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「自由に書く」ためのヒント。

自由に書いていいんだよって言われるけど、
『自由に』っていうのが、また難しいんです。

以前、こんなコメントをいただきました。

なるほど。
そうなんですね。

「自由に書く」ことが難しいと感じるのは、
学校で「正しい」文章の書き方を教わり、
常に「正しさ」を求められてきたからかもしれません。

作文や読書感想文を、
先生が赤ペンでいっぱい直してくれましたもんね。笑

私の息子も言ってました。

「思ったことを書いて」って言うから、
思ったことを素直に書いたのに、
「そうじゃない」と赤ペンで直される、って。
自分が思った内容と違う内容に直される、って。

もちろん、
すべての先生がそうだとは言いませんが、
同じような思いをしたことがある人は多そうですね。

そんな経験を積んでしまったら、
書くことなんて楽しくなっちゃいます。

本来、
学校で求められる「正しさ」って、
文章の構成であったり、
日本語としての表現であったり、
文法であったり。

そういった所だと思います。

社会に出てからも、
内容の正確性を求められる文章があることも間違いありません。

でも、結局は、
こう書いた方が、
あなたの想いがより伝わるよ

っていう部分ではないでしょうか。

書いた人の「想い」には、
「正しさ」ってない
と思います。

その「想い」の部分を、
「こういう内容を書くべき」って直しちゃうから、
みんな「自由に」書けなくなる。

そんな風に思います。

思想とか、信条とか、
そういう問題はいったん横においてくださいね。

私は、
自分の許容範囲を超える修正については、
「何で私の文章、勝手に直してくれちゃってるの?
ぐらいに思ってました。笑

先生にも、
その趣旨のことは言ってたと思います。
生意気な子どもです。はい。

それくらい
書く内容に「思い入れ」はあったし、
そうやって「自由に書く」を貫いてきました。

文章にも、
色んなフレームワーク(型)がありますが、
そんなものは勉強したこともなかったです。

ブログや、Facebookの日記を
毎日書き続ける中で、
どれだけ自分の伝えたいことを書いて、
どうすればみんなに読んでもらえて、
少しでも反応がもらえるか

それだけを考えて、
毎日ゲームのように楽しみながら、
必死になって書いていた時期があります。

そしたら、
「まどかさんの文章は、PREP法だね。」
とか言われるようになりました。

最初は、
「あ。そうなんだ。なんだそれ?
って感じでした。笑

相手に必死に伝えようと思ったら、
自然とそこにたどり着くってことです。

かなり話がそれた気もしますが、
私はそんな風に、
自由に書くことを楽しんで来た人です。

そんな私から、
「自由に書く」ためのヒントです。

「自由に文書が書けるようになる」ことの目的は、
今までの「書くこと」に対する心理的な束縛から自分を解放して、
「書くこと」を楽しめるようにすることです。

「自由に書く」の「自由」には、
次の3つの側面があると考えます。

1.書く内容を選択する自由

特定のルールやテーマに縛られず、
書く内容を選択する自由です。

いきなり「自由に」と言われても戸惑うでしょうから、
今日の天気とか、
最近読んだ本の感想とか、
最近観た映画の感想とか、
自分の書きやすいテーマを選んで書き始めてみるといいと思います。

最初は5分だけとか、
1ページだけとか、
少しずつ時間や量を増やして、
自分の頭の中にある思考や感情をアウトプットしてみてください。

「ライティングは、
ビジネスに必須のスキルだから勉強したいと思ってる。」

そう相談されることもありますが、
そうした自分に対する何気ないプレッシャーも、
自由に書けなくしている原因かもしれません。

まずは、
自分が興味のあること好きなことについて書いて、
頭から言葉があふれてくる快感を味わってみて下さい。
きっと、「書くこと」が楽しくなります。

2.自分を表現する自由

言葉の選び方、
文章の構造(フレームワーク、型)、
語調。

自分の気持ちを表現するのに、
最適な言葉を選ぶ楽しさってありますね。

また、ライティングを学ぶと、
色々な型やルールがあると思います。

それらを知っていることは大事だと思うけど、
自分の想いをどのように表現するかは自分次第
私は自分の文章のリズムを一番大事にしています。

書いていて心地よいリズム。
言葉が次から次へと溢れ出てくるリズム。
途中で語調も変わるし、
現在形や過去形を混ぜることで生まれる緩急。

ライティングのルール的にはNGもあるかもしれませんが、
そのリズムに乗って書いている時が、最高に楽しいです。

クライアントワークでは、なかなかそうは行きませんけどね。笑

3.理想的な文章に仕上げる自由

文章を「完璧」に書かなきゃいけないと思っていませんか?
あらゆることに完璧がないように、
文章にも完璧はありません。

何度も言うように、
文章のモデルや、フレームワークはあります。

でも、正解もありません。

自分の文章であれば、
自分の好きなように加筆・修正を繰り返して、
自分の思い描く理想的な文章に仕上げることができます。

私のこのnoteは、まさにそんな感じです。

構成はあまり深く考えていません。
テーマを決めて、
ポイントとなる内容をいくつか考えたら、
後はあふれて来た言葉を繋いで、文章にします。
最終的に、
読んでいただける体裁に整えてお出ししている感じです。

「理想的か」と言うと、
このnoteに関してはスピードを優先しているので、
まだまだ改善の余地はあると思います。

私にとっても、
書きまくるトレーニングなので、ご容赦くださいませ。

もう、
あなたの文章を赤ペンで直す先生はいません。
文章は、自己表現の手段です。
文章で、自分自身を自由に表現していきましょう。


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