可能性もあります。

厚生労働省と文部科学省が協力して学校授業に取り込めるといいのになと思います。税金も含めると財務省も同じでしょうか。



(動画は令和2年に作成したものですので、説明保険料が現在と異なります))





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?