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LEGOアドベントカレンダー 4日目 2021.12.04

こんばんは。
マダム・シュークリームです。

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今年初めてクリスマスに向けて準備したアドベントカレンダー、4日目の子どもの様子について書いていきたいと思います。
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フランス・パリ郊外、土曜日の今日のお天気は雨風、ときどき晴れ間が見えます。ということで、ステイホームな1日のつもりでゆっくりと過ごしています。
昨日体調があまり優れなかった子ども。本日は元気そうに過ごしております。一瞬ガストロ(胃腸炎)の可能性を疑いましたが、今の調子ですと、あの腹痛の訴えは"冷え"などによるものだったのかなと思っています。
クラスでおやすみしている子(理由は分かりません)がちらほらいるようなので、体調管理には気をつけていきたいです。

さて、12月4日、朝。

休みの日にもかかわらず早起きでした。苦笑
朝食をとり、洗面などをしたあとすぐに、レゴを取り出し、本日の"4"の扉を早速開けていました。

「やったー!!!」

という声が聞こえたので、お目当てのレゴが出たのかなと見てみると、

おそらく違うような気がする……

その事実をどう伝えようかとリアクションに困ったのは数秒間。がっかりさせるかもしれないけれど言ってみました。

「この作り方の説明の絵は…○○の作りたい形?
ちょっと違う気がするんだけど…私の勘違いかもしれないから、一度作ってみてー」

子どもはパーツを取り出し、組み立て始めました。本日のものは少し難しかった様子です。

土台の部分から作り始めて、途中からパーツが足りなくなりました。
ぱっと見は、絵の見本のように作れていたので、

"パーツが足りない?"

もしくは

"袋を開ける時にどこかに飛ばした?"

のかと思ったのですが、よーーーく見てみると、パーツをはめている場所がズレていて、そこに足りないパーツを自分ではめて補っていたのです。
だから、さいごにパーツが足りないという状態になったのか———。(レゴさん、疑ってすみません…)

なるほど。
普段はレゴクラシックで遊んでいるので、足りなければ自由に足せばいいのです。
ですが、今あるアドベントカレンダーは毎日1つ何かが出来上がるので、出てきたパーツで組み立てていきます。絵の見本を見ながら。
間違えれば、当然、どこかで辻褄が合わなくなってきます。

幼稚園児、なかなか面白いことをしてくれますね。大人だとそういうことはなかなか起こらないと思うのですが、今日の子どもの間違いに気づいた時に何だか"懐かしい感覚"を覚えました。

その時は、その懐かしい感覚が何なのか分からなかったのですが、今、この記事を書いていてようやく分かりました。

数学です。

私は数学の教科が好きでした。
もう今は日常生活では使うことがないし、大半は忘れてしまいましたが……

なぜ数学が好きだったかと言うと、ある問題に対して公式などを使って証明し終わった時の感覚が好きだったからです。(これ、分かってくださる方いますか?笑)

"できた"時は嬉しいですが、どこかで計算や公式を間違えているとどんどん合わなくなってくる、そしてその間違いがどこで起こったのかを探さなければ証明はできない。大きな間違いであればすぐに気づくことができるかもしれませんが、小さければ小さい程気付きにくい……

そういうことを学生時代にやっていたなぁ…

と思い出したのです。(懐かしい…)

子どもには、
「あ、ここだー。ここがズレていて、このパーツをはめちゃってたから足りなかったんだね。」
と言って、一緒に直しました。

その後も間違いながらも、子ども自身で作っていました。完成後は、1時間近くこれまで作ったレゴで遊んでいました。最近はそれぞれに名前をつけたり、ストーリーを作ったりして遊んでいます。その様子を眺めながら、私は大好きなコーヒーを飲んで過ごしました。

〜 つづく 〜

最後までお読みいただき、
ありがとうございました😊
À la prochaine !

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