魚屋さんに入っていて、ずっと気になっていたモウカサメを食べてみることに。

合わせたお酒は、今、二兎で飛び跳ねている愛知の蔵　丸石醸造の三河武士　純米大吟醸　大地の風　無濾過生原酒。2月に酒友さんたちと行った蔵開きで手に入れたお酒です。

このお酒、愛知県産米の大地の風という低農薬で、給食などに使われるお米で低価格なので、純米大吟醸でも2000円しませんでした。
　
とろっとしたフルーティーな甘味の膨らみにビターなコク、心地よい生酒ならではのフレッシュな酸味のバランスがとても良いお酒。
豊かなお酒ですが、嫌味がなくスッキリした印象もあります。

お料理とのバランスですが、今回はお酒がお料理を引き立てるというより、お料理がお酒の個性を引き出すイメージ。

モウカサメやタコとしめじのソテイ等とも相性が良かったのですが、際立ったのはオリーブの新漬け。お酒が持っている華やかさが広がる感じ。
更にそこにトマトが加わると甘みが炸裂します。
花があり、呑んでいて楽しいお酒でした。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(2017年4月5日）