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For Those About to Rock/ AC/DC【マコヤクミュージック】

CDというフォーマットの音に
初めて遭遇したのは高校1年の春だった。
80Wの3ウェイスピーカーを左右に従えた
ONKYO製のコンポで、高校入学祝いに
買ってもらった。
 
CDコンポが家に届くまでの待ちわびる1週間
最初に何を聞こうかと考えていた。
80Wのスピーカーに、
高まる気持ちは弾むばかり。

当時はハードロックにハマっていて、
ボンジョビ、モトリー・クルー、ラット、
ドッケン、ポイズン、シンデレラ、、、、、
聞きたい音楽は沢山あるのだけれど、
高校生の財布事情では、
予算も限られているし、
これでいくぞという1枚を決めかねていた。
 
それならば、
これまでに聞いたことのある音楽ではなく、
何か新しい音をこの新しいCDという
フォーマットで聴いてみようと思い立った。
 
そう決めた翌日、
学校の帰りに渋谷のタワーレコードに向かい、
“A“の棚から順に
未知なる音楽探求の旅に出ていくのだった。
“Z”までいくつもりで、
CDを一枚一枚めくっていったけど、
ZどころかBにいくこともなく、
音楽探求の旅に出て、
ごく30分もしないうちに、
一枚のジャケットに遭遇してしまった。
 
これを聴くしかない。
 
そのジャケットの真ん中に
デカデカと描かれた黒い大砲が
ヘヴィ級の重量感で押し迫ってきた。
その黒い大砲と
80Wの黒光りする3ウェイスピーカーとの
マシマシダブルの黒い協奏は
決して期待を裏切らない
音が飛び出してくるにちがいない!
このアルバムで決まってしまった。

タイトル : For Those About To Rock
バンド  : AC/DC 

70年代のハードロックバンド。
その当時聞いていたハードロックの
ルーツに存在したバンドだった。
LA周辺の流行りのバンドばかり聴いていたので、AC/DCの名前は知っていたが、
音は未知のバンドだった。 

これしか無い。 

For Those About To Rock/ AC/DC 

いいぞ いいぞオ――――
ギターの切れ味も最高
転げ回るには最高の夜だ
用意はいいか教えたとおりにやるんだぜ
今ここでほしいものを渡してやるから安心しなよお前が欲しいものは全てここにあるんだから
拍手喝采の最高の時がやってきたってもんだ
ロックミュージックの出番がきたのさ
俺達は伝説のバンドでも無ければ、
誰かに言われてやっている訳でもない
ロックしている奴らのために
ただ今を生きているだけさ
そんなお前らを俺達は誇りに思うんだぜ
ロックに生きるお前らを尊敬している
Oh yeah, yeah
Whoa, oh oh
We roll tonight
To the guitar bite
Yeah yeah
Oh Stand up and be counted
For what you are about to receive
We are the dealers
We'll give you everything you need
Hail, hail to the good times
'Cause rock has got the right of way
We ain't no legend, ain't no cause
We're just livin' for today
For those about to rock, we salute you
For those about to rock, we salute you  

フルスロットルで朝までぶち抜くぜ
青空に突き抜ける稲光のように
澄みわたる空にギターが轟いている
ひと晩中ヘッドバンキングで転がりまわる
そんなお前らを俺達は誇りに思う
ロックに生きるお前らを尊敬するぜ
そんなお前らを俺達は誇りに思う
まったく称賛にあたいするぜ
We rock at dawn on the front line
Like a bolt right out of the blue
The sky's alight with a guitar bite
Heads will roll and rock tonight
For those about to rock, we salute you
For those about to rock, we salute you
For those about to rock, we salute you,
yes we do
For those about to rock, we salute you
Oh, salute  

俺達っていうのはギターを鳴らす
借り物のバッテリーにすぎない
お前に狙いを定めてたら準備は整った
さぁ、玉を大砲に詰めてくれ
これから21発の祝砲を上げていくんだ
ロックに生きるお前らを尊敬している
そんな誇り高いお前らに、
祝砲をあげる、最大の敬意を込めて、
祝砲をあげる 誇りに思うお前たちに祝砲
打って、打って、祝砲を打ちまくれ
ロックを放つ奴らに、祝砲
ロックを浴びる奴らにも、祝砲
自分の人生を生きるんだ、
そんな最高の生き方に
祝砲
We're just a battery for hire with a guitar fire
Ready and aimed at you
Pick up your balls and load up your cannon
For a twenty-one gun salute
For those about to rock, fire (we salute you)
Oh, for those about to rock (we salute you)
Those about to rock, fire (we salute you)
Fire, we salute you
We salute you, come on
For those about to rock, we salute you
For those about to rock, we salute you
For those about to rock, we salute you
For those about to rock, we salute you
Shoot, shoot
Shoot, shoot
Oh, for those who give, for those who take
Doing your time and those on the rank
We salute you, yeah
We salute you
We salute you
We salute you
Fire

実際の曲の中で大砲が鳴り響くのだけれど、
後半になると大砲が連打されて、
すっげぇ~
とヘロヘロしながらヨダレを垂らし、
完全にAC/DCに打ちひしがれてしまったのを
覚えている。
なんだコイツ等、、、、
 
その日以来、
AC/DCとは、かれこれ30年以上の
付き合いとなっている。
どんな時もヘヴィローテーション。
そしてFor Those〜を手始めに
CDのコレクションも増殖するばかり、、、😅

いつもそばにはミュージック♫👍

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