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デンマーク・コペンハーゲンに家族で移住し、3年が過ぎました。 これまでに感じたこと、日…

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デンマーク・コペンハーゲンに家族で移住し、3年が過ぎました。 これまでに感じたこと、日本とデンマークの違いなどについてノートを残していこうと思います。

最近の記事

デンマークの2022/2023冬季COVIDブースターワクチン計画

本日(2022年9月2日)、COVID-19に会する政府記者会見で、2022-2023年の寒冷シーズンに備えた予防接種計画が発表。 主な内容は以下の通り。 ブースターワクチンは、50歳以上、妊娠中の女性、50歳以下でも他の理由でリスクのある人、医療従事者、高齢者施設やその他のケアセンターで勤務する人、すべてに提供される。 提供されるワクチンは、ModernaとComirnaty(Pfizer/BioNTech)の最新かつ承認されたワクチン。 ワクチン接種の案内は、デン

    • 今日から使い捨てプラスチックの使用禁止(EU加盟国)

      EUの欧州議会は、使い捨てプラスチック食器等を禁止する新指令案を2019年に正式決定し、 そして本日7月3日より、EU加盟各国において使い捨てストロー、マドラー、食器類(フォーク、ナイフ、スプーン、皿類)や綿棒、風船の棒、「酸化型生分解性プラスチック」の全面的な使用禁止、市場流通禁止となりました。 既に以前からプラスチック容器やカトラリーの使用をやめている飲食店などもありますが、今日買い物にスーパーに出かけた際、陳列棚からも上記の商品がかなり撤去されている様子が伺えました。

      • コロナ対策におけるデンマーク政府会見と追加規制の発表 2020/12/16

        12月16日午後6時発表 クリスマス・期間中のコロナ対策における全国レベルの追加規制 首相官邸においてメッテ・フレデリクセン首相と関係担当大臣による共同記者会見が開かれた。 感染者数の増加は引き続き見られており、厳格な対応が必要である。(16日の感染者数は3692人) 特にクリスマス期間中にさらなる感染増加を防ぐためにさらなる対処が必要である。 よって、食料品を除くすべての小売業を閉鎖する必要があり、 12月25日から1月1日のクリスマス期間中、 デンマークは完全シャッ

        • コペンハーゲン大学における行動制限指針・政府コロナ対策発表を受けて 2020/12/8

          海外大学での対応の現状を、自分のメモのついでにシェア。 コペンハーゲン大学では、新型コロナ対策のための行動制限が政府から発表された翌朝には、大学内における対応として即座に対応してきました。 今回は12月7日に行われた政府発表を受けて今朝通達のあった対応について主な点を列挙します。 コペンハーゲン大学の対応 12月1日に公表された制限に加えて、12月9日から来年1月3日まで適応される新たなより厳しい行動制限が政府より発表された。これまでに出されていた行動制限については来年

        デンマークの2022/2023冬季COVIDブースターワクチン計画

        • 今日から使い捨てプラスチックの使用禁止(EU加盟国)

        • コロナ対策におけるデンマーク政府会見と追加規制の発表 2020/12/16

        • コペンハーゲン大学における行動制限指針・政府コロナ対策発表を受けて 2020/12/8

          二度目のロックダウン:デンマーク 2020/12/7

          予想はしていたけれども、ついに来てしまった。 現在、政府公式会見中。 コペンハーゲンとその周囲の7つの地域、またオーフス、オーデンセにおいての新たな規制(主要な点のみ)- 5年生以上の学校(高校、大学、その他の若者・大人向けの教育機関含む)は登校禁止。オンラインでのリモートクラスに切り替え - 映画館、屋内のスポーツ・文化施設は閉鎖 - レストラン・バーは持ち帰り営業のみ - 公共施設で緊急を要しない職種については、在宅勤務へ切り替え - その他職種についても可能な限り在

          二度目のロックダウン:デンマーク 2020/12/7

          デンマークのコロナ対策アップデート:2020年12月2日

          日本でどこまで海外のコロナ対策が紹介されているかわかりませんが、、、 個人メモついでにここでシェアさせてください。 現在、コペンハーゲンを含む都市部を中心に感染者の増加がみられ、そのためコペンハーゲンを含む周囲17の地域における新たな追加制限が政府の会見にて昨日(12月1日)発表されました。来週よりこの制限は始まる予定。 政府発表内容(12月1日) 内容は以下の通り。 --------------------------- ・本日のデンマーク国内新規感染者は1,468名

          デンマークのコロナ対策アップデート:2020年12月2日

          デジタル自動車運転免許証が始まりました!

          デンマークでは多くの事項でデジタル化が進んでおり、国や公共機関からの通知、税金の支払い・管理、健康保険記録の管理など大半の行政手続きがオンラインで済ませられるのに加え、より生活に密着したバス・電車の乗車券や定期券、公共パーキングの支払いなどもスマホだけで完結できるようになっています。 デンマークは2020年の国連電子政府ランキングで第1位となるなど、デジタル先進国として知られていますが、2018年頃から自動車運転免許証もデジタル化が検討されており、ついに今日から運転免許証もス

          デジタル自動車運転免許証が始まりました!

          デンマークの教育をみていて感じること:その2・親が子供を叱らない - フラットな大人と子供の関係

          前回は、学校での面談の風景から先生と生徒・子供との関係、そこで作り上げられる子供自身の自己肯定感・問題解決能力について感じたことを挙げました。 しかし、それだけではなかなか説明できないこともあるように思います。私の娘たちは、途中からデンマークの教育システムに入ったわけですが、同じ学校に通う低学年、幼稚部のもっと小さい子たちからそれを感じることがある・・・。 デンマークの幼児教育は森の幼稚園など独特なものがあり、のびのびと育てる気風があります。デンマークにおいて幼稚園は、基

          デンマークの教育をみていて感じること:その2・親が子供を叱らない - フラットな大人と子供の関係

          デンマークの教育をみていて感じること: その1・指導とサポートの違い

          先日、長女の通うMiddle school(中学・インターナショナルスクール)で、親子面談がありました。こちらは8月に新学期が始まりますので、1学期過ごした状況を踏まえて、の面談ということです。 コロナの影響もあり、バーチャルでのミーティング。 私たち親子も、各教科の先生方もそれぞれの自宅からGoogle Meets越しの面談です。 小学部での面談はこの3年の間に長女、次女と何度か経験してきましたが、中学部に入っては初めての面談。カリキュラムや授業の体系も小学部とは大きく

          デンマークの教育をみていて感じること: その1・指導とサポートの違い

          海外の大学の中を覗いてみる?コペンハーゲン大学(その2)

          前回の続き。 前回はロビーなど共用部分でしたが、今回はもう少し中を覗いてみることにします。 場所は引き続きこの15階建ビル。Mærsk Tårnet(マースク・タワー)と呼ばれています。では、早速中を見ていきましょう。 - 最上階・展望エリア 最上階まで行くとガラス張りの展望エリアがあります。このエリアで最も高い建物なので、ノアポートからノアハウン、天気がよければ南にあるコペンハーゲン・カストラップ空港を離着陸する飛行機も見渡すことができます。反対側(北側)には王立総合

          海外の大学の中を覗いてみる?コペンハーゲン大学(その2)

          海外の大学の中を覗いてみる?コペンハーゲン大学(その1)

          まだ何を書いていいのかわからないのですが(笑) とりあえず何か始めよう。 ということで、大学の紹介でもしてみよう。 興味のある方がいるのだろうか、、、とは思いつつも。 以前、現地の生活を日本の方に紹介するオンラインイベントがあって、そのために撮った写真や動画がいっぱいあるから。再利用でごめん。 コペンハーゲン大学はその名の通り、デンマーク・コペンハーゲンにある大学で、市内じゅうにそのキャンパスや関連施設がある。 最も歴史の古い建物(と言っても戦火などによって何度も焼

          海外の大学の中を覗いてみる?コペンハーゲン大学(その1)

          自己紹介

          まずは自己紹介をします。 はじめまして。machuta(まちゅた) と申します。40代男性。 日本では20年ほど大学や研究所に所属して研究活動をしていましたが、2017年に日本を離れ、当時小学低学年の娘2人、妻と一緒にデンマーク・コペンハーゲンへ移住しました。 プロジェクト研究での雇用でしたので、最初の契約では2年でしたが、業績が認められ延長。現在移住4年目。 主な研究領域はバイオイメージング。神経科学。 コペンハーゲン大学でMRI Core Facilityの研究ディ

          自己紹介

          note はじめます(海外生活・デンマーク)

          最初の記事です。 noteを始めようと思ったきっかけは、デンマークに家族で移住してきて3年が経ち、これまでに経験したことなどを何かしらのカタチで残していければ、という気持ちが起こったから。 実際に、こちらでの生活の中で感じた小さなこと。仕事をする上で感じた日本との違い。子供たちの教育環境。その他諸々。。。 大学で勤務しているので、海外の大学の様子などもシェアできれば良いかな、と。 使い方がまだイマイチよくわかっていないのですが、記録として少しずつはじめていきます。

          note はじめます(海外生活・デンマーク)