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効果的に使おう

写真を上手に見せるには、「背景をボカせば良い」なんて乱暴な話もありますが
自分は手前の物をボカす方が好きです。
もちろん背景をボカして浮き上がらせることもしますが、手前をボカすと奥行きが
倍増されるような写真ができます。

望遠効果も相まって良い感じにできるので、135mm以上使って撮ってみると
より良い写真が撮れると思います。
でも望遠レンズではなくても望遠効果は出せます。
50mmくらいでも十分近寄って撮影したらそれっぽくなります。

考えないといけないのは、背景です。
背景も写真なので気を付ける必要があります。
50mmと200mmとでは背景に入るものも変わります。
50mmで入っていたものが、200mmの画角では入らないことも。
また逆もあります。

彼女さんのポートレート撮る時に背景に赤い自動販売機が写ってたら
とても残念な結果になりますよね。
ボカせば良いのかっていえばそうでもなくて。
先日も、慣れないカメラマンがマラソンを撮影していました。
画像をみると全部の画像に「止まれ」の赤い標識が入っていました。
望遠で撮っていても、写そうとする被写体と背景のものが近くにあると
ピンはまあまあ合ってしまいます。

メインを撮ることに集中しすぎて、背景を気にしていなかったと言うこと。
何千枚も残念な画像が続いていました。
走ってるのに止まれかよ!ってツッコミが聞こえてきそうな画像でした。

もう何ミリか長いレンズで撮るか、場所を移動した方が良かったですねえ。

自分が撮る時は、1/1000でf5.6くらい300mmというのが基準にしてます。
約20mくらいで人の全身が入る感じ。これでもまあまあボケてくれて、
被写体が浮き立ちます。

オートで撮影していると、全部にピントが来て失敗ではないですが、つまらない絵ができてしまいます。

色々と効果的に使おう って話。


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