窓太郎

クリエイティブプロデューサー、海岸線の美術館 館長。 窓太郎です。 今とは違う風景を見…

窓太郎

クリエイティブプロデューサー、海岸線の美術館 館長。 窓太郎です。 今とは違う風景を見るための窓=アイデアを考えて実践しています。 懸命にふざけながら生きています。

マガジン

  • ただデカい壁に絵を描きたいだけ

    クリエイティブプロデューサー/ 海岸線の美術館館長の髙橋窓太郎が実体験や色々な気づきを書き連ねる連載です。できる限り更新していきたいと思っています。

  • 海岸線の美術館 制作ノート

    • 5本

    宮城県石巻市雄勝町にある「海岸線の美術館」。 館長の髙橋窓太郎と制作アーティストの安井鷹之介による備忘録。

最近の記事

リアス式海岸失踪事件 ~漁師の胸に奇跡の生還~

プロジェクトをすると本当に色々なアクシデントに見舞われるのだが、 その第一位と言っても過言ではないのが、ドローンのアクシデント。 ドローンは手軽に、さも壮大かのようにプロジェクトを世に示すことができるので、僕らのようなプロジェクター(言い方多分違う)にはなくてはならない存在なわけで。 美術館は基本いつもカツカツなので、ドローンも自前。 なので、「絶対に壊したくない!!!!」という決意を元に、 毎回超絶安全運転を心掛けるも自分の運転技術が皆無なのか、 ドローン自身が望んでい

    • 海岸線の美術館という革命前夜

      どうも、海岸線の美術館館長の髙橋窓太郎です。 僕はいま海岸線の美術館という美術館を作っています。 大きな壁に壁画を描いて風景をつくっていくというめちゃくちゃシンプルなことをしています。文字通り、命と全財産と時間を燃やして、懸命に生きています。 今僕が生きている中で、 この「生きている」という感覚はすごく重要なもの。 昨年、8年間勤めていた電通を辞めました。 藝大という、自分がなぜ生きているのかという問いをし続ける特殊な環境から、なんの社会的な武装もせずただピュアな状態

      • どうやら長くて大きい境界線が好きらしい

        こんばんは、海岸線の美術館 館長の髙橋窓太郎です。 藝大の建築科に在籍していた当時、さまざまな設計課題が出された。 夢いっぱいだった自分は、到底実現できないだろう案を作っていたのだが、今はそれも実現できると思っている。少なくとも一部は。 学生の頃からのことを振り返ると、自分は特に地球に存在する長くて大きいものが好きで、そこに手を加えたくなる性質だった。 長くて、大きい。 こう書くとバカみたいで、 なぜそのスケール感に惹かれるのかは分からないが、 おそらく都市や土地を横

        • 防潮堤に出会って4年。

          どうも海岸線の美術館の館長、髙橋窓太郎です。 2019年7月3日に初めて雄勝を訪れ、当時建設中だった防潮堤の壁の前に立った瞬間電撃が走った。その日から今日でちょうど丸4年が経った。 昨年8年間働いた会社を辞めて、人生を通してこのプロジェクトを続けようとしている。まだ始まったばかり。続けようとしているだけで、続けられるかはこれから次第といったところではあるが、世界遺産になるまで続けたいというのが今の夢で、結構本気で考えている。 このプロジェクトを始めてから、たくさんの人に会

        リアス式海岸失踪事件 ~漁師の胸に奇跡の生還~

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          4本
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