画2q像2

人生の夏休み 3

願いは願えば叶うけど、自分の思い通りにはいかないもの。

ホテルに到着して気がついた事。ホテルと言っても、コテージがいくつもあるタイプ。なので到着してロビーの建物にまず入って説明を聞くが。。。人が少ない。あれ?同じくらいの年齢の人達数人が、ロビーの建物前で遊んでいるだけ。ホテルを管理している上司?みたいな方に説明を聞き、後はホテルの門入り口のちょっと奥まった場所に寮があり、そこへは数人外で遊んでいた一人が案内してくれたので、えっ?お客様かと思えばすべてこのホテルで働く人。寮まで歩く途中「静かですけれど、お客様はいないのですか?」聞いたら「後二日くらいお客はゼロだよ」と鼻歌まじりの答えに絶句。確かに遊んでいた人達の姿格好がホテルで働く?というようなイメージがなく。。。かと言って仕事がないのを別にどうって思うわけでもなく、楽しんでいる感じだった。寮へ付くと、次は寮を管理?食事などを作ってくれる台湾人の方へと案内が変わり、寮の廊下を歩くのにスリッパが必要で、新しい物を私にくれた。悪いからお金を払うと言っても「いい。いい。」の言葉のみでとても親切な方だった。独特のイントネーションの日本語で洗濯置き場、干す場所、食事をする場所、部屋へと案内してくれた。部屋は、ワンルーム(ユニットバス、トイレ付き)ベッド付きの綺麗な部屋だったのでとりあえず一安心。明日仕事の説明を担当の方から聞くまで、自由時間となった。さてどうするか?夕方までもう少し時間があるので、ホテルのビーチまで歩いてみようと思って外に出た。南国だけに4月上旬でも初夏のような爽やかな感じで、ビーチまで行くのにコテージをいくつも超えてバナナの木を見たり、与那国馬が広い草原を走れるように柵がしてあり、広い敷地だけに寮から海まで15分くらいはかかったと思う。こんな所で馬が見れるのにも驚いたが、ビーチの美しさがまた素敵だった。そこで一人の女性と出会った。

                                つづく

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?