【本帰国】国内インターという選択
先日、本帰国を前にした
学校のママ達から、相談を受けたので、
その忘備録、アタマの整理に書き残します。
アジア各国を10数年にわたり、駐在しています。
現在も、アジア在住。
4カ国✖️4インター✖️子供2人(男女)➕海外大学進学の経験から、
親目線で、想うところをお伝えします。
また、Edu-more plusにて、
アンバサダーも、しております。
宜しかったら、読んでみてください💗
本帰国が決まると、
子供の学校選択が気になります。
気になるどころじゃないですね。
何年も前から、赴任当初から、悩み続ける方も少なくないかも知れません。
我が家も一度、本帰国しました。
インター生活が、4年を過ぎた頃、
娘がG10,息子がG4に進学する前の夏休みです。
その年のお正月空けから、日本の学校をリサーチし始めましたが、娘に関しては、遅生まれだった為、
日本だとまだ中3。インターだとG10という、
なんとも、badなタイミング。
しかも、本人、日本の学校に全く興味なく、
本帰国も青天の霹靂だった為、受験準備は皆無。
国内インター一択でした。
息子の方は、悩みました。
まだ、小4なら、日本の学校に行くのも、
ありかもしれない。
高校卒業まで先も長い。
国内インターの学費もなかなか高い😢
でも、この先、また海外に出るかもしれない。
アカデミックランゲージが、
英語→日本語→英語?→?と、いろいろ変わったら、常に言語バリアがあって、可哀想だし、自分に自信がない子になりそう。
姉と違う教育を受けたら、将来的に、姉と弟で、
住む世界が違ってしまう?
答えに、正解は、ありません。
家族ごとに、子どもごとに、違う選択になると思います。
我が家は、夫が決断しました。
学校を選ぶのは、フィロソフィーを選ぶことだから。少なくとも高校卒業までは、インターでいく!と。
その英断に、惚れ直したことは、ナイショ🤫💕
我が家の話は、ここまでにして、
本帰国の際に、帰国生受験だけでなく、
国内インターも、選択のひとつになることを、
メリット、デメリット含めてお話ししていきます。
本帰国の際に、
国内インターを選ぶメリット
◉今までと同じ教育が持続して受けられる。
→日本の学校生活に馴染めない。
→日本の学校の英語教師の理解不足によるイジメ?のような態度などのリスク回避
→積極性やプレゼン能力など、教育のプライオリティが変わらない
◉英語力up
→今まで、努力して身に付けた英語力をさらにupできる。
◉高校卒業まで、受験なし
→スポーツや音楽などに、しっかり身を入れることができる。
◉海外大学も国内大学も、進学可能
→活躍のフィールドは、世界に!
◉また、海外駐在に出ても、問題なし
→これは、大きなポイントですよね。
国内インターを選ぶデメリット
◉学費の高さ
→私立➕塾を考えると、同じくらいでしょうか?
まあ、安くはないですが、海外のインターと比べると安いです。
◉日本語力
→個人差ありますが。
大学の一般受験は、難しいかと。
◉編入の狭き門
→日本にあるインターは、日本人には、なかなか狭き門です。
◉義務教育を受けさせる義務の放棄
→世田谷区では、住民票を入れた際、
一筆書かされました。ちょっとドキドキしました。
◉国内大学への進学方法選択肢
→9月入学、AO入試などに、限られる
→専攻が限られる
ここまで読んで、
本帰国になったら、国内インターに、入れたい❣️と思われた方。
国内インター編入について、
その狭き門と対応策をお話ししていきます。
一般的なインターへの編入の仕方は、↑こちらをお読み下さい。
さて、国内インターへの編入にあたっては、
我々日本人は、外国人ではないので、インターにとって、最後のプライオリティーになります。
日本以外のパスポートをお持ちの方は、是非、そちらで出願されてください。
編入の狭き門をパスする為には、以下の要素が必要になります。
◉インターでなければ、いけない理由
◉学力/英語力
◉親の英語力(小学生)
◉インターでなければいけない理由
何故インターに?
何故、我が校に?
スクールツアーでも、面接でも、聞かれます。
特に、何故インターか、は重要なポイントです。
ハイスクールの場合、もう、日本の学校に入れないからというのは、大きな理由になります。
◉学力及び英語力
国内インターにG1/Y1/キンダーから通っている
日本人のお子様は、英語版お受験をかいくぐってきている精鋭です。
その英語力は、しっかり学年レベルです。
在籍しているインターの成績をしっかり整えておく必要があります。
また、多くの国内インターでは、編入試験があります。(English, Math、面接)
MAPテスト(学力検査)のようなものですので、事前にしっかり準備をすると良いかと思います。
◉親の英語力
日本のインターでは、アドミッションの方が日本人の場合も多くありますが、学校に関する全ては、英語で進んでいきます。
スクールツアーも、やり取りは全て英語です。
でも、日本語もお分かりになるはずですので、親子の日本語の会話も全て筒抜けです😅
お子様が小学生の場合、面接は、三者面談であることが多いです。
両親➕子ども➕先生
学校や他の保護者とのコミュニケーションに問題がないことを、しっかりアピールしましょう。
国内インターは、
外国語クラスに、日本語があり、
そのレベルも、学年相当の日本の教科書を使用していたり、帰国生には、魅力的だと思います。
是非、ひとつの選択肢として、考えてみてください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?