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【メルボルンの奇跡?! 】まさかの 内覧1軒目で賃貸契約が成立!

信じられません、ビギナーズラック、ミラクル、サプライズなできごとが起こりました。まさか、まさか、まさかの家が見つかりました、しかも、1軒目に内覧をした家が、です。

なぜこんなにも驚いているかというと、ネット情報はもちろんのこと、メルボルンに滞在歴のある知人から100%の確率で、「メルボルンで家を探すのはかなり難しい」と忠告、いやいや警告されていたから。直近の話では、「日本人ではなく、ローカルの人でさえも賃貸物件を探すのは難しくて、2カ月ぐらいかかった」という話を聞いていたのです。

仮住まいとして暮らしているAirbnbは5月15日までとなっているため、この1カ月半の間に家を探さなければならないということで、移住した直後から物件探しをスタートしました。メルボルンで物件を探すには、不動産サイトが一般的で、住みたいエリア、部屋数、週あたりの家賃(オーストラリアは月ではなく週あたりの金額で換算されています)をソートすると、目ぼしい物件がヒットします。その中から気になる物件をピックアップして、「Inspection」(内覧希望)のリクエストをします。

到着5日後に初Inspection


いちばん最初にInspectionしたのは、4月8日の土曜日。移住後1週間だけ夫もいましたから、家族3人で物件を見ることができました。娘の学校もバスを利用すれば20分とかからず、ビーチも公園も近く、トラム、バスも通っているアクセスのいい場所。すでに10軒ほどInspectionの予約をしている中でいちばん気に入っている物件です。

Inspection当日からそわそわしていました。何しろ初めてですし、どういう風に話を運んでいいのかわからない。メルボルン滞在歴の知人からのアドバイスは、「自己アピールを忘れず、身元がしっかりしていることを伝えること。何よりも“私は毎月、きちんと家賃を払うことができます”ということを明確に伝えるように!」と念押しされていました。とは言え、私、英検2級の英語力ですから、自己アピールといってもかなり限界はあります。なので、とにかく笑顔は忘れないようにしようと自己暗示。

約束の時間よりだいぶ前に家の前に到着していると、不動産屋から電話がかかってきました。何度も言いますが、私の英語力は電話で気軽に会話できるほど上達しておりません……。必死に会話を聞き取り、すでに私たちは家の前にいて、あなたを待っているということを伝えました。

時間通りに担当の不動産屋がきて、さっそく部屋を内覧しました。この物件、アクセスがいいのもポイントのひとつですが、それ以上に素晴らしいのが万全なセキュリティ。まずカードキーでエントランスに入り、エレベーターもカードキーがないとボタンが押せません。そして、角部屋ということで住人もなかなか入らないという完璧すぎる仕組み。私と娘だけで住むわけですから、セキュリティは最優先条件になっています。部屋自体はコンパクトではありますが、そんなこと言っていられません。

Inspectionの時間は15分となっておりまして、部屋を見ながら私はまた必死で担当者に自己アピールをしました。学生ビザとガーディアンビザで滞在していること、現地で働くことはできないが日本で夫の収入があること、日本の銀行の残高証明書を持参していること、二人とも掃除が好きであること、たばこやお酒などを飲まないこと、ペットは飼わないこと、挙句の果てには日本での犯罪歴がないことまで話したぐらいです。

担当者の反応は悪くありませんでした。彼が「いつごろ引っ越したいのか?」と聞かれたので、「何ならすぐにでも引っ越すことができる」ぐらいのことを言っておきました。私はとにかく、早く家を決めたい。それに、この物件は私たち親子にとってベストな物件だと『直感』でわかりましたから。

直感を信じ、すぐに申し込む


仮住まいに戻り、さっそくネットで申し込みをしました。これもなかなか手間のかかる作業で、記入する項目や添付書類がたくさんありました。でも、ご安心ください、私は高校見学のアポ入れから始まり、高校入学の手続きから学生ビザ、ガーディアンビザの取得に至るまですべて自分で調べて勝ち取ってきましたから、移民局に提出する書類に比べればなんてことはありません。提出する項目の中で「About me」という自己紹介を3000文字ぐらいで書く項目があるのですが、かなりの猛アピールで書きました。ホント、文筆業をしていてよかったです。

申し込みをしてから数日経ち、朝のウォーキングをしていると担当者から電話がかかってきました。「Congratulations!」と言われた瞬間、思わずその場でジャンプしたのは言うまでもありません。

いちばん最初に見た物件で決まるというミラクル。
まさに、100%の確率で賃貸物件を見事獲得したというミラクル。


今でも信じられませんが、今日の午後、私は不動産屋に出向いて保証金を払いに行きます。
カギを受け取るのは4月16日(日曜日)。
まだまだ大冒険は続きます!

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