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09 て〜ら祭講演会 人前で話すということ

私の今年最大のチャレンジだったかもしれない、鹿嶋市の公民館のお祭り「て〜ら祭」での講演会を無事終了しました。

実は私は昔から、大勢の人の前で話すことになるだろう、という本人もよくわからない未来のビジョンだけは持っていて、講演してみませんか?というお話をいただいたときは、本当に来た!と心底驚きました。

ただお引き受けしてから、講演会は公的なお祭りのプログラムの中の1つ、というだけなので、講演会自体を依頼元が宣伝してくれる訳ではないことを理解。
やるからには自分で人を集めないと、講演会として成り立たないことに気がつく訳です。

それで、覚悟を決めて、とっても嫌だった顔写真を、私が通っている鹿嶋市の美容室「gnome」さんに撮影してもらい、自分でチラシを作りました。
神栖市の「cafe serendipity」さんに置いてもらったり、鹿嶋市のチェリオの1Fにある、自然食品を販売している「サカモト酒店」さんに貼ってもらったりしました。
gnomeさんとserendipityさんには、SNSで宣伝までしていただきました。本当にありがとうございました。

そのおかげで、満席ではありませんでしたが、ちょうど良いぐらいの席の埋まり具合。男性おひとりや、ご夫婦で聞いてくださった方も何組か。
さらには遠くから、わざわざ聞きに来てくださった方もいらっしゃったそうです。

かしま灘教室の生徒さん、madam laboの作家さんたちも来てくれて、あたたかい目で見守っていてくれました。

でも、はじめましての方のほうが多くて、嬉しく思いつつ緊張MAXの状態でスタート。

話す内容は色々考えて書いていたりしたのですが、そんなものは見る余裕もなく(汗)
始まる前に黒板に書いておいたキーワードを追って進めていきました。

講演会では、食養生の基本的なことと、
私がここに住んでいて、それを実践するためにどのようなことをしているか、
玄米2種類を炊いて小さなおにぎりを作り、試食してもらったり、
体質や食べ物の、陰陽説のことをお話ししました。

これでも私自身が少しずつアップデートしているので、
以前より新しい知識をお話しできたり、わかりやすいようにエピソードを織り交ぜてみました。

なぜこんな、慣れない講演会なんてことにチャレンジしたのかというと、
みんなで一緒に幸せに、この地で暮らそうよ!というのが私の願いだからなのです。

そして、これってすごいよねー!とか、これが楽しいんだよ!ということをお伝えしたいという気持ちで話せば、言葉は自然と口からあふれ出るものなんだなと。
途中から乗ってきて、話している自分も楽しくなってきたので、こうなるともう大丈夫(笑)ずっと話していられます。

結構難しい顔をして聞いている方は、きっと真剣に耳を傾けてくれているんだなとか。あ、これは伝わったな、とか。
意外と、お客さまの顔や表情も見る余裕まであったようです。

終わった後、たくさんの方が、楽しくて勉強になったとメッセージを送ってくださいました。
ずっと私に会ってみたかった、なんて言ってくれる方も。感激。

しかしいつもそうなのですが、たくさんの人の前で教室をした後や、こういった講演会後は、とてつもなく恥ずかしくなります…。
きっと私の中の越え切れていない壁なんでしょうね。

そして今日は朝からシャーマニズムの授業をオンラインで受けて、師匠からは
「その声、話しすぎて声が枯れたんじゃなくて、自分をよく見せようとして頑張りすぎて、背中がガチガチに固まってるから出ないんだよ!」
と指摘されて苦笑い。全部バレています。

もっと自然に、自分自身のままで、みなさんの前でお話しできるようになるのが私の課題のようです。

それでも、私も楽しく素晴らしい経験をさせていただきました。
三連休の忙しい中、わざわざ講演を聞きにきてくれたお客様、
当日サポートしてくれた、かしま灘楽習塾の事務局長様、
場を提供してくださった鹿嶋市中央公民館、て〜ら祭の方々、
行けないけど頑張って!とメッセージをくれたお客様もずいぶんたくさんいました。
そして朝の準備から本番、片付けまで手伝ってくれた我が娘よ!娘がいなかったら多分もっと大変だったなぁ。
みなさま、本当にありがとうございました。

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