待ちに待ったリサイタル！

私のお気に入り若手ピアニスト、ジョージ・ハリオノ（22才イギリス）。
先月YAMAHAホールのリサイタルに行ってきました。（今頃の報告…）
彼はYoutubeやInstagramにリハーサルの様子や演奏動画をアップしているので観てる方も多いと思います。
超絶技巧はもちろんですが、早い曲でも丁寧で響き渡る音色がとても好きです。なにより演奏を楽しんでいる様子を観るとワクワクしてきますよね。

YAMAHAホールのリサイタルは11/11(土)でした。一緒に行く友人がまさかのぎっくり腰で一人での鑑賞となりましたが、とても素敵なリサイタルでした。
SNSで見ていた曲も弾いてくれて、見応え・聴き応え満載。拍手が鳴りやまず、アンコールは6曲！私はR.シューマン＝F.リスト／献呈が良かったです。どれも素敵で好きな曲でしたが、きっとこの曲が今の私の心境にマッチしたのだと思います。年齢やその時の心情によって、感じ方が変わりますよね。それがクラシック曲の良い所でもありますよね。

↓↓YAMAHAのインタビュー記事です。ぜひ読んで見てくださいね！

https://jp.yamaha.com/sp/myujin/72347.html

◆曲目：
・ベートーヴェン／ピアノ・ソナタ 第18番 Op.31-3、
・チャイコフスキー／18の小品より 第5番 瞑想曲 Op.72-5
・リスト／超絶技巧練習曲集より 第11番 夕べの調べ
・リスト／ハンガリー狂詩曲 第6番 変ニ長調
・シューベルト／さすらい人幻想曲 Op.15，D 760、
・アルカディエフ／フレイム・ソナタ（※日本初演）
・ストラヴィンスキー／ペトルーシュカからの3楽章

◆アンコール
・A.ピアソラ／リベルタンゴ
・坂本龍一／メリー・クリスマス・ミスター・ローレンス
・V.ホロヴィッツ／ピアノのためのカルメン変奏曲
・R.シューマン＝F.リスト／献呈
・久石 譲／Summer
・H.マンシーニ／ムーン・リバー

Youtubeで初めて知る

最初に彼の演奏を観たのは、彼の子どもの頃のストリートピアノ動画。Youtubeのオススメに流れてきました。「なんだ、この子は！」と。そこから彼の様々な演奏動画をひたすら観続けました。私、凝り性なので一度ハマると沼になるのです。。
リハーサル風景も魅力的です。本番では見れない表情やオーケストラの方々との雰囲気も伝わってくる。コロナ禍の中、オーケストラ演奏家たちと立ち位置を工夫しながら共演した動画も観ました。そんな姿勢も応援したくなります。
ぜひ多くの方に観てもらいたいです。↓こちらは子どもの頃のストリートピアノですが、ほかにも超絶技巧な演奏動画が沢山あげてくれてます。ぜひ！

彼が弾くポンセ「Intermezzo」がたまらない

超絶技巧が目立ちますが、ゆったりした演奏も素敵です。メキシコ作曲家マヌエル・ポンセ「Intermezzo」が情感たっぷりでたまらないです。
この曲は人によって解釈が様々で、雰囲気が全く変わります。私は彼の弾く「Interrmezzo」が大好きです。情感たっぷり、若いのにすばらしいです。

私はサロン発表会でこの曲を弾くために、何度も何度もこの動画を見てました。でもこんな風には弾けないです。連続した音がうるさくなってしまうんです。でもいつかまた、この動画で勉強しながらチャレンジしたいと思います！

↓↓ぜひぜひご覧くださいませ

最後に：今回は、若手ピアニスト ジョージ・ハリオノについてご紹介しました。ピアノは子供の頃に習っていて復活組です。
最近はクラシックラテンが好きで、ポンセやイグナシオ・セルバンテスの簡単な曲を弾いたりしています。スペイン語圏のクラシカルな雰囲気に惹かれます。エレガントでどことなくメランコリックな曲が多いですよね。この辺りはまた後日、お伝えできればと思います！