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【結婚式の舞台裏話】フラワーシャワー

秋は結婚式のオンシーズンです。
土日祝日は、たくさんの結婚式が行われています。1日6組とか…

今の私は、とある式場で挙式アテンダントをしているのですが、とても良いチームで挙式をお手伝いさせていただいています。
牧師、聖歌隊、フルーティスト、オルガニスト、アテンドに、チャペルの進行は任されています。
プランナーさんをはじめカメラマンや美容師さん達とも、一丸となって1組1組のカップルの最高の1日をお手伝いさせていただいています。

さて、バックステージのこぼれ話なのですが。
新郎新婦退場時に、フラワーシャワーをまくことが多いです。

フラワーシャワーとは、新郎新婦に花びらをまいて祝福することです。おまじないで、花の香りで周囲を清め、幸せを拒む悪魔から新郎新婦を守る、新郎新婦が実り豊かな人生を送ることができるという意味があります。
フラワーシャワー無しの方々は、参列者が拍手でお祝いします。

ライスシャワーと言って、お米をふりかけることもあります。これは、おまじないで、実りをもたらすように、幸せな生活ができるように、子孫繁栄の祈りを込めて行います。

その○○シャワーなのですが…色々とアレンジがされています。

最近は冬が近づいて、多く見かけるのですが羽をフラワーに混ぜてあることが多くなってきました。これが!バージンロードの脇を飾るお花にひっかかる、ひっかかる。フェザーシャワーってやつです。
羽は投げても飛ばないのよこれが。新郎新婦にふりかけるなんて、羽子板の羽みたいなおもりついてないと飛ばんでしょう。

チャペル内での和装の人前式では、折り鶴シャワーがありました。新婦様が先生で、生徒さん達が折った折り鶴とのことでした。カラフルな折り鶴がまかれました。トゲトゲで、顔に当たったりして、チクチクするでしょうに??
お式が結んだ後のバージンロードに横たわる折り鶴達…膨大な数の蝉かなんかに見えました(笑)
でも色とりどりで綺麗でした。

ディズニー好きなおふたりが準備されていたのが、ミッキーマウスの顔に型どられたカラフルな紙吹雪…。ペーパーシャワーですと。
そのミッキーが小さくて、袋の中に入っている現物を見て、「おおっ…こ、これは。がんばろ」と、みんな息をのみました。
そう。挙式後の片付けが大変なのです。
挙式と挙式の間は数分しかなくて、すごい速さでリセットしているのです。

挙式と挙式の間には、リハーサルというものがありますからね。式が結んだら次のリハの開始依頼のインカムがバンバン飛んできますよ。

macoのお仕事の演出のほんの一部分ですが、こんなことしています。

さてさて、そのミッキーのペーパーシャワーですが、もう3週間前くらいのことなんですけれどね。今だに、椅子の隙間とか、椅子の足の下から出てきます。
「お!隠れミッキー発見!」
って、スタッフで発見したことをシェアし合っています。なんでしょう、このミッキーを見つけた時の喜びは。ミッキーマウスの威力ってすごいですね。ま•ほ•う!!

だって…生花の花びらが後日ドライフラワーになってくしゃっとなったのが、隙間から出てきても、あらーって残念なのに。

舞台裏話、気が向いたらまた書こうかなと思います!

読んでくださりありがとうございます。



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