見出し画像

世界は再び東西冷戦に向かう?


皆さん、こんにちは・こんばんは・おはようございます。「見たかな?観たよ!」の中の人、ひろ-macrobiworldです。

今回は世界情勢に関して気になったことや思ったことを綴って行きたいと思います。
先日こんなニュースが流れていました。

短いニュースですが、個人的にはそう言う方向に流れて行かざるを得ないのかな?と言う印象があります。

でも日本経済が絶好調だったのって、昭和の時代の冷戦期だったんですけどね。それを考えれば、それほど悪いわけで無さそうな気もしますが、どうなんでしょうか。

経済面でのマイナスを主張する人は新冷戦=ブロック経済を念頭においているのでしょうけれど、

私はイデオロギー的なもの・政治体制的なことで世界が二陣営に分かれる可能性はあっても、金融経済面はデジタル化やブロックチェーンなどの導入で、段階を踏んで最終的にワンワールド化して行くように思うのですが。

そして(ザックリと言って)二つの政治体制とワンワールドの金融経済体制を結ぶ…と言うか調整と言うかーーーそう言う組織として新国連などの様な準世界政府的組織が必要になると思うのです。

と言うわけで、今回は新冷戦に向かいそうだと言う、その背景の考察をして行こうと思います。

長文の一気読みがキツい方は、目次を活用して分割して読んで頂けるとありがたいです。


トルコとハマスとイスラエル


マタタビの羅針盤さんが、切り取りではありますが、エルドアン大統領のスピーチの和訳ビデオをランブルにあげていました。
(この様に、支配層の意図を暴くかの様な内容の動画は、YouTubeではBANの対象になってしまって、あげられないですからね。)

前々回の記事を読んで下さった方は「ああ、やはりそうか」と思われる部分もあるかと思います。

彼が他にあげている英語メディアの和訳ビデオを幾つか観てみると、なんだかんだ言いつつ、イスラエルがハマスを育てた理由※がそのまま今でも「生きている」のかなあ?…と、思わされます。

※簡単にではありますが日本版Wikipediaのハマスの項目にも記載があります。

ファタハとはヤーセル・アラファトが設立した
パレスチナ解放機構傘下の政党

世界的に反シオニズムの流れ


ハマスが一般の人を盾にしているーーーと言う部分では従来の見方と変わらないのですが、ガザの病院の下の地下トンネルにハマスはいないと言うものもありました。

爆撃は専ら一般庶民の頭上から行われており、ハマスの兵士の犠牲者はほんの僅かだと言うのです。そしてガザの病院入り口や電源であるソーラーパネルなどを破壊していると言います。

これはハマスの支配下にあるガザ地区から、パレスチナ人を追い出そうしている為だと言います。

つまり、別の見方をするなら一般庶民の人々が他国やガザの外の地域に避難すれば、ハマスの本体はガザには駐留していないので、ガザはイスラエルに占領されてしまう…と言うジレンマがあるのですね。

だから表向きはハマスはそれを許さず庶民を盾に使っていると言うわけ。

ハマス本隊がガザに入って庶民を避難させれば良い様なものですが、それをしないからハマスも人を盾に使っていると非難される事態になっているのです。

他方イスラエルのやり方にも世界的に批判が高まっていて、日本のメディアや世界の米バイデン大統領側勢力ではそれを「反ユダヤ主義が広まっている」と報道しているわけですが、

前回の記事にも書いた様に「反ユダヤ主義」なのでは無く、「反シオニスト」が増えているのですよね。この二つは全く別物ですので、混同するのは危険です。

あとイスラエル人の7割〜8割がガザからパレスチナ人を追放したいと思っているとの報道も多いのですが、イスラエル庶民の殆どは戦争は望んでいないはず。

随分前に、イスラエル国民は自国の政府がパレスチナに行っている残虐行為は、イスラエル国内では報道されていないので知らない」と言う話も聞きました。

SNSの普及で現在はどうかは分かりませんが、双方が双方を悪者にする様なーーー時には憎悪を植え付ける様な報道をしていることでは変わりが無いのかも知れませんね。

ただSNSで第三国の人からの投稿を目にする機会がある人たちの間では、昔とは認識が違って来ている可能性もあります。

結局はイスラエルとパレスチナの国境線をどこに引くか?の問題であって、イスラエルの国民の殆どは、(追放と言うよりも)国境線をヨルダン川で引いた方がスッキリするから
…くらいの認識なのではないでしょうか?

報道の仕方によっては、イスラエル政権幹部が口にしていたのと同様に、イスラエルの国民の7割〜8割がパレスチナの殲滅を望んでいるかの様に印象操作されてしまっているように思います。

でも、それってどうなんですかねえ。

因みにこんなニュースも上がっていましたね。

これが伏線となって、事態が前々回で、私が解釈したノストラダムスの予言詩の内容の様に動くのか、これからも注視して行きたいと思います。

ハマスがアラブで孤立している?


因みにアラブ側・イスラム過激派の中でも対立があるようで、ハマス全体としてはサラフィー主義勢力との対立が目立つとのこと。
(サウジアラビアで主流のスンニ派のワッハーブ派は、サラフィー主義の流れを汲む宗派で穏健派なのだそうです。)

ただ(これも前回触れたことですが)旧約聖書のモーセの十戒「盗むなかれ」「殺すなかれ」に背いていることでは、イスラエルもパレスチナ(ハマス)も同じです。

サラフィー主義がイスラム教の原点回帰を目指した宗派だと言うなら、

サラフィー主義勢力への攻撃は、見方を変えるなら、西洋社会におけるグローバリストによるキリスト教への攻撃と同じ意味を持つような役割を持っており、イスラム勢力側でその役割を担っているのがハマスと言うことになるのかも知れません。

となると、やはりハマスの黒幕はイスラエルと言うより(むしろイスラエルの黒幕“も”…かも)は、戦争屋と呼ばれる米ネオコンの一部と言うことになるんでしょうか?

穏健派と呼ばれる勢力や教義の集団を攻撃して殲滅してしまえば、戦争屋は好きなだけ対立する陣営を煽って、罪悪感を感じることなく戦争を起こして金儲け出来ますものね。

でもそれが嵩じてエスカレートして行けば、戦争してくれる兵力(人員)も無くなるし、最終的には自分自身の首を絞めることになる・自分で自分の滅びへの道を作っていると何故気付かないのか?…不思議です。

悪い宇宙人なのか悪魔なのか、はたまた悪霊なのかは分かりませんが、何か悪いモノに憑依され我を失ってしまっているのでしょうか。

もはや為政者の良心に決断を期待することは出来ないのでしょうか。

トランプ前米大統領も言っていた通り、彼ら戦争屋と呼ばれるグローバル金融資本(ソロスやロックフェラー)と軍産複合体が第1の人類の敵なんでしょうね。

第2の人類の敵は「全体主義を推し進めようとしている勢力」でしょうか。

全体主義≠共産主義なのは、今の中国を観れば明らかです。

ロスチャイルドは共産主義を生み育てたけれど、その共産主義の悪い部分

ーーー支配層・指導者層(ノーメンクラトゥーラ)が富の大部分を独占し、残りのわずかな富を他の皆で平等に分け合う▶︎一般庶民を奴隷化してコントロール(管理・支配)する。中露が良い例。

ーーーと言う“悪い部分だけを切り取った”のが、グローバル全体主義と言っても良いのではないでしょうか?

それが資本主義と結びついていることで、状況は更に悪化している様に思えます。(=格差の拡大、身分や階層の固定化など。)

イスラムとキリストとユダヤを結ぶもの


また旧約聖書にも記述があると言う「目には目を…」と「モーセの十戒」の「盗むなかれ」「殺すなかれ」と整合性をどう捉えるのか?

テレ東の豊島さんは、「イスラエルの論理」と言う特集番組の最後に、旧約聖書-歴代誌28章から「神の為に神殿を建設しようとしたダビデ王に、神は建設を許さず」の一節を引用されていました。

これは前回も書きましたが、超正統派ユダヤ人の

超正統派はイスラエル建国に関してモーセの十戒の第6・8戒「汝、殺すなかれ、盗むなかれ」に違反しているとし、「聖書の教えに反した行いは同胞といえど肯定できない」という認識を持つ。また、「メシア(救世主)が現れないと真のユダヤ国家は実現できない、しかし、まだメシアは現れていない、だから現在のイスラエル国家は偽物であり、認められない。」、「メシアが現れるまで建国は待つべきだ。」としている。

と言う立場を暗に説明しているものでもあります。

アブラハムの宗教(ユダヤ・キリスト・イスラム)内での争いの解決の鍵は、案外そんなところにあるのかも知れません。

それ(平和を担保するのに必要な戒律)をそもそも否定していると言うのなら、彼らは自らの宗教を否定していることになりますが、確かイスラム教はイスラム教への攻撃をする輩を敵認定していたはず。

つまりアラブは常に米英の支配とその裏に在る狡猾さを非難しますが、アラブ側にもダブルスタンダードの部分があるわけです。

2人の預言者(開祖)


大事なのは、そして本当に考えるべきは、なぜキリストやムハンマドが登場したのか?です。

イエスはもともとはユダヤ教徒でした。

ムハンマドは現地の土着的な多神教を信仰していたと考えられますが、大天使ガブリエルから啓示を受けて預言者となりイスラム教の開祖となっています。

そもそも彼らが登場したのはユダヤ教そのもの(ムハンマドの場合は、キリスト教も含まれると思われる)を否定したかったからではなく、

神の言葉や教義の本質を理解せず、自分たちの都合の良い解釈をして世の中を歪めている支配層を否定したかったから、
そして支配層がそのことに気付き、悔い改めてくれることを望んだから…ではなかったですか?

クルアーンは、アブラハムの宗教という概念を発展させることで、こうした知的批判に応えた。アブラハムに関する知識は旧約聖書とそれに基づく資料に由来するが、アブラハムはイシュマエルを介してアラブ人の祖先とみなすことができる。ユダヤ人はモーセの信奉者か、アブラハムの孫ヤコブの子孫と見なされるからだ。同時に、アブラハムは神のみへの崇拝を唱えていた。それゆえクルアーンは、ユダヤ教徒やキリスト教徒によって様々な明確な方法で堕落させられたアブラハムの純粋な一神教を回復していると主張している。

Wikipedia(英語版);ユダヤ人に対するムハンマドの見解より、機械翻訳文で引用

と言うことは、イエスが生きていた二千年前もムハンマドが生きていた時代も、そして現在に至るまで、世界の支配層は同じ過ちを犯し続けていると言うことになりますね。

即ちイスラエルもアラブも、自分たちの防衛権を盾に其々の経典の「好戦的な部分を暴力の言い訳に使う」ばかりで、

本来宗教が目的としたであろう「信者たちに平穏な暮らしを保証する為に、(為政者や宗教的指導者たちが、)皆それぞれが自分を律することを課している部分を無視している」わけです。

最終的に裁くのは宗教の教義か?
宗教の指導者なのか?


思い出して欲しいのは、チャールズⅢ英国王が、皇太子時代からイスラムの理解者であろうと英国の大学にイスラム研究センターを設けて、研究を進めて来ていることです。

ここ最近私が繰り返し書いて来ていることですが、「二元論的な対立構造」の中で考えていたら、こうした問題は解決出来ません。

まずは全体を俯瞰して、問題を起こしている原因の根っこを探らなくてはなりません。

私の記事を読んでくださる様な方々は、犯人は大方の予想が付いているとは思いますが、

それはつまり西洋社会でもアラブ社会でも、グレートリセットを口実に似た様なことが行われているのは何故かと言うことです。

それをキリスト教VSイスラム教とか、
ユダヤ教VSイスラム教とか、
西洋VS東洋とか、
イランVS米国とか、
イスラエルVSパレスチナと言った様な

二元論的な対立構造で物事を捉えたら、問題の本質を間違えてしまうことになります。

異なる二つのものを争わせて対立を煽り、それによって世界や物事の進歩を促すのでは無く、

その対立をエスカレートさせて紛争や戦争を起こし「人間の命を虫ケラの様に扱って儲けようとする人たち」と、「そう言う人たちに群がって甘い汁を吸おうとしている人たち」は、陽の東西を問わずいるのです。

そう言った人たち
(多くは戦争屋と言われる米ネオコンの一部とそのシンパや従属派・ハマスやネタニエフ首相も関係していると言われている。)
が問題なのであって、特定の国や民族に非があるわけではありません。

競争は社会全体の進歩や発展を促す為に必要な要素ではあるのですが、何事も「過ぎたるは及ばざるが如し」で、やり過ぎれば紛争や戦争のタネになりかねないと言うことです。

そこに抑制をかけて来たのが、人間の良心であり、宗教意識だったはずなのですが。

国家体制や司法が攻撃され、宗教すらも攻撃され壊されかけている今、もう一度それぞれの民族を精神的に支えて来た「信仰や宗教」の原点に立ち返ることが必要なのではないでしょうか?

そして返るべき原点、それはアブラハムの宗教(ユダヤ教・キリスト教・イスラム教のこと)にとっては、「旧約聖書」であり「モーセの十戒」であるはずです。

(攻撃的だと言われる)旧約聖書の出エジプト記などは所謂歴史書的なところがあると思いますが、純粋に戒律と言ったら、まずはモーセの十戒では無いのでしょうか…???

アブラハムの宗教の文化圏が問題を抱えた場合、解決の為の指針とするべき共通の戒律として、聖書のどの部分を最も優先するべきなのか、先ずはアブラハムの宗教の指導者たちが、ハッキリと統一した見解や指針を示すべき時なのでは…?と思うのですが、如何でしょうか。

それがハッキリされれば、係争中の問題に関しては国際世論が解決に向けた一定の方向性や流れを作る様になるのではないでしょうか?

国連の改革、又は新国連=準世界政府的な組織が必要なわけ


こうしたパレスチナとイスラエルの様な問題も、本来は国連の国際司法裁判所などで、裁かれるべき問題なのだろうと思います。

ところが今の国連は皆さんもご存知の通り、全く機能していません。

国連調停官の島田久仁彦さんはロシアのウクライナ侵攻以降と上記の記事で書いていますが、

それ以前から2014年〜16年の件(オデッサの悲劇ドンバス戦争など▶︎マイダン革命の影響・余波)を国連を初めとする国際社会は、ロシアの訴えを無視してウクライナ東部に住む親露派(露語話者)救済の為の介入をして来ませんでした。

つまりはウクライナ戦争が始まったのは2022年では無く2014年とする説があるのです。
ウクライナ国内の親露派はソ連崩壊後もそこに住み続けたロシア系住人で、当初はウクライナ国内の内戦だったのです。ところが調停を依頼しても国連が介入してくれないので、親露派からのSOSも有り、露が介入せざるを得なかった…と言うのが露側の言い分となっています。

これは、例えて言うならウクライナがイスラエルで有り、ウクライナ国内の露語話者がガザに住むパレスチナ人に相当すると言えるでしょう。

こうしたコンテンツは、ウクライナ侵攻が起きた当初は出せず、それでもメゲずにYouTubeやTwitter・facebookなどで情報を発信していた方のコンテンツ等はBANされていました。

最近はウクライナ敗戦が濃厚になり、こうした情報も、徐々にですが左派系メディアでは取り上げられている様です。

そもそも論ではありますが、国連が元々第二次世界大戦の戦勝国によって出来ていること…ただし中国は第二次世界大戦後に誕生した国家であるにも関わらず何故か戦勝国に入って常任理事国になっていたり、
ソ連崩壊後も正当な手続きを経ること無くロシアが常任理事国に居続けるなど、
「不公正」な事態が当初から観られました。

日本等が第二次世界大戦後70年以上も経って、それなりに国際貢献してきているにも関わらず、未だに国連の敵国条項から外されていないと言うのもおかしな話です。

この様な不公正さ・見方によっては差別的な扱いがある組織が、国際司法の場で信任を得て影響力を発揮できるわけがありません。

国際司法の場が国際社会において影響力を持つには、その組織の公平さ・公正さが担保される必要があります。(つまり信頼され信任を受けていることが機能する条件。)

単なる国連傘下の一民間団体であるはずのWEF(国連経済フォーラム)が主導し世界情勢の動きを支配している「グレートリセット▶︎新世界秩序」の計画や、
それに伴うグローバル全体主義の台頭の動きも、
元はと言えば国連自体が不公正な組織だったから出てきてしまった…と言えなくも無いでしょう。

国連を本当の意味での平等と、公正さ公平さのある組織に改革するのか、

それとも国連に変わる新しい組織を作るのか?
(つまりこうした考えも「世界政府」設立案に繋がっているのですが、現状ではそれを主導している勢力や勢力のイデオロギーが問題となっている=国家資本主義→グローバル全体主義だから。)

つまり世界の人々が目を向けなければいけないのは自国の政治体制だけでは無い…と言うことになります。

両者は同根で繋がっている問題だからです。

グローバル全体主義者が抱える致命的な問題


今世界で起きていることは、一種の「暴力革命」なんです。

ザックリ言えば共産主義では経済発展出来ないことに気付いた為政者(主に中露)が、全体主義は保持したまま資本主義(市場経済)を取り入れたのが「国家資本主義▶︎グローバル全体主義」なのでしょう。

ですが残ってしまったのは全体主義だけで無く、共産主義者の改革の手法のひとつ「暴力革命」も温存されていて、

共産主義国家だった中露が…では“無く”、

共産主義や共産主義国家の生みの親である国際金融資本が、未だにそういう前時代的な手法で、自分たちが種まきした世界各国の情勢を都合良く利用して、彼らの一部が自分たちの利益を更に増幅させる為に世界をガラガラポンしようとしている(→follow the money)というのが真相で、それが未だに罷り通っているのは正直言って「驚き」でもあるんですけどね。

世界の体制をガラガラポンする為に、西側のグローバル全体主義者と彼らを支持する国際金融資本によって「暴力革命」の種があちこちに仕掛けられ、煽られ、発芽してしまった瞬間がロシアのウクライナ侵攻だったと言えるかも知れません。

でも「暴力革命」は、負けた側・滅ぼされた側に新たな恨みなど負の感情と言う「争いの種」を植え付けることになります。

これではいつまで経っても戦争は無くなりません。

ですから、本気で国連の様な世界組織を「世界の平和維持」の目的で設立すると言うのなら、社会の改革の為に「暴力革命」と言う手法を取るのは間違っているのです。
(逆に戦争や紛争で儲けたい人たちにとっては、暴力革命と言う手法や考え方は、温存されていた方が都合が良いわけです。)

負の連鎖は何処かで断ち切らなければなりません。

私たちに必要なこと


だからこそ普段から書いているように
「二元論的な対立構造で物事を考えてはいけない」のです。

対立や紛争が起きた時、目の前で争っている敵だけに捉われず、その争いで漁夫の利を得る者がいないかどうか?
背後でその事態を仕掛けている存在がいないかどうか。
まずはそこに目を向ける必要があります。

科学技術の発展も、それをどう使うかを決める為政者たちの考えで「功罪が決まってしまう」のです。

今想定されている「デジタルID」や「脳にチップ」を埋め込む…と言った技術も然りです。


例えば金融業界に於けるデジタル化は、“公正に運用”されれば、富裕層の闇ビジネスの実態を暴露して、裏金作りが出来なくなることに繋がります。(これは政治家も同じことです。)

脳にチップを埋め込む技術は、そもそもは精神障害者の治療に有効とされて来た分野でもあります。(もともと脳内に電極を埋め込み、電磁波で精神障害の治療をする方法が研究されてきたものが、通信技術の発達で悪用を企んだ…?)

つまり新しい科学技術自体に良し悪しがあるのでは無く、それを使って統治や支配する人間の思考内容に良し悪しがあるわけです。

(個人的には人の命を虫ケラの様に扱って平気で戦争を仕掛けて儲けている人たちの脳みそにチップを埋め込んで、人格矯正して貰いたいくらいなんですが。だって、彼ら病気でしょ?普通じゃないですよ、どう考えたって。

現実にはそう言う狂気の戦争屋と彼らに与する陣営が、人類にチップを埋め込んでヒューマノイド化し庶民を奴隷化しようとしている…と言う説が広まっているけれど、

そう言うことを目論んでいる勢力があるなら、「その勢力の人たちの方にこそチップを埋め込んで、彼らを無害化してください」って思うよね。)

いずれにせよ今の様なきな臭い世界情勢下では、いかなる時も二元論的な対立構造の中で問題を考えないこと。
必ずその出来事の背後や背景も含めて、全体を俯瞰して見ること。
それが問題解決の為の第一歩となるでしょう。

こうした多角的視点で物事を観るには、多少の訓練が必要です。

例えば、昔から言われて来たのは囲碁や将棋(チェス)などを嗜みつつ、色んな歴史書や歴史小説も読むことですが、これはどちらかと言うと男性向きの方法かも知れませんね。

男女の別に関わらず、占い好きの人なら、タロットカードやオラクルカード等を使用して、複数枚を使った展開法で占う勉強や練習をすることも、全体を俯瞰した上で多角的な視点で物事を考える能力を鍛えることに繋がります。

今の中高年以上の世代は、勧善懲悪者のドラマや映画を観て育って来ていますから、二元論的な対立構造の中で物事を考えるクセがついてしまっています。

それ以下の若い世代はSNSの普及で、自分の意見や趣味が近い人としか交わらない傾向が強くなり、自分と異なる環境に育ち生活している人のことを想像し難くなっていると言われています。

当然、自分と異なる意見に対する許容度や認識力も落ちていると考えられますが、それでは自由民主主義は維持出来ないのですよね。

そう言う人たちにとっては、自分と違う背景を持ち、結果的に自分と異なる意見を持つ様になった、普段は自分とは縁が無い人たちに対する「想像力」を養う必要があるでしょう。

それには自ら、自分とはあまり縁のない世界のことにも興味を持ち、出来るだけそう言う情報に接して行くしかありません。

ある程度の経験値が貯まれば、後は推測も出来る様になるでしょうから、それまではひたすら自分の引き出しに知識や経験を貯めて行くしか無いですね。


と言うわけで、今回はこれで終わりです。

最後までお付き合い頂きました皆様には、大変ありがとうございました。

このアカウントでは政経占い(原則として有料)と、時事ネタのエッセイ(無料)をお届けしています。
次回はの予定は未だ未定ですが、良かったら、また次回も会いにきて下さいね。

そして「良いな」と思った記事にはスキ(♡)をポチッとお願い致します。
そしてもしスキの記事が増えているようなら、フォローもして頂けると嬉しいです。

Xのアカウントをお持ちの方は、こちらも是非宜しくお願いします。

【本文中リンク以外の参考資料】


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?