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そもそも品質工学 こぼれ話 平均値の真実

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みなさん、その平均値は大丈夫ですか?
平均値の目的って知っていますか?

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平均値(算術平均)とは、測定データのばらつきを消し、本来の真の値に近い結果を得るための方法。

なので、クラスの英語の平均値なんて、何の意味もない。クラスの英語の点数の真値なんて存在しないからだ。

よく使われる例では、貯蓄額の平均だ。2018年度の日本国民はおおよそ1700万円ぐらいらしい。

自分の周りの人たちが、そんなに貯蓄していると思いますか?
思いませんよね?

傾向を表す方法として、最大値(ピーク値)と中央値(データを数えていき、ちょうど真ん中の人の貯蓄額)というのがある。ピーク値だと、100万円以下の人がほとんどだ。中央値だと1000万円ぐらい。

クラスで100点を取った人が10人いて、他の20人が10点でも、
(100点×10人+10点×20人)÷ 30人=平均40点
自分の周りのほとんどが10点なのに、平均値はその4倍の40点。

この40点に何の意味があるのかな?
その40点から、何がわかるのかな?

よっぽど、生データをそのまま棒グラフ(ヒストグラム)にしたほうが、データの意味を理解することができるはずだ。

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