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そもそも品質工学f パラメータが多い場合(7)

直交表に割り付けられる因子の水準数って、最大3つまで?
いえいえ、直交表を変形すれば多水準だって割り付けられます!
直交表L18なら6水準までいけます!

もちろん、因子数は減りますけどねw

直交表の外側に誤差因子を割り付ける。
通常の実験ならばN1とN2と2つのケースが多いですが、2個である必要はありません。
わたる君のケースだと、N9まであるってことかな?

そうすると、要因効果図が9個描けます。
どのフイルムなら、どの因子が効いているか。
そういった詳細を知ることができます。

しかし、CI03が言う通り、最終的には1つになります。
とはいえ、どの因子がどのフイルムにどういった影響を与えているのかというのは、気になりますよね?
そこから、新しい発見もあるかもしれませんからね!

特に今回は誤差因子を探す実験。
過去に、誤差因子を探す実験で、本実験をせずに問題が解決したことがあります。

この装置はローラー押しつけ圧のばらつきが大きく効いているとわかれば、製造段階でそのばらつきを抑えるという設計とは別な手段でよくすることも可能ですからね!

さぁ、次回は実験結果をどう読み解くか!
続きが気になる人はこちら!
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