コペンハーゲン大学における行動制限指針・政府コロナ対策発表を受けて 2020/12/8
海外大学での対応の現状を、自分のメモのついでにシェア。
コペンハーゲン大学では、新型コロナ対策のための行動制限が政府から発表された翌朝には、大学内における対応として即座に対応してきました。
今回は12月7日に行われた政府発表を受けて今朝通達のあった対応について主な点を列挙します。
コペンハーゲン大学の対応
12月1日に公表された制限に加えて、12月9日から来年1月3日まで適応される新たなより厳しい行動制限が政府より発表された。これまでに出されていた行動制限については来年2月28日まで継続される。
この発表に伴い、コペンハーゲン大学では12月2日に出した大学における対応に加えて新たに以下の対応を取る。
授業および試験
12月2日から行われている対応からは大きくは変わらないが、以下の対処を取ること。
- 教育活動:政府からの推奨は、より強いものになり、つまり、授業はオンライン形式のものに転換する必要がある。対面授業がどうしても必要な場合は例外も考慮される(ラボ内での研究、臨床、特殊な機械が必要な工作など)
- キャンパス内でのアカデミックイベントはすべて中止。学生が主催する活動(委員会、ディベート、映写会などを含む)も中止。
- 試験:可能な限りオンライン形式に変更が必要。
研究・イノベーション活動
- すべての教職員で自宅作業ができるものは、在宅勤務をすること。ただし、最低限の大学機能維持のため、または大学・研究室での作業が必須な研究プロジェクトに加わる者については例外を認める。
- 研究室活動や研究機器の維持に関わる必要なものはキャンパス内での活動を許可する。
- PhD学位審査はオンラインで行う。
キャンパス内での活動
- 12月9日からは、大学関係者のみ入構可能。
- 学生は、上記にある例外(臨床、研究、特別な施設を有する工作)を除き、キャンパス内へ入ることはできなくなる予定。自習室、カフェ、その他の共通エリアの使用は禁止。図書館は図書の貸出・返却のみでの出入りは許可する。
職場内環境
- 政府の指示に従い、在宅勤務を行うこと。大学での活動が必要なものも、部屋やエレベータなど広さに応じた人数制限や清潔環境維持などを徹底する。
- 1m以上の距離をお互いに保つこと
- 自分の固有のオフィス以外ではマスクまたはフェイスシールドを用いること。また複数人で共有するオフィスまたは対面でのミーティング時はマスク・フェイスシールドの着用は必須。
大学とのコミュニケーション
大学関係者向けウェブサイトで常に新しい情報を発信する。FAQについても近日中に公開予定。
以上です。
皆さんもどうぞ健康大事にお過ごしください。
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