荒巻セントラルプラザ

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最近の記事

名前が付けれない感情「カラオケ行こ!」20240419

X JAPANの「紅」(Blue Blood版)はフル尺6分19秒。 その内 歌の入りまで1分11秒 ギターソロ1分06秒 YOSHIKIのドラムソロ5秒 と非常にカラオケで無となる時間が多い曲。 それをメイン曲に選ぶ和山やま先生のセンスよ。 近年、甲子園の応援歌や、歌うまグラサンおじさんとなってしまったToshiの曲などとして有名になり、少しギャグ的に扱われてしまうこともある「紅」だが、是非原曲をフル尺で聴いてほしい。 という余談はさておき、良かったです「カラオケ行こ

    • 米津玄師「さよーならまたいつか!」に現代最高水準の優しさを見た

      今期の朝ドラ「虎に翼」の主題歌、 米津玄師「さよーならまたいつか!」が素晴らしい。というお話。 (ドラマもおもしろい!) まず何がいいかというと「さよーならまたいつか!」というタイトルがいい。力が抜けてるけど人生の真理に到達している。 どこか懐かしくなるようなメロディ、と思いきや今までのJ-POPになかったメロディも散りばめられていている。 この「口ずさめるようで口ずさめないけど、いつしか口ずさんでしまう」感じが「朝ドラの主題歌への挑戦」という感じがしてかっこいい。 普

      • 恐怖を乗り越えて「海がきこえる」20240402

        ~あらすじ~ 主人公の大学生・ススムには、高校時代から付き合っている彼女・エリカがいた。しかし、ひょんなことからエリカは東京の大学で出会ったチャラい先輩と関係を持っていることを知ってしまい・・・。 以上が、私が長年が想像していた「海がきこえる」のあらすじです。 「海がきこえる」は学生時代からずっと気になっていたのだけど 「何やら寝取られ要素があるらしい」という噂をキャッチし 「そんなの見たら脳が破壊されちゃうだろ」 と思って見ることが出来ない作品でした。 しかし現在、

        • 変わらないバレー少年達とすっかり大人になった私「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」20240223

          4期まで「ハイキュー」をアニメで楽しんできた私。 しかし以降が劇場版で製作されると知った時「どう考えてもカットされまくるだろ」と不安感を抱いた。 その結果「もうこれ期に原作を楽しむしかない」と全巻を一括購入。 そして現在、まだ一回もその原作を開かれていないのである。 という状態の私です。 今回の「劇場版1本で音駒編をやる」と聞いた時、予感が的中したと思いました。 果たしてそれで自分は音駒編を100%楽しむことができるのだろうか。 「初めて見る」という体験は一度しかできない

        名前が付けれない感情「カラオケ行こ!」20240419

          密に歴史を更新した作品「MONDAYS このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない」20240205

          タイムリープ物が溢れる中で、新しい一歩を踏み出した一作。 仕事と趣味、そして生きがいという社会人ならば誰でも唸ってしまうテーマを描いているのだけど、とにかく終盤に出てくるアイテムが全てを持っていく。 ラスト、あれ?これで良かったんだっけ?と思いつつも全部持っていかれる。 そして後輩コンビの顔から溢れる「いい奴ら感」すごい。

          密に歴史を更新した作品「MONDAYS このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない」20240205

          貴船行きてぇっ「リバー、流れないでよ」20240205

          冒頭「下北沢トリウッド」のロゴを見たせいだろうか。 映像の質感にも「うん、下北沢っぽいな」 小劇場っぽいノリの会話にお「おお、下北沢っぽいな」 と安易に思ってしまった。 京都なのに。 EDが「くるり」だったのは流石に「下北沢っぽいな」と思った。 いや、京都のバンドだった。 冬の貴船の風景が本当に素敵で。 撮影に使われている旅館がヒロイン役の役者さんの実家と知ってビックリした。

          貴船行きてぇっ「リバー、流れないでよ」20240205

          “90年代オカルト”がいる森「“それ”がいる森」20240204

          「それ」の正体、というかデザインがすごい。 90年台の映画かと思った。 つまり「学校の怪談」のような子ども向け映画なのか。ほのぼの子どもたちのジュブナイルを楽しめばいいのか。 と思いきやバンバン人が死ぬ。 子どもも死ぬ。ゴア描写もある。 相葉雅紀頼りの低予算ホラー映画なのか。 と思いきや松本穂香、小日向文世らちゃんと邦画らしい面々が出てくる。 相葉雅紀の妻役が江口のりこという配役も妙に邦画っぽい。 なんなんだ。 テイストが全く掴めない。 ラスト、あれだけの惨劇があった後

          “90年代オカルト”がいる森「“それ”がいる森」20240204

          セックスどころではないがセックスだ「X」20240204

          若者のセックスはエロいが老人のセックスは怖い、という残酷さを突きつけてくる映画。 全くもって笑えない、人生が時限爆弾である恐怖を考えさせられてしまう。 こじらせずに生きることは難しい。

          セックスどころではないがセックスだ「X」20240204

          日々の風景「ケイコ 目を澄ませて」20240202

          16ミリフィルムのルックてかっこいいな。 岸井ゆきのの無の表情と、笑ったら笑ったで心から笑ってる感じがいいな。 荒川区の風景てこんな感じなんだ。 やっぱ三浦友和はありがたみがあるな。 弟と弟の彼女と踊るシーン良かったな。 あ、このやたら雰囲気ある弟役の人、浅野忠信とCHARAの息子さんなんだ。 て感じでいい映画だった。

          日々の風景「ケイコ 目を澄ませて」20240202

          超豪華○○映画「ゴールデンカムイ」20240127

          劇場版「ゴールデンカムイ」の超豪華予告編て感じの映画だった。 アニメ版熊CGの件があったので気合の入った熊CGには感動。 しかしCGに予算を使いすぎた結果、杉本の軍帽はフェルト生地になったのだろうか。 そしてハイローの久保監督なので、北海道の地図や囚人達のカットが出る度「まさか、立木文彦っ」と思った。 馬で走りながらの戦闘シーンとか、今まで見たことのないアクションシーンを毎回見せてくれるのは本当に贅沢なことだと思う。

          超豪華○○映画「ゴールデンカムイ」20240127

          そうそう、これこれ感「ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り」20240105

          正月だからなんかめでたい映画が見たいな、と思って視聴。 最初、凄い予算で作られた勇者ヨシヒコみたいな映画かと思った。 が、しかし違った。 この会話のふざけ具合は、TRPGをプレイしてる時の、プレイヤー同士の会話のあの感じだ。 そう考えるとめちゃくちゃTRPGの映画化としてしっかりしている。 翌日、この映画を見ていた時間のことを思い出したら、なんかとてもいい気分だったので、やっぱいい映画なんだと思った。

          そうそう、これこれ感「ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り」20240105

          出来すぎていて…「⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎」20231230

          時は2023年12月30日。 飲み会後、終電を逃した我々は無事に朝を迎える為、新宿バルト9へ向かったのだった。 そんな訳で見ましたゲゲゲの謎。 以前から話題は耳にしており、自分自身もゲゲ郎のキャラデザ、そして声が関俊彦だと知った時点で「この作品は〝勝つ〟」と思っていました。 実際見たら、 水木しげる感 横溝正史感 バディ物感 伝奇物的エログロバイオレンス感 未来への良心的なメッセージ感 など もうなんかちゃんとし過ぎていて「水木しげる漫画の畜生感が抜けてるだろ!」という

          出来すぎていて…「⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎」20231230

          愛しきと切なさと男らしさと「バービー」20231209

          メッセージ性が強い映画なんだけどそれ以上に「クレヨンしんちゃん」みたいで良かったです。 ライアンゴズリングのケンが完ぺきです。 この映画を見て「男はすぐ解説したがるって話が身に沁みましたよー。男こそ見た方がいい映画ですね」とか言うこともやっぱり「男性」って感じなのか?って思って、それをここに書くこともやっぱり「男性」って感じなのか?と疑心暗男性になりました。

          愛しきと切なさと男らしさと「バービー」20231209

          男たちのイニシエーションゴジラ「ゴジラ-1.0」20231106

          あの山崎監督のゴジラ。 と思ったけど実際自分は山崎監督作品を見たことない。 初の山崎監督作品でした。 とにかくゴジラの出来がいい。 とてつもない迫力。 咆哮の圧。 熱戦放射のギミック。 破壊描写。 伊福部マーチのタイミング。 最高のゴジラを見させていただきました。 一方、人間パート。 完ぺきに漂白された戦後。 シンジくんみたいな神木隆之介。 日曜劇場みたいな芝居。 佐々木蔵之介のいくらなんでも面白すぎるだろ感。 ゴジラ討伐は「バトルシップ」ばりの熱い展開の連続で本来大好

          男たちのイニシエーションゴジラ「ゴジラ-1.0」20231106

          そうはならんやろ「タッカーとデイル」20231018

          「あのこは貴族」を見た後、何かのバランスをとりたくなって視聴。 「そうはならんやろ😄」という気持ちで見ていたがラストは「そうはならんやろ😠」と思った。 人の死で笑いをとる系の映画は倫理観チェッカーが働いてしまってあんまり楽しめないのだけど「トロピックサンダー」と「デッドプール」のXフォースだけは爆笑してしまったのは何故だろうか。

          そうはならんやろ「タッカーとデイル」20231018

          それでも愛しい東京「あのこは貴族」20231018

          良いとは聞いていたけど本当にとても良かった。 東京で暮らしていると感じる「階層」がわかりやすく描かれている。 関西弁男がいる居酒屋のシーンでは「俺はここだ」と心がシュンとした。 いささか「そうじゃない人たち」の描写が悪意を感じるほどバッサリしている気がしたが、そこも含めて共感してしまったのはある。 「こういう生き方いいじゃん」という穏やかなメッセージの奥にある「調子乗んなよ」という作り手の熱い気持ちを感じた。 この映画を見て良かったな、と思うのは門脇麦と水原希子を大好

          それでも愛しい東京「あのこは貴族」20231018