マイナーだけど信じられる賞レース

漫才披露ズを見終え、新宿からそそくさと有楽町へ。私が真空ジェシカに骨抜きにされちょうど1年、マイナビラフターナイトの2020チャンピオン大会を観に行った。

この大会、よみうりホールのデカくてきれいな会場なのも良いし、我々お笑いオタクにマイナビ様が超豪華ノベルティを用意してくださる(この時は何もらったっけ、すぐ思い出せないけど何かもらったはず……2021大会はエコバッグだったらしい)。それでもって審査がガチなのも素晴らしい大会。

ああ!まだ悪いラジオを始める頃のオズワルドだ!懐かしさすらある……そうそう、この日は「登山の心得」をやったんだけど、伊藤さんが序盤で「おばあちゃん」と口を滑らせてしまったのだった。袖に下がるなり崩れ落ちた伊藤さん。そりゃそうだよな。

ファイヤーサンダーはトップバッターなのに静寂から入る「占い」。その分爆発力がすごかった記憶。吉住は「女審判」で、この後にTHE Wで優勝した。ネームバリューならテレビでも活躍するぼる塾がダントツ。でもそんな猛者たちを抑え、ミスをものともせずにオズワルドが優勝した。すごい。観衆のガチ度がうかがえる。マイナーだけど信じられる賞レース、それがラフターナイト。

真空ジェシカは前回チャンプとしてゲストで登場、マイナビ名物サムネ芸でラジオクラウドになっていた。着替え中、よみうりホールの袖でひたすらIN TERRA PAXを独唱する川北さん。あれはすごい空気だったな。空気階段は「新しいチャゲ」。思い返しても新鮮に悪さを感じられるネタ。でも大好き。

吉住はこの後THE W2020を獲り、空気階段はこの後キングオブコント2021を獲った。真空ジェシカにも冠をと思うけど、3年後説を考えると今年溜めて来年爆発するんだろうか。今年、オズワルド行く……?

いいんだ、面白い漫才をたくさん見せてくれたらいいんだ私は。

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