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個人事業主の開業届、職業欄は何にしよう?

離職して臨んだ6年間の介護生活を終えて、地元である清瀬市で家事や介護などのお手伝いサービス「まちともLife」を起業しました。

個人事業主としてスタートするにあたり、税務署に開業届を出すことになります。
開業届には「職業」と「事業の概要」という欄があって、「事業の概要」欄には次のように記載しようと考えています。

  • 家事代行サービス

  • 介護保険外サービス

  • お手伝いボランティアの広報・活動支援

ところで「職業」欄には何と記載すればいいのだろう?
仕事の内容がわかれば自由に書いて良いということなのですが、迷ってしまいます。

総務省の日本標準産業分類から「家事サービス業」を選ぶという方法もあります。
ただ、これだと介護やボランティアのことは含まれず、かといってすべてを含めようとすると名称が長くなってしまいます。
「〇〇業」とするのも大袈裟すぎる気がして。

WEBデザイナーやシステムエンジニアなどのように、お仕事は何ですか?と聞かれた時にさっと答えられる名称にできるといいな。

家事と介護とボランティア、共通するのは「お手伝い」。
お手伝いという生活支援を育てていくというミッションを掲げています。
そのためには、情報発信など様々な方法でお手伝いを広めていくことが必要と考えています。

”お手伝いコーディネーター”も良いと思ったのですが、お手伝いを広めるというニュワンスを含めたい、広める人って何ていうんだろう? ネットで検索してみました。
伝道師、伝道者、アンバサダー、インフルエンサー・・・なかなかしっくり来ません。

・・・エバンジェリスト。これはよさそう!
初めて耳にする人も多いと思いますが、もともとの意味はキリスト教の伝道者のことで、最近ではものごとの価値や魅力などをわかりやすく伝えて広めていく役割を果たす人の呼称として使われているようです。

これなら、私がこれから目指していこうと思い定めたことにもピタリと合致します。
よしっ『お手伝いエバンジェリスト』にしよう!

もちろん『お手伝いエバンジェリスト』なんて名称は存在していないと思いますが、職業欄の書き方は自由ということなので、そう名乗らせてもらうことにします。
ひょっとすると職業名として名乗るのは日本初かも⁉ そう思うと少しワクワクします。

ところで、「お手伝い」を伝えて広めていくと言っても、そんなことして何の役に立つの?と感じている人も多いと思います。

物凄くザックリ言うと、贅沢品になってしまった「お手伝い」を誰でも気軽に使えるような形に変えて広めていけば、少子高齢化が進む日本がこれから直面するであろう困難にも立ち向かって行けるのではないか、という話なのです!!・・・はしょり過ぎてわからないですよね。

お手伝いが秘めている力を知っていただくためにも、順を追って説明していければと考えています。
急速な少子高齢化、社会保障費の増大、地域包括ケアシステムの難しさ、介護業界の人手不足など、関連していることがたくさんありますので、わかりやすく説明できるような記事を発信していきたいと思います。

【2024.2.3追記】
『知って備える少子高齢化~私たちにできること』という連載を始めることにしました。こちらもご覧いただけると嬉しいです!

最後に、
『お手伝いエバンジェリスト』ってどう?と娘に尋ねたところ「まぁよさげな感じ。でもちょっと、うさんくさいかな~」とのこと。
そう言われると確かに。。でもいいや、まじめに頑張って、そのイメージも変えていこう!

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