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日本酒は文化

飲み会の雰囲気は好きだが、お酒にはあまり興味がなかった。
そのためコロナ禍の影響により飲み会が無くなっても特段不自由を感じることなく暮らしていた。

だが、また漫画の影響でマイブームが来てしまったのである。


【簡単なストーリー紹介】
日本酒を愛する独身アラサー女性の主人公が、お酒と恋の醍醐味と苦さを味わう話。
気になる男性よりもお酒に目がいく主人公が好き。


漫画なのに日本酒の教科書か?というくらい解説ページが充実している。

🍶お酒の温度で味が違う
🍶日本酒の種類や温度で合うおつまみが違う
🍶日本酒を出汁や水で割ってもいい
🍶大吟醸と純米吟醸の違い

お酒を飲む人なら知っていて当たり前の知識かもしれないが、私には新鮮なことばかりだった。

何故なら、お酒は酔っ払って気分を上げるイメージしかなかったからだ。
料理を美味しくいただいたり、盃に月の光を映して月見酒をしたりとそんな発想は全くなかった。
日本酒は五感で味わう日本の総合文化なのでは?

飲み会が出来る目処は全く立たないため、私は人生初めて個人酒店に足を運んだわけである。


直感で店構えが素敵なお店にした。
年配のご夫婦が経営されているようで、素人の私にも優しく対応してくださった。
本当は小瓶から挑戦したかったのだが、お勧めされたお酒を購入する。
2000円もしないことに衝撃を受ける。意外と安い。


雪の茅舎(ゆきのぼうしゃ)純米吟醸 山廃生酒

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早速お家で飲むことにする。

まずは冷酒。香りがとってもフルーティ。後味もスッキリ。
一合にも満たない量で体がポカポカするのを感じた。
少ない量でこれだけ温まるなんて冬に最適だなぁ。このペースだと飲み切るまで一か月くらいかかりそうだ。

酔うと思考能力が衰えるため考えなくていいことをわざわざ考えることも、嫌なことも思い出さなくなる。
大人が飲むのはこのためなのかもしれない。
飲み会ではビールばかりだし気を張るので意外と酔わないのだが、家だと安心して飲める。すぐ酔う。
ただただ優しい時間。

飲酒量も少ないので翌朝もスッキリ残らない。
なんだこれ、最高か?

料理は苦手だけどお酒のおつまみのためなら少し試してみようかとも思う。
コロナ収束後の旅行の楽しみも増えた。
その前に地酒も試してみよう。
アルコール依存にならないように、ほどほどに楽しみたい。


こちらの漫画も美味しいご飯とお酒が出てきてお腹が空く。好き。





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