わたしがオンラインサロンを始めようと思ったワケ
こんにちは!株式会社まどんなクリエイト代表のかんちゃんです。
社長さんの「こまった」を「助かった」に変えるをコンセプトに、中小企業向けの経営・財務・IT支援や個人向けの起業・創業支援事業を運営しています。
今わたしは、ウルトラかんちゃんの人生戦略室というオンラインサロンを運営しています。
2023年12月現在、約10人の方がサロンに入ってくれています。
「オンラインサロンなのに10人?少なくない?」と思った方もいるかもしれません。
でもこの数字が、今のわたしにとっても、サロンメンバーさんにとっても心地よい数字なんです。
そんな一見特殊な?オンラインサロンを立ち上げた理由を今日はお話したいと思います。
はじめは教祖になりたかった!?
始まりは2022年5月。
当時のわたしは「教祖になりたい」という夢がありました。
教祖と聞くとインパクトが強いかもしれませんが、宗教団体を作りたかったわけでも、何か怪しい商品を売りたかったわけでもありません(笑)
早起きしなくても生きていけるよ
気持ちが乗らない飲み会は断っていいよ
あまり関わっていないLINEグループは非表示にしていいよ
LINE NEWSは見なくていいよ
どれもわたしが生きていくためのマインドなのですが、生きていくために無理しなくていいということを伝えたいと思っていました。
なぜそんな風に思うようになったのかというと、都会で鬱になり、愛媛に移住してきた方たちと触れたことがきっかけです。当時は、そんな方達が気軽に参加できる場所を作りたいと思っていました。
そしてわたしは、教祖になるための行動を起こし始めました。
教祖になるために始めたこと
まず、知人に教祖になりたいという相談をしていました。その人は「すぐに信者が増えると思うよ」と肯定してくれていました。
また、『完全教祖マニュアル』という本も読んでみました。(でも、はじめにまでしか読めず、どんな内容なのかはわかりません・・・)
次に考えたのは、「教えを書いた本があると教祖っぽい!」ということです。しかし、わたしはライティングが苦手なことに気が付きました。
でもわたしは、話すことが得意です。ライティングの代わりに、ラジオ配信で考えを残しておいて、いずれ書籍化すればいいのでは?という考えに辿り着きました。
そして始まったのがstandFMのウルトラかんちゃんラジオです。
初配信は2022年6月9日。教祖になりたいと公言してから1ヶ月後のことでした。
当時はリアルタイムでわたしがやっていることを主に配信していました。最初は、ハーブティーやさんを始めたいと思ってから初出店までのできごとなど。
日記のような内容だったり、わたしが疑問に感じた哲学のような内容も残していくようになりました。
そうして気づけば配信は70を超えて続けられており、わたしにはラジオ配信が合っていると思いはじめました。
noteに記事を残す
ラジオ配信のコンテンツからいくつかの内容をピックアップしてnoteに記事化もしました。
ラジオでお話した内容のうち、主に人生のお役立ち情報をnoteに残していっています。ワークライフバランスという言葉がありますが、わたしはオンとオフの切り替えがあまりありません。
切り替えがない人生はストレスじゃないの?という質問を受けることもありますが、「わたしはこうしているから苦じゃないよ!」という内容などを書いています。
取材してもらう
noteに記事を残していくのと並行して、せいかつクリエイトのオウンドメディアで取材をしてもらい、わたしの特集記事を書いてもらいました。
わたしがどんな風に生きてきて、何を選んできたのか、過去から現在に至るまでの話を記事にしてもらいました。
アドレスホッピング、コミュニティマネージャー、社長の話を聞くお仕事、お金の話など、わたしの人物像・経歴・キャリアを網羅した全4回の記事にしてもらっています。
ここまでがオンラインサロンを始めるまでのお話です。初めからオンラインサロンを作りたい!と思って始めたわけではありません。
ここまでの流れの中でも、いろいろな方から相談を受けるようになっていて、人生やお金について学ぶ場所を作りたいと思うようになっていました。
オンラインサロンという形が見えてきた
ここから、オンラインサロンに向けての形作りが始まります。
2023年4月頃、インフルエンサーの方が販売している「インフルエンサーになるための情報商材」を購入しました。
でも実は、そのコンテンツ内容は既に知っていたものばかり。現役インフルエンサーさんとの壁打ちの時間を活用して、みんなにどんな内容を見てもらうか、どうやって見てもらうかを壁打ちしてもらっていました。
コンテンツは何がいいかな?と考えたときに出てきたのは、起業や副業、旅、お金、留学など。
探り探りでコンテンツを考えていましたが、頭の中ではこれらの内容がよく質問されることだというのが見えてきていました。
その頃に秘書さんに送った内容がこちらです。
この時は、全10回や全6回の講座にしようと考えていました。
「まずは利益を得ることよりも人を集めてセミナーをしてみよう!そして、このセミナーで需要が安定したら講座化しよう!」と思い、社会人向けWebデザインスクールでクリエイター向けにお金のセミナーを始めることにしました。
このセミナーが人気で、毎回リアルタイムでも何十人という方が参加してくれています。(現在は、オンラインサロンでもアーカイブを共有して、サロンメンバーさんなら見られるようになっています。)
しかし、わたしは講座化するのではなく、自分がどうやってコンテンツを届けるのか、もう少しコンセプトを考える時間を取ることにしました。
コンセプトワークでやりたいことを案出し
ここでまた、せいかつクリエイトの編集者さんにお世話になります。
どんなコンセプトで届けたいのか、コンセプトワークを行いました。2時間みっちり、自分がやりたいことを言葉にしました。
そこで出てきたのは、「みんな惰性で続けているものはやめてもいいんだよ」という言葉だったり、わたしと関わることで、元々の人生より今の方がいい人生だなと感じてもらえることだという考えです。
わたしと話して、人生が好転する人が増えたらいいなという思いを言葉にしました。
わたしに相談してくれる人の相談内容は、起業の不安、家計の不安、将来の不安など、それぞれです。でも全てに共通して関係してくるのはお金の不安なんです。
わたしは自分のことをオープンに共有できる場所があったらいいなという思いが出てきました。
コンセプトワークの中で、ロールモデルとなる人も複数出しました。でも、その人たちを目指しつつ、その人たちとは違うようにしたいという気持ちもありました。
なぜなら、ロールモデルとなるインフルエンサーの人たちの収入源が、わたしが理想とする収入源や在り方と違っていたからです。わたしは本業という軸を大切にしたいと考えています。
さらに、インフルエンサーの人たちは「自分はこうやって成功したからこうしたらいい」というキラキラした自分になるためのノウハウを1対多で伝えるコンテンツだったり、多くのお金の相談場所は「こうすべき」という概念のもとに成り立っていたりします。
わたしは自分だったらどう伝えたいかを考えたときに、対話を大切にしたいと思いました。
対話をして、その人のやりたいことを応援したり、その人の適性に合わせてお仕事を発注したり、チャレンジする人を支えたい。
「〇〇すべき、こうした方がいい、これはやめた方がいい」という伝え方はしたくありません。それよりも「その道に進むとここに行き詰まるかもしれないから、ここに気をつけた方がいいかも」という伝え方で、押し付けないスタイルにしたいと思っています。
わたしと関わる場所を、優しい場所にしたいんです。
自分の強みをいかしてお金を稼いでみたいけど不安
お金で損はしたくないけど、どうしたらいいのかモヤモヤしている
こんなお悩みを抱えた人たちに対して、答えを教えるのではなく考え方を伝えたいと思っています。つまり、ここが教祖ポイントなんです。
わたしも銀行員からフリーランスへ転向しましたが、身近にフリーランスのロールモデルとなる人がいました。その人たちのライフスタイルを知って、自分もこうなりたいと思うようになっていました。
世の中にはWebデザイナーになる広告を見て、Webデザイナーになりたいと思う人もいます。でも、ロールモデルがいないと、踏み出すきっかけを探すのはなかなか難しいです。
わたしは身近にロールモデルがいたので踏み出せました。そんな風に、オンラインサロンは、ロールモデルを探すきっかけにもなったらいいなと思っています。
入会方法とサロンの裏側
入会方法は、オンラインサロンのホームページから申し込みをしていただくだけ。審査制ではありません。
実は最初は、審査制を考えていました。変な人がきたら嫌だなぁと思って(笑)でも実際は、全然変な人はいなくて、素敵な人たちばかりが集まってくれる場所になっています。
サロンの特典として、わたしと壁打ちタイムというのがあるのですが、この壁打ちタイムがあるからこそ、情報だけ奪って去っていくような人が入らないのかなと思っています。
そして、ウルトラかんちゃんラジオのサロンメンバーさん向け限定ラジオが好評です。日記や限定ラジオで、プライベートなことも包み隠さずお話しています。
サロンメンバーさんしか聴けないので、本質的すぎて反感を買ってしまいそうな内容や、元銀行員で保険なども販売していたからこそ知っていることなどもお話しています。
お金の知識ってこうすべき!という情報がよくありますが、そもそも人によって収入も家族構成も何もかもが違うので、こうすべき!とひとくくりで言うことはできません。
人によって対策は変わるからこそ、そこをあなたに合わせて戦略を考えられるのも、壁打ちがあるサロンの特徴です。
わたしはこの壁打ちという対話の時間を大切にしたいからこそ、今の人数がちょうどよくて、楽しく続けられています。
お金の不安に関しては、手先の知識やノウハウを伝えるよりも先に、「節約しなきゃ!」だったり「なんだかお金の不安がある」という状態からまず脱出してほしいと考えています。
お金と楽な関係性、愛を持った関係性を築いてもらうことが優先順位が高いと考えているので、最初から知識をお伝えする講座スタイルよりも、今のオンラインサロンのスタイルの方が必要なんじゃないかなと思っています。
その方が、わたしも等身大だし、みんなの満足度も高いし、長く続けられそうな気がしています。
だから、今のオンラインサロンの形もきっとサロンメンバーさんの需要や気持ちに合わせて変わっていくと思っています。
サロンの内容については、こちらの特集記事でまとめてもらっているので、よかったら読んでみてくださいね。
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この記事はitoto(いとと)が執筆しました!
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