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呼び覚ます何か

おととい、昨日と同じ言葉が頭に響いていました。(ちなみにその前は「ニライカナイ」と言っていた)
ウパニシャッド
何だっけな?と調べたら、サンスクリッド語で「奥義書」「秘教」を意味していて、個別のものではなく著作群を指すそうです。
私が興味深かったのは、ウパニシャッドの根幹をなす概念が、ブラフマンアートマンで、仙骨先生が口にしていたものです。

ブラフマン(梵):宇宙の最高原理
アートマン(我):個体の本質

私は先日Facebookで、「知ろうとしない愚かさも、知恵を求めて絶望する悲観主義も、結局大差はない。」と書いたのですが、ウパニシャッドの検索で出て来た記事に、

このアートマンを知ることで、バラモンは現世的な願望から離脱し、遊行者となる。したがってバラモンは何かを知りたがるべきではない。知りたがらないことも知りたがることも等しく煩わしいと感じるとき、かれは聖者となり、真のバラモン、つまり宇宙の最高原理であるブラフマンと合一した人となるのだ(梵我一如)。

とあって、何やらパンデミックの3年を経て辿り着いた私の心境は、しかるべき方向へと進んでいるのでした。

真の幸福は、「自分のアートマンを正しく認識し、それと宇宙の原理であるブラフマンを合一させる(梵我一如)ことで、業からの解脱に至る」と古代インド哲学に帰結するのですね。

私は大学受験のために勉強した科目が、政治経済・倫理でした。
一通り哲学について学習していますから、ウパニシャッドも記憶の彼方から戻って来たのでしょう。
最も当時は古代ギリシャやギリシャ神話が好きだったのですが。

今日は午後からスピリットダンスです。
楽しく踊ります。

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