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そもそも品質工学f パラメータ設計 入門研修 (66)

さぁ、マンガで伝えるパラメータ設計入門!
桂先生は一体どんな教育をするのか!?

この研修で使用している、スーパーカスタマブルチョロQって、もう入手できないんですよね…
だから、今はワンホイールを使った研修に変わっているわけなのですが…

実際に、先に1因子実験で最適化をさせます。
そして、後で行う、パラメータ設計で出した条件の方がいい結果になることを示します。

それで、「マジか、すげー」ってことになるんです。

たまーに、勘のいい人がいたりして、1因子実験の結果の方がよく…
…ならないんだな、これが。

なぜかって?
誤差因子があるからです。

1種類のコースに特化すれば、いい条件ってのは見つけられます。
しかし、都合のいいコースと、都合の悪いコース、それらの差を小さくするという視点が、皆さんガッツリ抜けています。

どれだけ長い距離を走るか、つまり感度のみに注意が行き、ロバスト性なんてそっちのけ。

だから、講師としては、「しめしめ、みんなしっかり落とし穴に落ちてくれた」とほくそ笑んでいるのです。

映画やドラマのシナリオライターと同じ。
全員が無意識に仲間だと思っている人間が、実は敵の主犯格だったってやつ。

教育とは、計算方法や手段を教えるだけじゃダメ。
ストーリーにのせて、ドラマ仕立てでやる。
そして、受講者の心を動かす。

心が動かないと、次につながらない。
つまり、感動させることが、人を動かすためのエネルギーなのですよ。

だから、こういったマンガのストーリーに乗せて、いかに品質工学を伝えるかってことを日々考えているわけですよ。

さぁ、わたる君は最適化できるのか?
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