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その特技もっとアピールして!〜自分にとっての当たり前を褒められたら特技だと思う!〜

こんばんは。ミクロストリア ライターのMadokaです。
今日は晴れとまではいきませんが、雨が降っていないだけで
少し気持ちが晴れやかでした^^
みなさまどんな土曜日でしたでしょうか。

さて今日は田舎の暮らしをしていた時のことを書いてみようかと思います。

果てしなく数キロ先まで見える、見渡す限り田んぼの集落。
築70年近い平屋建ての義実家に3年間ほど同居していました。

昔の道具が多くて、歴史博物館のような家でした。
私は自分で言うのもアレですが、見た目が割と都会的なので(笑)
あの家に住んでいるというと驚かれたものです。


キテレツなの?!アイデア満載アイテムいっぱいの納屋(なや)

住居の敷地内には、納屋なやと呼ばれる農機具などをしまっておく大きな倉庫のような建物がありました。(農家ではないのですが、昔の家なのであったのかな?)

イメージはこんな↓

農家の納屋

くわやスコップといった農作業に使う道具の立てかけ収納から、
玉ねぎを干すための台、
雨の日に納屋の軒に洗濯物を干せるようにする物干しだったり、
なんかこう、暮らしに合わせた、痒い所に手が届く様々な設備
全部義父が手作りで、全てがシンデレラフィット

義父は元教員でしたので、大工経験もなければDIYすらしていなかったはずです。

しかも、材料は全部家にあるものを再利用して作っているところがすごい。
何一つ無駄にしない!

◉古い棚を解体した廃材で作った「オカモチ仕立て猫寝床」(言いづら)

行火(あんか)入れてくれてあったかいのよ


オカモチだから持ち運べるのよ


花入れても綺麗だね!って写真をくれました

っとまぁここまで見ると
誰でもこれくらいは作れるんじゃ・・・と思われるかもしれませんが
そうかもしれないけれど、義父にはこだわりがあって、

・幼い頃貧しい思いをしたこともあって、ずっとモノを大切に使う
・最後は必ず再利用してから納める(捨てる)
・自分で考えて作る

ものが溢れた今、これができている人はなかなかいないのでは?

「キテレツみたいですごいです!」と語彙力のない私は気の利いた褒め方ができなかったのですが、

義父にとっては70年間そうして当たり前にしてきたことなので
ひけらかしもしないし、これができるとアピールもしない。
本人にとってはそうであっても、こだわりや思い は魅力的な強みにもなる。

周りには公言していないけれど
こだわりを持って生きてきた人はたくさんいて
その力を求めている人は必ずいるはず。
私はミクロストリア ライターとして、インタビューをする中で
そんな人を発掘する役目も担いたいと思っているんです。

派手じゃなくていい
あなたのこだわりと思いを、まっすぐに聞き出していきたいと思っています!

今日はこんなところで・・・
ご覧いただきありがとうございました!

ミクロストリア ライターMadoka


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