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「反省してます」

予定していたことを
その存在を
すっかり 忘れていた
相手にすれば すっぽかしだ
何人も参加者がいる場だから
ぼくひとりが
行っても行かなくても
いてもいなくても
大勢に影響なし――
ではあるが
勤めに出ることはなく
「予定」が少ない日々
月に何度かあるやなしやの
少しは
行くことを楽しみにしていた
その予定を
行くことをすっかり忘れ…

なんとも情けない

ぼくの席も用意されていたわけで
準備をしていた人もいたわけで
有料イベントでなく
懐が痛むものではないものの
忘れていた――その事実
緊張感のない日常が
寂しいのである

この夏 ほかにも似たことがあった
そのときは 向こうから
「来ないけれど 何かあったのか」
と 電話がかかり
 急に体調が悪くなって…
 連絡もできず…すいません…
と うそを言い 冷や汗――

なんともはや

鈍いのか
ぼけているのか

緩いゆるい日常の中
そんな失敗続きに
自己嫌悪 する

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