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アリシア・キーズ Alicia Keys - Underdog

今年のアカデミー賞は「パラサイト」が4冠を獲得しましたね。

私のまわりでも観た人は皆口をそろえて面白い、素晴らしいと言っているので私も観に行くつもりです。

でも、今日はそのアカデミー賞の話ではなく先月のグラミー賞でMCを務め素晴らしいステージも見せてくれたアリシアの話をしたいと思います。

私はアリシア・キーズが大好きです。

もともとR&Bが好き。そして素晴らしいシンガーというだけじゃなく、彼女にはすごく一本芯が通ったところがあり、人に対するあふれる愛情が感じられるところも好きです。数年前にメイクアップをして人前に出るのをやめましたよね。人目を気にすることなく自分らしく生きたい、ありのままの自分で生きたいと。飾らない人柄。
そして今年のグラミーで歌った「Underdog」の歌詞を読んでますます大好きになりました。



She was walking in the street, looked up and noticed
He was nameless, he was homeless
She asked him his name and told him what hers was
He gave her a story 'bout life
With a glint in his eye and a corner of a smile

彼女は道を歩きながらふと見上げて気づいたの
名もないホームレスの存在に
彼女は彼に名前をたずね、そして自分の名前を伝えたの
彼は彼女に人生について語ってくれた
目を輝かせて少し笑みを見せながらね

One conversation, a simple moment
The things that change us if we notice
When we look up sometimes

ひとつの会話、ほんの一瞬
たったそれだけで物事が私たちを変えることがあるわ
時々見上げてみて私たちが気づきさえすれば

They said I would never make it
But I was built to break the mold
The only dream that I've been chasing is my own

みんな私ができっこないっていうの
でも私は型を破るためにいるのよ
私が追いかけてきたたったひとつの夢は、私だけのものなの

So I sing a song for the hustlers trading at the bus stop
Single mothers waiting on a check to come
Young teachers, student doctors
Sons on the front line knowing they don't get to run

だから私は歌うの
バス停で客引きしている売春婦たちのために
給料が入るのを待っているシングルマザーのために
若い先生たち、医学生たちのために
逃げ出せないことを知っている前線で戦う青年たちのために

This goes out to the underdog

この歌はアンダードッグたちのためのもの

Keep on keeping at what you love
You'll find that someday soon enough
You will rise up, rise up, yeah

自分が愛するものを離さず持ち続けてね
いつの日か叶う日が来るから
立ち上がって、そう立ち上がるのよ

この歌のタイトルにもなっている「Underdog」。
これは負けるとわかっている人たち、という意味で、アリシアはどんなに弱い立場の人たちでも夢を持ち続ければいつか叶うから、と強く励ましてくれている。

この曲に勇気と元気をもらえました。
春に新しいアルバムが出るみたいですね。
絶対買います♡



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