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愚か30

 口を開く限りずっとコミュニケーションを間違え続けている 補語です
 私は慢性の鼻炎を患っており、おまけにちょうど周囲の雑音に溶け込むくらいに中途半端に声が高いため現実空間において圧倒的に無視されやすいです 昔は半分いじめられていたため悪意だと思っていましたが多分普通に聞き取りづらいだけです ちなみに現在は諸事情で声が枯れているため余計に聞き取りづらいかと思われます
 次に言語的な問題です 私は現在地と出身地がほぼ同じであり、海外留学の経験がある訳でもない、地方滞在の経験すらほぼないにも関わらず奇怪なイントネーションをしばしば指摘されます これはおそらく私が音声情報よりも文字情報から言語を知り、一部の言葉に関して正式なイントネーションを知らないままここまで来てしまったからでしょう その他に対しても、誤解を招きかねない同音異義語を会話上で使ってしまうなど、言語を音声ではなく言語で認知している事によるコミュニケーション上の弊害はあります
 そして、それらによる適応不全が原因であろう対人不安です 私は心理検査にすら本心を分析される事ができませんでした それは私が対人不安によって月並みな答えしか言う事ができなかったからであると推測します 当時の私のような子供に長年の集合知の結晶であろう心理検査を騙くらかせる訳もないだろうとは思いますが…とにかく私には根本的な人間への不信感があり(なんというか、昔から周囲とは使用している言語が違う感じがしています)、それによって対面で会う人間にはどこまでも猜疑を募らせていき、その結果挙動不審になる悪癖があります
 なので、肉体を介したコミュニケーションには著しい不安を感じます 電車に乗って通院することはできるので医者すらまともに取り合ってはくれませんが…
 
 しかし、職がない以上何かしらをして稼がないといけない SNSを通じ、絵などで仕事を得るには人脈、知名度向上、タレント売り…オロロロロロロロ(嘔吐)    対人不安持ちにはキツイ!作業キャス、スペース、実質不可能!作品を差し置いて「人徳」などという訳のわからないものさしで評価されるのも嫌すぎる!そういった売り方は何が売れているのか 作品なのか私自身なのか そもそも「作品を通じて私を知ってもらいたい」という動機で創作をしていないし、色々とか弱い身なので「私」を売るのには著しい不安がありますし、「人脈」という言葉も発するたびに周囲に「私はあなたと打算で付き合っています」というメッセージになっていないか不安になる単語で、口にするのはあまり好きではありません 他人が使っている分には全然気にならないのですけれど…
 人間力とやらに自信がないからここに来ているというのに、結局ものを言うのは人間力とやらなのか 普通に嫌すぎる まずは文字情報以外の情報を晒さずにやれる事を全てやり、それから考えていきたいところですが…
 結局、何をするにもあまり功を急がずにやれる事をやるしかないのですよね 自分の立場からできる限りの事をやっていきたいです…

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