見出し画像

コロナ休校ウィーク日記_05

新型コロナウイルスの影響で休校&在宅勤務になってから丸1ヶ月が経過。運動不足、曜日感覚の欠如が如実に現れてきた。

3月30日、月曜日。
起き抜けに志村けんさんの訃報を聞いてショックを受ける。最新鋭の医療技術を享受できる立場でもこうなってしまうとは。当たり前だけど、ウイルスは忖度も容赦もない。自分だけは大丈夫なんてことは決してないのだと突きつけられて、心が揺らぐ。

年度末の処理があってやむなく出社するも、気分がまったく乗らず、やることが終わったら早々に帰宅。2月まで着々と積み重ねてきた数字も、3月のコロナの一撃で吹っ飛んでしまい、なんだか締まりのない年度末。そういえば、来期も同じ部署でと内示もあった。さて、来期っていつから本格的にスタートできるんだろうね。

土日は休みになった息子の塾も、平日は自粛要請が出ていないからか、今日から再開になった。コロナの危険は一切変わらないどころか日増しに酷くなっているのに、自粛要請が出ない以上は塾も決行するのだろう。また、もやもやした気持ちのまま行かせる毎日が続きそう。
政府からは「4月1日に緊急事態宣言が出ることはない」というコントのような宣言が出て、思わず失笑してしまった。本当にのんびりしているね。


3月31日、火曜日。
余っていた有給を取り、家でダラダラ過ごそうと思ったけれど、息子が朝から真面目に塾の動画解説を聞いて勉強しているので、ダラダラできない雰囲気。昼寝とかできない。

仕方がないので、休みになった春期講習の教材をコピーしたり、息子が使うiPadのメンテナンスや役に立ちそうなアプリなどのインストールをちまちまと行う。こんなに時間があるのだから、受験勉強だけでなく、息抜きに息子の好きなこともやらせてあげたいと思いつつ、息子がボーッとしているとつい「意味のある時間」にしようとしてしまう自分がイヤ。


4月1日、水曜日。
入社式をオンライン中継で行うというので、自宅から視聴。もう来年からもこれで良いような気がする。先の予定が立てられなさすぎて、仕事の量も減ってきたので、息子の勉強を見るのにこれまでよりも時間を割けそう。

塾の春期講習も今日を入れてあと2日。息子が言うには、やっぱりリアルの授業の方が断然楽しいとのこと。もともと人とのコミュニケーション大好き、発言大好きなタイプなので、対面授業には向いているんだろう。というか、自学だとこういった息子の良いところがことごとく封印されてしまって、はたして学校再開後に元に戻るのかなぁと心配。


4月2日、木曜日。
あるあるすぎて自分でも笑うけど、伝票のハンコを押して回付するためだけに出社。会議もほぼリモートになっているし、たぶんこれで来月まで出社することはなさそう。(来月も伝票のために出社してたりするのかな…笑)

息子の春期講習は今日で終了。6回中、2回が休校になって、その分はテキスト代を除いて返金されるらしい。ただ、小学校からはまだ正式な連絡こなくてヤキモキ。このままでは月曜に入学式&始業式なんだけど、そんなわけないよね。本当にGW明けからになるなら早く連絡が欲しい。先の見通しどころか、直近の予定さえ立てられないのがストレス。


4月3日、金曜日。
午前中、まだ小学校からは今後の連絡がなく、もし本当に週明けに学校が再開されるなら、今日は「春休み最後の学童」になるからと、息子は学童へ行ってしまった。その間、わたしは自宅からZoomで打ち合わせや会議に参加するも、打ち合わせ相手はほとんど全員社内にいる状態。まだ世の中はこんなものなのかぁ…。

午後、国の発表に先行して、東京都が緊急事態宣言時の対応概要を公表。ようやく小学校からも、入学式・始業式は行うが、GW明けまでの休校は確定との連絡が入る。学童では引き続き子どもたちを預かってくれるらしく、働く親としては助かるけれど、スタッフの先生たちは通勤するわけで、彼らを感染のリスクにさらすのは忍びない。ただ、学童はこの期間の息子の精神安定剤でもあるので、どうするか本当に悩ましい。


4月4日、土曜日。4月5日、日曜日。
鬱々とした気分を払拭すべく、都内の近場のホテルにおこもりステイ。部屋の大きな窓から見える都内の眺望に目を休めながら、息子は春期講習のテキストを、夫とわたしは仕事を黙々とこなす週末になった。

日曜は復習テストの解き直し。ここのところ、テストの直しは夫が見てくれているので助かる。ずっと停滞していた理科が9割と復調したのは良かったが、今回は専門的な語彙が多かったからか、国語の論説文が難しかったと。まだまだ国語も安定とは言えないな。

わたしの方は、受験する可能性のある中学校のHPをザッと確認。入学式や新学期に向けて、この状況でどういった対応して、学校としてどういったメッセージを出しているのか(いないのか)をチェック。HPには掲載せず、在校生にはクローズドで連絡しているような学校もあって全部はわからないけど、こんなときは校長の考えがわかるようなコンテンツがオープンにされていると頼もしいなと感じた。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?