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そもそも品質工学 第111話 何をしたいのかわからない

目の前にある問題を把握することはできても、その問題の本質が何かわからないことがよくあります。
考えれば考えるほど、堂々巡りになったり。

対象の技術の機能もそうですね。
そんな時には、三現主義で、何も考えずに、固定概念を捨てて、対象を澄んだ心で見つめましょう。
そうすると、見えてくるものがきっとありますよ!

南国のお土産と言ったら、ドライマンゴーですよね。
最近では、近くのスーパーでも見かけるようになりました。
これを水でもどして、ミキサーにかけると、マンゴーシェイクに…ってそういう話じゃなかった!

何が機能なのか、何が誤差なのか。
はがれる原因は何なのか。
それをどうやって調べればいいのか。

それには、対象をよく観察することです。
この場合、「はがれている」ということを「ふーん」って思うだけではだめです。

はがれている場所に注目するのか。
はがれていない場所に注目するのか。
はがれ落ちたものに注目するのか。
それとも軸そのものに注目するのか。
軸と接触しているものに注目するのか。
塗布工程に注目するのか。
とにかく、多くの切り口から、客観的に見ます。

そして、データから「絶対に関係がない」という理由を明確にします。
通常は「絶対に関係がない」って勝手に思って、原因から排除しがちです。

ぜひクリティカルシンキングで「本当に関係がないのか?」と自問自答してくださいね!
意外と、答えは身近に会ったりするものです。

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