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一期一会、感謝の気持ちを伝えたい

となりのヒーローインタビューvol.2


あなたの身近にヒーローはいないだろうか。
何か困ったときに助けてくれる。相談に乗ってくれる。そばにいてくれる。
そんな【となりのヒーロー】
そのヒーローから、あなたにメッセージを届けるそんな趣旨の記事。

ピックアップ事前情報

・星優希ゆる紹介
・フレスコボール

星優希ゆる紹介

岩手県 陸前高田市在住、三陸フレスコボールクラブ所属
障がい者福祉施設にて11年勤務、主任職で就労支援。
お菓子作り、ワカメの葉切り等の仕事を提供し、現場で寄り添った協働もしている。会社から期待される人徳を持ち、今年度から相談支援の研修を受ける予定。

フレスコボール

日本フレスコボール協会 提供


松井(以下ま):どうぞよろしくー!
星(以下ほ):よろしくお願いします!
(フレスコボール大会にてお互い面識あり)

スーパーサポーター

ま:星くんってみんなから好かれてるよね。木田さんとか(瀬戸内フレスコボールクラブ所属)近しい人から好青年って言われるよね。そんな星くんの波長が合う、好きな人ってどんな人?

ほ:オモシロい人が好きです。師匠(著者)みたいな方が好きです。

ま:ありがとう!笑(師匠と呼んでもらっている・・・)
オモシロいっていうのはどういう面白さやろう?コメディ的な?

ほ:コメディ必要ですね。笑
あとは軸がある人、芯がしっかりしてる人ですね。そういう人に惹かれます。

ま:ほーなるほど、オモシロい。
軸がある・芯の持っている人のデメリットとして
「頑固」っていうのがあると思うねん。
星くんは柔軟でいろんな角度から人を見れてると思うから、そこがオモシロい!星くんは自己評価として軸があるとは思わないの?

ほ:優柔不断かなと思います。モノゴト決められないですね・・・

ま:へー

ほ:あまり決断力がないですね。

ま:でもスーパーサポーター的な。誰かをそっと支えるのが上手いよね。今やってる仕事も支援で。すごく仕事とあってるよね。

ほ:そうですね。誰かをサポートするのは好きです。

「じゃあ2人ペアね」「え!?」

左:橋詰友人 右:星優希

ま:フレスコボールってどういう出会い?始めたきっかけってどんな感じ?

ほ:橋詰友人さん、わかりますか?2020年に陸前高田市に移住してきた。(現在、湘南フレスコボールクラブ所属)

ま:もちろん!

ほ:移住者と地元の人との交流会で友人さんと会いました。友人さんがやっていたカフェに行ったり、一緒にランニングしてました。フレスコボールも教えてもらったり。

ま:ほーそうなんや。橋詰さんと星くんは親交あったってことね。それきっかけクラブができて、クラブに所属してってことか。

ほ:クラブ所属、いつの間にって感じではありました。笑

ま:ん?どういうこと?笑

ほ:2022年にリクゼンタカタカップ決まりまして。大会運営を友人さんにお願いされました。はい!とお答えして。

ま:うんうん。

ほ:きんにくん、嵐さん、外山さん、きっしゃん、やましょーさんたち、日本代表の方々と交流会、指導してもらえる機会がありまして。運営側として櫻岡くんと一緒に打ってたら。
橋詰:『じゃあ2人ペアね』

ほ:みたいな?笑。え!?何が?みたいな。笑

ま:おぉー良い強引さというか(笑)私もたまにやっちゃいます・・・今となってみると、よかった?笑

ほ:もちろんよかったです!その時は思わぬ展開でした。それがきっかけ楽しくフレスコボールやってます。

全国から来てくださって嬉しかったです

三陸フレスコボールクラブ

ま:フレスコボール、体験してみる人は多いけど継続する人は一握り。星くんはなんで継続してると思う?

ほ:2022年リクゼンタカタ大会(初の岩手でのフレスコボール全国大会)皆さんが全国から来てくださって嬉しかったですし、三陸メンバーと関わって教えてくださってありがたかったです。そしてもっとプレーヤーとしてうまくなりたいです!

ま:なるほど、めっちゃいいなぁ。大会開催がフレスコボールを続ける要因になってるんかぁ。いい話。

スポーツを好きと思わせてくれた人

岩手県立高田高等学校バスケ部

ほ:もともとスポーツ得意じゃないんです。
小学生の時、太ってて足も遅くて。マット運動も全然で、運動が嫌いでした。

ま:うんうん

ほ:中学生になってバスケ部に入りました。その時のコーチが印象に残る方で。とても厳しい方だったんですけど魅力がありました。なぜ魅力的と感じてたのかなぁと思うと、その方も社会人バスケされてて、プレーされてました。それを見に行く機会も多くて、かっこいいなぁと思ってました。すごく怒られてましたけど、まったく嫌いじゃなかったですね。
ずっとずっと苦手だったスポーツを、好きと思わせてくれた人。

ま:へー、ステキな出会いがあったんやねぇ。出会いっていい!

感謝の気持ちを伝えたい

聖火と星優希

ほ:これ見えます?(おもむろに何かを出す)

ま:ん?なに?

ほ:シャキーン!笑

ま:ん?笑。聖火ランナー?東京オリンピックか

ほ:そうです。

ま:聖火ランナーやって、どうやったー?気持ちの変化あり?
すごいなぁ。そんなんやったことないから聞きたい。

ほ:変化と言いますか、やりたかった理由があって。
震災につながるんですけど、全国の方々からたくさんの支援をいただいて、感謝の気持ちを伝えたかったですね。聖火ランナーで。

ま:めちゃくちゃええこと言うな・・・人間力が器からあふれ出てる。笑

一期一会

ま:星くんが大事にしてる考え方ってある?

ほ:一期一会。大事にしてます。さっきも話に出ていていたバスケ部のコーチからの言葉で「一期一会」を調べてこいって言われて。
ま:うんうん
その当時は調べてもピンと来てなかったんですけど。中学生なので視野も、人間関係もせまかったから。社会人、今になってこの言葉が身に沁みます。福祉の仕事だけしていたらいいわけじゃなく、他の企業とつながったり。

ま:いいね。

ほ:あとはフレスコボールでいろんな方と出会ったり。師匠とも出会えましたし(笑)師匠の周りの人とさらに、つながったり!

ま:いい話。繋がってる!周りの人を大事にしたり、恩師のことを胸に刻んでいたり。やっぱり軸がある。一個一個の決断が優柔不断になることはあっても、大事にしてることは繋がってる

ほ:確かに、そうかもしれないです!新しい気づきです。

ヒーローインタビュー


ま:最後の質問、星くんはヒーローです。ヒーローのあなたから伝えたい人へ、メッセージを送ってもらいたいです。

ほ:誰に届けたいっていうのはないんですけど。スポーツのチカラですね。

ま:うんうん

ほ:僕の成長には常にスポーツがありました。マラソン大会出てても、フレスコボールの大会に出てても、たくさんの応援からたくさんのチカラをもらいました。今度は僕が、スポーツのチカラを子どもたちや障がいを持った方々、多くの人たちに伝えていきたいです!

ま:いいねぇー。なんか星くんの中でスポーツとヒトが上手くつながってて、両方からチカラをもらってるというか、自分自身で生み出してるのかも!とか思った。すてき!

【著者のヒトリゴ】
星という人間がより輝いたインタビューだった。彼との関わりであふれ出す人間力を知りたかった著者。ちょっとした出来事や出会いを大切にし、それを前向きなチカラに変えていく彼が私は好きだ。これからもよろしく。

左:星優希 右:著者


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