Momoko Matsuura

メンタルヘルス・ウェルビーイングブランドCAREN代表。心と向き合い、心地よく生きるた…

Momoko Matsuura

メンタルヘルス・ウェルビーイングブランドCAREN代表。心と向き合い、心地よく生きるために。心のセルフケア、人生や働くことについて綴っています。https://www.instagram.com/caren_wellbeing/

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いつまでも終わらない、成長からの退却

コロナと共に生きることが当たり前になって、みんなの生活が徐々に元どおりになりつつある。何だかネガティブに感じてしまうのはステイホームを徹底したあの時、歌ったり踊ったり、絵を描いてみたり、今ばかりは好きな時間をただ過ごしてもいい、そんな空気が世間に漂っていて、その心地よさが恋しいからかもしれない。遊び心のない、忙しなく無駄のない生活に戻ってしまった。 そう思うと、大人になるにつれ、目的や目標のないことをするのが難しくなった気がする。何をするにも、それが自分の未来のためになるか

    • ”自分らしさ”って何?自分らしく生きるための3つのステップ

      「自分らしい生き方ってなんだろう?」 「自分が心地よく生きるにはどうしたらいい?」 自由に生き方が選べるようになった今、 ”自由”というのは幸せであるが、 時に選択の苦しさをも生み出してしまう。 私はウェルビーイングやメンタルヘルスを軸に事業を立ち上げ、多くの方(特に20代〜30代の方)の悩みやモヤモヤを聞いている。 その中でも、自分の働き方や生き方に悩み、将来に対して漠然と不安を抱える人がこんなにも多いのかと驚く。同じように悩みを抱える方が自分だけじゃない、と知ってもら

      • 嫉妬心と向き合い、自分らしい生き方を知る

        隣の誰かの芝生は青い SNSは時々見せなくていいものを見せてくる。 先日何となく気になって開いたSNSの投稿は、同世代で活躍しているアートディレクターさんの投稿だった。まさかの出身地も一緒で、同じ田舎で18歳まで育った人の現状が、隣ではないのに、私の中で隣の芝生になってしまった。 私は就職活動まで、自分が何がしたいか考えたこともなく、親の言うことを聞いてとりあえず企業に就職した。 数年後違和感を感じて辞めた後は、もしかして好きかも?と思ったデザインの仕事をして有名なア

        • やりたいことがわからない、一歩踏み出せない方へ伝えたい5つのこと

          初めまして^^メンタルヘルスやウェルビーイングを軸としたブランドCARENの代表 松浦桃子/MAMO と言います。 最近インスタグラムでお悩み募集をしています。お答えする場所はPodcastやインスタのストーリなど様々ですが、ガッツリ書きたいことは、文章にしよう!とnoteで 新企画”お悩み相談所”を始めてみました。 "自分の仕事は今のままでいいのだろうか?" ”今の仕事にやりがいを感じない” "自分にとって何が適職なのか?" "新しいこと始めてやめてしまったらどうしよう

        いつまでも終わらない、成長からの退却

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        • ウェルビーイング
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        • ブランドの立ち上げ
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        • 働き方と生き方と幸せの関係
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        記事

          ”理想の奥さん”という呪縛

          今日も私は理想の奥さんになれなかった。 28歳になる誕生日を迎えた今、自宅から離れたホテルで一人過ごしている。最近ほんの小さなことで夫と揉める日があってなんとなく1人になる時間が欲しかった。 結婚して一年がたち、自分の中の理想の奥さん像と程遠い現実に時々悩む。いつもニコニコしていて元気で優しくて…自分の母のような奥さんになりたかった。 そんな理想とは裏腹に私は毎日小言を言う。捨てずに置かれたティッシュ、脱ぎ捨てたパジャマ、昨日から放置されたままの洗い物。気になる、言いた

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          ほんの少しの生き辛さを感じる人の居場所

          こんにちは、来年のストレスケアブランドCARENを立ち上げにむけて、今毎日いろんな書籍や文献からストレスケアやメンタルヘルスについて沢山学びつつ、周りの友達に色んな話を聞きながら、今の課題が少しずつ見えてきました。その上で、CARENがブランドとしてどんなコミュニティーを作っていきたいのかが見えてきたのでここにて整理、、! 課題1、生きづらさを人に相談できない 「メンヘラ」って言葉があるように、日本では精神的に弱いことがとても恥ずかしいことのように捉えられますよね。私自身

          ほんの少しの生き辛さを感じる人の居場所

          今年ストレスケアのD2Cブランドを始めます。

          初めまして松浦桃子です。 今年ストレスケア・ヘルスケアのD2Cブランドを始めます。クラファン開始予定まで後4ヶ月。これが第一号の自己発信です。 経歴やブランドを始めるに到った背景や想いを初めて赤裸々に話すので、読んでいただけると嬉しいです。 1.経歴と自己紹介正直なんてことない経歴なのでサラッと。 大阪市立大学で空間デザインを学んだのち、特にやりたいことが見つからず銀行員として二年半働いた後、ブランディングという分野に心打たれ、グラフィックデザインの専門学校に行きました

          今年ストレスケアのD2Cブランドを始めます。

          何故いま女はお菓子を焼き、花を愛でるのか

          コロナの自粛期間中、女はお菓子を焼き花を愛で始めた。その女の一人である私も、10年ぶりにお菓子を焼き始めていた。 女に限らず、男も同じ。SNSで絵を書いたり楽器を演奏して歌ったり、普段見ることのなかった姿を目にする。 単なる暇つぶしなのか、お家の中でしかリア充できなくなったからなのか。理由はそれぞれだと思うが、私は幼い頃の感覚に少しずつ戻っているのではないかと思う。自分の思うがままにしたいことをしてきたあの頃に。 絵が上手じゃなくても自分の好きなように書いていたあの頃

          何故いま女はお菓子を焼き、花を愛でるのか

          このノートが出来るまで、そしてこれから

          月が満月に近くほど、あなたの心が、少しずつ満ちるように。 「FULL MOON DAIARY」という プロダクトをデザインから自主制作。 デザインコンセプトやノートの中身などの 記録をここに残します。 心が豊かになるためのプロダクトを 毎日SNSなどで溢れるマイナスな感情の書き込み、身近に精神病と向き合う人を目の当たりにし、人の心を豊かに出来る仕組みを作りたいと考えました。 忙しい現代、人が携帯やパソコンから離れ、10分でも自分とだけ向き合う時間を持つために、敢えてこ

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          回復のための居場所

          気が強くてプライドの高い自分 物腰柔らかくて、甘え上手な自分 自分には二面性があるなあ、と気が付いてなんだかすごくモヤモヤしていた。 例えば、私は三姉妹の三女でド・末っ子、 なのにある場面では、長女っぽいね、と言われたりする。小さな頃から頼りない自分が嫌いで、そう言われた時にすごく嬉しく感じてしまう。 どれが本当の自分だろう?と考えて、なんだか自分を否定的に考えてしまっていた時、この本に出会った。 「第3章 別人を演じる」の中で人は社会的要因や個人的要因などにより

          回復のための居場所

          働きがいから感じる幸福感

          先日newspicks主催のwest shipという 西日本初開催のイベントに参加してきた。 2025年の万博大阪を前に、 大阪をアップデートしよう というカンファレンスであった。 参加したセッションの一つ 【「働き方改革2.0」働き方から働きがいへ】 というテーマで、ユニリーバジャパンの 取締役人事本部総部長である島田 由香さんが お話されていたことが強く印象に残ったので これを読んでくれた人にとって 何か良い影響になれば、と思う。 「働き方」なんてそんなのどうでもい

          働きがいから感じる幸福感

          人生デザイン

          「人生デザインを通して考える、仕事と生きることの自分軸」 銀行を退職してからほぼ一年半。自分のしたいことが何か?を常に考えながらここまできた。 会社員の時にはそんな余裕すらなかったので、しっかり自分に向き合うことのできた貴重な時間だったなあ、と思う。 時にはそれを知りたいがために、少しでも興味のあることに足を運び、沢山の人に会いに行き、何でもやります!と手を挙げ、「これが向いてるのかな?いや違うなあ」と悩んだ末に「誰か私を導いてくれないかな」と無責任に考えたりもしていた。(

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          愛するってなんだ

          ’’恋愛至上主義だよね’’ 仲の良い友人に時々言われる この言葉にいつも何か違和感があった。 確かに物心ついたときから、 いつも好きな人が心の中にいて 好きな人が今居ない、という友達の悩みに共感できずに居た。 恋愛至上主義? 恋をして周りが見えなくなって… なんて乙女心は初恋の高校生の頃に捨ててきてる。 だけど、何故いつも自分の心の中に好きな人がいるのだろう。 何故人は人を愛するのだろう。そして結婚するのだろう。 そんな事を考えているとき、twitterに流れてきたこ

          愛するってなんだ

          幸福度と人生の選択の関係

          最近、人生100年時代といった言葉をよく聞くように、長寿化が進む日本。健康やある一定以上の生活レベルが保障され、他国に比べて裕福な生活を送っているものの、日本人の幸福度は低いことで有名である。国連の世界幸福報告書によると、2018年は54位という低さであった。 何故そこまで低いのかという理由は様々であるが、一つに「自由度の低さ」というものが挙げられる。「自由度の低さ」という言葉は抽象的であるので、「人生の選択肢の自由度の低さ」といった観点で見てみる。 日本では出会った相手に

          幸福度と人生の選択の関係

          自分のやりたいことが何なのか

          最近よく行く大阪の美容院で美容師さんと話をしていた時、「このお店東京で出したいんですよね、独立とかじゃなくて、自分を育ててくれたこの店に今度は貢献したいんです」と話をしてて、年下なのになんて熱い男なんだと思った。(間違ってもキュンとしたなんて話ではない) 高校生の時にすでに自分の将来やりたいことと向き合って決断していて、今もその道に対して努力していると考えると、自分にはそんなことが全く出来ていなかったな、と後悔することがある。 「良い大学に行くことが全て」と、とにかく勉強

          自分のやりたいことが何なのか

          女は日々悩む

          立ち飲み屋で女友達とあーだこーだ喋った夜。気分がふわふわしながらシャワーを浴びて、色んな思いが頭をグルグルしたのでとりあえず書いてみる。 25歳になって女友達と飲みに行くと20歳の頃に、理想の彼氏像を止めどなく喋り、’結局そんな男世の中にいてないよね’なんて全くゴールのない話をしたり、’こんな男とデートして’なんて話をベラベラ喋ってアホみたいに笑う年齢がどうやら過ぎてしまったようで(あくまで個人の話であって、世の中の女がみんなこうではない)この年齢になると仕事とか結婚とか出

          女は日々悩む