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瑞冠 夏のしぼりたて

北海道から帰ってきた翌々日、大分県由布市にあるクックヒルファームのチーズを頂戴しました。
ここのチーズの特徴は優しい味わい。
熟成に土壌菌を使ったり、出来る限り自然の状態を保ちつつ作っているのがよく分かる、乳の素材を活かしたチーズっていったところでしょうか?

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ってことで、白鴻と夏野菜で使った野菜を使いまわし、チーズになんとなく合いそうなイメージのお料理と広島のお酒、瑞冠 夏のしぼりたてを頂くことに。
この瑞冠は、しっかりした甘さと酸味のフレッシュな果実味が広がった後、優しい苦味と辛味です~と切れていくタイプのお酒。
おたるワインにどこか似てる感じかな。
なので、この日のお料理とは相性が良かったのかも。


ゴーヤにかけたチーズはクックヒルファームのではなく、冬に旅先で買ってきたテット ド モアンヌという、フリル状に削って食べるチーズの残りなのですが、お酒の甘さが活きる組み合わせ。
食べるときにモッツアレラチーズを巻き込んだトマトとズッキーニのペペロンチーノ や蛸とエリンギのアヒージョとも良い感じでした。
面白かったのが、クックヒルファームのクリームチーズと山椒の実の佃煮の組み合わせ。
上にも書きましたが、クリームチーズの優しい味わいは、カッテージチーズに近い印象。
そこに少しピリッと来る山椒の実が、チーズが持っているコクやまろやかさのアクセントになったり、瑞冠との橋渡しをしている印象。
以前なら、この料理はワインに合わせていただろうし、ワインもいただくので、無理に日本酒じゃなくてもいいじゃないと思うところもあるんですが、
チーズが和の素材(薬味など)と相性が良いことも多いので、そうなってくると、やっぱり日本酒に手が伸びる。
だから、我が家のワインが減らなくなったのかなぁ?
(2016年7月16日)

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