ウサカメ


僕が不甲斐ないから
愛しいひとたちは
いつのまにかみんな
離れていってしまうのかな
僕が力不足だから
期待はずれしらけ切ってしまうのかな

今日も必死にもがいて
生きることにしがみついて
そんな姿を嘲笑うように
余裕ぶって
そんなにあなた方は偉いんだね
そんなにあなた方は凄いんだね

だけどそんなあなた方は
どれほど愛して生きる悦びを
知っているんだろう
どれほど愛して生きる悦びを
感じているんだろう

それが永遠の別れじゃないならば
いつかこの力が満ちた時
いつかまたきっと

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?