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音楽について書こう 〜キミノマワリ。→キミノマワリ+〜 (その2)

  さて、もう解体されてしまっている地下アイドルの話である。2018年の終わりころから通うようになったわけなのだが、初めて「推し」というものができた。ブクガは葵ちゃんがかわいくて大好きだけど、ブクガに関してはすべてのバランスが保たなければならないと理由で箱推しなのだ。だからチェキも均等、順番に撮って一人に偏ることはなかった。でも今回は違う。推しを軸に必ずチェキを撮って、ほかの子は適当にローテーションという感じだ。推しというのはもちろん、メガネでまこっちゃんという共通点から「斎木まこと」さんのことだ。
  ただこれは今でも言えることだけど、チェキのときに話して盛り上がるかどうか?ちゃんと話せる(なに目線やねんww)かどうかは重要なのである。どんなに可愛くても話が盛り上がらない子のところに続けていくのはツラいものなのである。趣味とか嗜好とか、あることに対して反応する考えや仕方が共感できるところがあるか、そんな部分で合う合わないが生じてくる。もちろん入口はアイドルだからかわいい!というのもあるが、推し続けるという面では性格というのは重要な要素のひとつなのだ。

  まあブクガも地下アイドルの部類なのだが、キミノマワリ。は本格的(?)に地下というか、わかる人にはわかるんだろうけど、そういう部類だ。対バンだったり主催だったりいろいろとブッキングや企画とか展開がおもしろい。そのひとつとしてオフ会なるものがあったりもした。

オフ会の様子。うしろのオタクたちは消しゴムマジックで消し去りましたw

  Twitterのグループアカウントがフォロー1000人とかで、その記念だったかな、恵比寿リキッドの2階のカフェでランチバイキング&飲み放題みたいなイベントだったと思います。メンバーは楽な私服でということだったんですが、ひとりだけパジャマを着ている強者がおりますww

オフ会での囲みチェキ

  そんなこんなでアイドルそのものとの距離が近いというのは気分の良いことなんですね。ただここは最初のきっかけであるmiifuuさんの作曲という強みがあるので、楽曲が良いというのは大きいんですよ。
  そんな彼女たちに一つの転機がおとずれます。最初に行なわれたワンマンライブ、その最後にプロデューサーであったユケさんが彼女たちから離れることが発表されました。ある程度育ってきたというのもあるのでしょう、お別れと同時にユケさんが作詞をした、この曲も同時に発表され彼女たちが旅立ってゆくのであった。

  それでも事務所はさらに力を入れてきました。いわゆるメジャーの制作陣の楽曲提供もありシングルとはいえ流通盤も製作しました。しかもかのELLEGARDENのドラムの高橋さんとベースの高田さんが楽器隊に参加するという豪華さ。まあELLEGARDENが関係してるのはカラクリ(?)があるのですが、たぶん書く機会があると思いますのでまた今度。これがその曲「ヒマワリ」です。

企画ものだと浴衣ライブなんてのもあって、楽しいのです。こんなかわいい子たちの浴衣姿見られるなら行っちゃいますよね。

屋上で昼夜公演、浴衣も変わりました。

  もちろん演者と客という関係なのだが、話していくうちにお互いのことがわかっていくので、仲良くなって(オッサンの気のせいという説もありますがw)いくんですよね。それはそれで楽しいものです。

  2019年はこんな感じに楽しんでましたよ。ファーストワンマンでは、ELLEGARDENのふたりがリズム隊としてバンドセットで演奏をします。写真集も発売したりと、結構な上り調子だったと思います。でもひとりのメンバーが卒業して6人体制となったりもします。
  しかしそんな矢先に、2020年初頭から全世界をコロナという伝染病が蔓延してしまいます。マスク、ビニールシート、フェイスシールド、席数制限、公演縮小、そして公演中止、活動休止、、、エンタメ界を揺るがします。キミノマワリ。ももちろん他ではありません。苦肉の策で映像を用いて配信をしたり、スカイプで特典会をしたりしていました。

  ある日推していた斎木まことさんが、体調不良のため配信をお休みしました。しばらく休みましたが、なかなか戻ってくることはなく、ついに卒業、つまり辞めてしまうことが発表されたのです。卒業ライブの発表もありました。最期は笑顔で見送ろうと思っていました。しかしいろいろあって延期、そして中止。とうとう会えないまま終わってしまいました。

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