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映画評論独り言 ある閉ざされた雪の山荘で

 東野圭吾の小説を映画化したものですが、面白さが分散してしまった感じです。トリックをあらかじめ観客にも伝わらせる為に丁寧に時間を割いていますが、もう少し早く事件が起こらないと飽きてしまうかなと。また、ネタバレになりますが、本当の雪山ならば異常な状況下ということもあり、ある程度の矛盾にも目をつぶることが出来るのですが、殺されるところで大声を上げないシーンや、警察を呼ばないところで、死んでないなと大体分かってしまいます。ただ、その先、ポスターにも書かれている三重目のトリックを明かせたの⁉️と言われたらそこはさすがに無理だったのですが、感動やドキドキがあったかと言うと、そこまでは味わえなかったと言うところが本音。そしてチョクチョク出てくるあの上からの見取図は意味があったのでしょうか😆すいません、今気付きました。部屋ですね❗️
 悪いところばかり書きましたが、俳優陣は皆素晴らしい演技だったと思いまし、三重目のトリックは素晴らしかったと思います。評点 30

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